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エジプト旅行記 - 仕方噺 2日目その1

2008年11月6日 ギザの三大ピラミッド観光

6:00のモーニングコールがある前に、朝食へ行くことにした。6:45には荷物の回収があるため、スーツケースを廊下に出さなければならない。レストランも6:00オープン。食事に行く前にある程度荷物をまとめておく。
エジプトに来て初めての食事は、ツアーおきまりのビュッフェ形式。オープンと同時についたので、ほとんど人はいない。これと言ってエジプトらしい料理はほとんどなく、数種類のパンに、ハム、チーズ、ヨーグルト、卵料理、フルーツなど。シリアルの種類は多かった。そんなにゆっくり食べてはいられないので、30分くらいで引き上げることにする。
部屋に戻り、歯磨きセットを残しスーツケースを廊下に出す。集合時間は7:50なので、ちょっと時間がある。ホテルの庭は結構広く、散歩するにはちょうどいい。夕べの猫はどこかに行ってしまったようで、顔を見せない。もう一度会いたかったけど、ご飯をもらっているのだろうか。
7:50にホテルを出発し、8:00にはクフ王のピラミッドの前にいた。今日から現地日本語ガイドが付く。今回のツアーの売りの一つが「熟練した名ガイドがご案内」である。パンフレットに載っている写真を見て、出発前からこの人になるような気がしていた小牧さんが同行してくれることになった。
朝一番というのに、すでにかなりの台数のバスが駐車場に並んでいる。
念願のピラミッドは、想像以上に大きかった。これが何千年前に作られた物だとはとても思えない。朝が早いためか、カイロの空気が悪いのかかなり靄った感じで、メンカウラー王のピラミッドがかすんで見える。
これからクフ王のピラミッドに入るのだが、ピラミッド内でのガイドは禁止されているそうだ。内部には観光客だけが入ることが出来る。
一通りの説明を受けた後、写真も禁止されているのでカメラの回収がある。添乗員さんが預かってくれるのだが、小さい袋に全員のカメラとビデオを入れるので、当然、多少傷つくのは覚悟しなければならない。気になる人はケースに入れて預けることをおすすめする。
いよいよ内部に入る。通路は細く、入る人と出る人で混み合っている。かなり暗いところもあるので、このために持ってきた小型の懐中電灯が役に立った。朝が早いからかピラミッド内はさほど暑くはない。暑くないせいか、無臭に近い。
王の間に行く通路以外は封鎖されていて、残念ながら王妃の間には入ることができなかった。ザヒ博士が、王妃の間にある斜め上方に伸びている通気孔を小型ロボットで調査しているところをテレビで見たが、それが終わるまで入ることはできないのだろうか。
内部は…これがまた圧巻だった。全体の大きさに対して、通路や部屋の狭さ。この空間以外は石と砂が詰まっているとはとても思えない。吉村作治さんがテレビで言っていた、もう一つ逆側に同じものがあるというシンメトリー説もうなずける。それでもまだ足りないくらいだ。
ピラミッドの端の方に行くと人はあまりいなくなる。騎馬警官ならぬ騎駱駝警官が見回っている。この警官のおかげで、悪徳駱駝乗り商売の被害が少なくなったそうだ。
ただし、警官もなんだかんだでバクシーシをねだってくるそうなので、あまり団体から離れるのは良くないと聞いた。物売りは引っ切り無しに近寄ってくるので、無視しておけばいい。
クフ王のピラミッドを出ると、すぐに三大ピラミッドのビューポイントへ移動する。バスで5~6分ほど走っただろうか。お土産屋と駱駝乗りが待ち受ける一角に到着する。ここでもまとわりつく土産売りをかわしながら、ガイドさんに遅れないよう後ろに続く。
残念ながら、やはり靄がかかっていてピラミッドがかすんでいる。
駱駝に乗りたい人は、ここで指定の駱駝に適正金額で乗ることができる。
帰りに土産物屋を数軒覗いてみたが、まだ、適正金額がつかめないのと何を売っているか把握していないので、大勢いた韓国観光客の後ろから観察することにした。
つぎは太陽の船博物館とスフィンクスへ。
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