Travel Sketch
旅の記憶を写真でスケッチ
トルコ旅行記 2018 4日目 ハットゥシャシュとヤズルカヤ
2018.08.28 8時発の予定を30分早めて7時30分にホテルを出発。 今回泊まったこのホテル「イチカレホテル(Hotel Ickale)」は、教えていただいた情報によると20数年前のトルコツアーでも同じホテルに泊まったそうだ。同じホテルをずっと日本の旅行社が使っているということは、アンカラにはあまりいいホテルが出来ていないという事…? アンカラから約200km、アナトリア高原の中央に位置するヒッタイトの遺跡「ハットゥシャシュ」「ヤズルカヤ」があるボアズカレへ向かう。 何故ハットゥシャシュに行きたかったのかというと、エジプトを訪れたときにカデシュの戦いの壁画を見て、最古の和平条約を結んだ相手、ヒッタイトの遺跡を見てみたくなった…という単純な理由。 途中、車窓から近代的な建物がいくつか建っていたが、どれも周りに何もないところに場違いな感じでぽつんと建っていた。近くで大規模な道路工事が行われていたので、開発する人たちのための宿泊施設だろうか? 道路脇にはお馴染みのスイカ屋さん。一緒に壺などの陶器も売っていた。 最初の休憩は豆屋さん。この辺の名産らしい。 ひまわり畑が続く。観賞用ではなく食用(種)。 ハットゥシャシュ遺跡で最初に訪れたのは大神殿。天候の神ハッティと太陽の女神アリンナに捧げられた。 入り口にはライオンのレリーフがある。 ライオンの水飲み場(貯水所) 周りでは発掘作業中。 倉庫の一角に鎮座する緑の石。これ見よがしに置いてあるので、本当に最初からここにあったかはちょっと眉唾…。 儀式に使われた貯水所 かつては木材で屋根がつくられていたと考えられているが、今は石の基礎部分だけが残る。 楽しそうな復旧作業。 入ったときはいなかったけど、帰るとき通ったら修復作業をしていた。ライオンのレリーフの修復は悩んでいる様子。 歩いて移動してくれれば楽しいのだが、遺跡に興味がある人だけのツアーではないので時間節約のためバスに乗って次の遺跡へ移動。 ライオンの門。6ヶ所ある門の中で、エジプトやメソポタミア方向となる南側に三つある重要な門の一つ。ライオンの目にはかつて石がはめ込まれていた。 ちょっと降りて観光してはまたバスで移動。 YERKAPI (イェルカプ) 人工尾根。城壁として作られたみたい。外側へ続くトンネルがある。 トンネル出口側 ガイドさんが「最古のピラミッドはトルコにある。それがこれだ!」と自慢していたけど、何のことはない、ただの城壁の端っこ。 スフィンクス門。さっきのトンネルの上にある。 ここにあるのはレプリカ。本物はイスタンブールとベルリンの博物館にある。 門の外の景色。 案内板には「THE UPPER CITY」とある。 町の跡が残っている。 王の門。彫られているのは、実は王ではなく戦士または神の姿と考えられている。神だとすれば聖域への入り口…という説がある。 「THE ROYAL CASTLE」 ヤズルカヤ(YAZILIKAYA)へ。 ヤズルカヤはハットゥシャシュの聖地であり、ヒッタイト最後の王が父を祀るために造った。小人の行進のような神々のレリーフが残っている。 今はバスを降りるとすぐにヤズルカヤへ続く道があるが、以前は反対側に駐車場があり、そこからかなり歩いたそうだ。観光地化されて便利になっている半面、昔ながらの聖地を見てみたかった。 回廊入口 大回廊。全体で63神の彫刻がある。 12守護神の行進 とんがり帽子 神々の行進。中央は天を支える二対の牛の神 中央に二人の女神、戦の女神ニナッタとクリッタ 二つの山の上に立つトゥトゥハリア四世 小回廊 12守護神の行進 シャルルマ神に抱かれたトゥトゥハリア四世 剣の神 まだまだ見たいところはいっぱいあるけど、これでハットゥシャシュとヤズルカヤの観光は終了。 にほんブログ村 |
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