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沖縄旅行2010.12 その4 糸数城跡

2010.12.11 糸数城跡
玉城城跡から2kmくらい離れたところにあり、南部では一番高台にある南部最大級のグスク。玉城城跡の西側を守る目的で14世紀中頃に建てられたと言われている。終戦後、玉城城跡の城壁が米兵などに持ち去られたのに対し、糸数は住民が守ったため現在の姿を残している。今帰仁などに引けを取らない立派な城壁が残っているが、残念ながら世界遺産からは漏れてしまっている。

糸数城跡

糸数城跡

入り口の石碑には以下のように刻まれている。

史跡 糸数城跡
昭和47年5月15日 国指定
この城跡は、現在の糸数村落南側の断崖上に築かれた古城で、築城年代は不明ですが、玉城按司が次男を大城按司に、三男を糸数按司に任したという伝説があり、おそらく「三山分立時代」の初期14世紀前年の築城であろうと思われます。
城壁は野面積みと切石積みと両方用いられ、切石積みの部分がもっとも高く約6メートルで、この上に立つと太平洋と東支那海が眼下に望めます。
構造的には比較的単純な城で、西側は断崖を利用し、東北東に城門をひらいています。城内の随所には遺物包含層がみられ、そこからは土器に混じって中国製品の陶磁器類が発見されます。また、「琉球国由来記」にも記載された[糸数城之殿」も城内の一角にあります。
沖縄県教育委員会
昭和53年3月31日

糸数城跡への道は解りにくく、看板に沿ってかなり細い道を上っていくと車を止める広いスペースに出る。行ったときは他に誰も訪れていなかった。
中央近くには正門が綺麗に整えられており、左右に長く城壁が続いている。

糸数城跡

糸数城跡 正門

糸数城跡

糸数城跡

糸数城跡

糸数城跡

奥の方には広いスペースがあり、中に入れないようにロープが張ってあった。

糸数城跡

内側から見た正門。

糸数城跡 正門

正門に向かって右側。こちらに進むと住居跡らしき遺跡も見える。

糸数城跡

糸数城跡

糸数城跡

糸数城跡

正門に向かって左側。物見っぽい感じに見える。

糸数城跡

城壁の手前右側に拝所がある。

糸数城跡

糸数城跡

さらに右側には住居跡らしき一体があるが、こちらも発掘途中のためかロープが張ってあった。

糸数城跡

糸数城跡

奥に入っていくと、糸数城跡の端、海がよく見える高台に出る。

糸数城跡

糸数城跡

近くにパラグライダーのスクールがあるらしく、木々の向こうに見え隠れしていた。

糸数城跡


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