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トルコ旅行記 2018 7日目 エフェソス遺跡とアルテミス神殿


2018.08.31

パムッカレからエフェソス遺跡へ移動。
途中でお昼。

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ここの石榴ジュースも美味。

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綺麗な体型とは言い難いおっさんが3人くらいはしゃいで泳いでいた。

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ブドウが美味しかった。

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おなじみ革製品の店へ立ち寄り。
驚いたのは(偽)ブランド品を堂々と売っていること。騙すつもりはなくちゃんと「これは偽物です」と説明しているところは良心的といえば良心的。
ここでも全く買うつもりはなく人を避けていたけど、話しかけてきた店員さんがとてもいい青年で、またもやずっと話をしていた。来年大学を卒業するそうで、卒業したら広島でマツダに入りたいとか。日本に20日間留学?していたときに、ラーメンのおいしさが忘れられず、他にも牛丼、豚肉、ビール、etc…、日本にはたまらなく美味しい物がたくさんあると感激していた。もちろん、「君はイスラムでしょ? 食べていいの?」とつっこんでおいた。
カーペット屋で同世代の男性、トルコ石屋で若い女性、ここで若い男性と、年代、性別の違うトルコの人の本音を聞くことが出来た。地方とイスタンブールの格差、今の政権への不信感、何処の国でも同じような状況みたいだ。


エフェソス(エフェス)遺跡に到着。

古代七不思議の一つアルテミス神殿を中心に発達した街。
紀元前11世紀頃にイオニア人が植民したのが町の始まりで、当時は港町だったが、海岸線が移動したため今は内陸に位置する。
紀元前6世紀、リュディア、ペルシャの属州を経て、紀元前3世紀、アレクサンダー大王の死後ペルガモン王国の支配に。そして紀元前2世紀、古代ローマの支配下となった。
紀元前1世紀には、アントニウスとクレオパトラが滞在し、アルテミス神殿に退避していたクレオパトラの妹アルシノエは、二人の策略で殺害されたといわれている。そのお墓が発見されたと世界ふしぎ発見で放映していたと思う。
聖パウロ、聖ヨハネがキリスト教伝来のために渡来し、キリスト教はここからヨーロッパに広がった。
8世紀、イスラムの侵入により、1300年間続いたエフェソスの繁栄は終了する。

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ヴァリウスの浴場。フリジダリウム(冷水浴室)、テピダリウム(ぬるま湯用)、カルダリウム(熱い湯)があった。入浴料はワイン1杯よりも安い。

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オデオン(音楽堂)。小規模な劇場に似ている為小劇場と呼ばれた。もともとは会議堂として建築されたもの。屋根に覆われていて1,400人収容できた。

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集会広場(アゴラ)。

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市庁舎プリタネイオン。ローマ時代以前のアルテミスの礼拝堂を修復し、市庁舎として利用。ここから発掘され2体のアルテミス像は、エフェソス博物館にある。

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メミウスの記念碑。

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ドミティアヌス神殿。

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ポリオの泉は修復中。貯水槽の中に造られた台座の上から発見された彫像群は、エフェソス博物館に展示されている。

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ドミティアヌス広場で発掘されたニケのレリーフ

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ヘルメスのレリーフ

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ヘラクレスの門

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クレテス通りはヘラクレスの門からセルシウス図書館まで。クレティアは神話では半神。エフェソスでは聖職者達を表わしている。

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トラヤヌスの泉。皇帝トラヤヌスに捧げる為に造られたもの。

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このあたりで中の国の人に声を掛けられ写真を頼まれる。あー撮れ、こー撮れ、次はこのポーズと遠慮を知らない。気がつくと他の皆さんの姿が見えなくなっていて焦る。声はレシーバーから聞こえているので近くにいるはずだと、遺跡の中に入っていくと見つけることが出来て一安心。

ハドリアヌス神殿。

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都市の女神ティケの胸像を施したアーチが美しい。

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こちらはメドゥーサ。

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大理石製の公衆トイレ。

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スコラスティカ浴場

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クレオパトラの妹アルシノエ4世の墓所。

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セルシウス(ケルスス)図書館。
ローマの執政官ティベリウス・ジュリアス・セルシウス・ポレマエアヌスの息子ティベリウス・ジュリアス・アクイラが、父の為に記念霊廟として図書館を建設(117年に完成)した。

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壁の内部に立つ彫像は発掘された年にウィーンに持ち出されたオリジナルの複製。これら4つの彫像は、セルシウスの知識(ソフィア)、学識(エビステイム)、聡明さ(エンノイア)、高潔さ(アレーテ)を象徴している。

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マーブル通りにある世界最古の広告は娼館。足形で方向、右下の四角形がお金、その上に女の人の顔。

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アゴラ。

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大劇場。観客席の直径は154m、24000人収容できた。

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まだ組み立てられていない遺跡が並んでいる。

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出口付近のお土産屋さんの横はネコ天国だった。

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近いけどバスに乗ってアルテミス神殿へ。
アルテミス神殿は世界七不思議の中の一つで、紀元前6世紀に着工、高さ19mもある大理石の円柱を127本使用した、115mx55mの巨大な神殿。
紀元4世紀にローマ帝国がキリスト教を国教としたことで、アルテミス信仰は完全に消滅し、神殿は解体され、大理石などの石材は再利用された。
現在、アルテミス神殿が建っていた場所には、石柱が1本だけ立っているが、1本残るのは不自然なので残った石材を積み上げたものだろう。
発掘されたアルテミスの像をみると、ギリシア神話のアルテミスは狩猟と純潔の女神であるが、ここでは豊穣の女神として祀られていたみたいだ。

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柱の後に見えるのは、東ローマ帝国時代の要塞と聖ヨハネ教会堂跡。

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