Travel Sketch
旅の記憶を写真でスケッチ
ロンドン旅行記 - 3日目 ストーンヘンジとバース終日観光 その2
2009.9.5 ストーンヘンジに到着 2時間ほどでストーンヘンジに到着。日曜日のせいか、駐車場はすでに混み合っていて、隣の牧場内の臨時駐車場?まで解放していた。 ちょっと待たされた後、入り口で日本語音声ガイドを受け取り、細い通路を通ってストーンヘンジへ向かう。通路の壁にも写真や絵が描いてあり、そこにも解説が書いてあるが、はやる気持ちでそこはパス。期待と裏腹、唐突にストーンヘンジが目の前に現れた。 サークルを造っている大きな石群はサーセン石といい30kmほど離れたマールボロ-・ダウンズというところから。また、ブルーストーンと呼ばれている小さい方の石は、385km離れた神話あるウェールズのプレセリ連山から運ばれてきているそうだ。 2008年7月の「世界・ふしぎ発見!」で最新学説を放送していた。ストーンヘンジは死の世界、ウッドヘンジは生の世界を表しているとか…。 番組みたいにすぐ近くに行けるわけではなく、随分と遠く柵の外からの見学となる。そのせいか、思ったより小さな印象だ。観光用の通路は、ぐるっとストーンヘンジを遠巻きに一周しているので、360度全ての方向からストーンヘンジを見ることが出来る。 ストーンヘンジは3つの時期に造られたそうで、5050年前(紀元前3050年)円形の溝と土塁(ヘンジ)が造られ、4500年前(紀元前2500年)中央に木造建造物が造られる。そして4500年~3500年前(紀元前2500年~1500年)石のモニュメントが造られ、約1000年の間に何度か並べ替えられたという。 4500年前というとエジプトでは古王国時代、クフ王がピラミッドを建設したといわれている時代。石の加工技術はかなり違っているが、これだけの巨石をかなりの距離移動できたという事実はどちらもすばらしい。 残念ながら修行が足りず、ストーンヘンジから特にパワーを得たという感じもなかった。 |
石の上がとんがって見えるのは鳥がとまっているため。 手前に見える小さな石は、ステーション・ストーンという石。測量用という説もあるが、本当のところはわからない。 この石はヒールストーン。夏至の時に、この方角から太陽が昇る。 後ろに見える道路からは、入場料を払わなくても金網越しにストーンヘンジを見ることが出来る。実際、この日も中の人数に負けないくらい、網の外に観光客が並んでいた。 |
パンフレットによると、今後10年の間に「ストーンヘンジ・プロジェクト」を完成させるとある。内容は、近くに通っている道路を埋設、トンネルにして周辺の草原化、自動車騒音問題を解消。3km離れたところに、最先端の技術を駆使して新ビジターセンターを造るというもの。 今のうちに行っておいた方がいいかもしれない。 |
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