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エジプト旅行記 - 仕方噺 8日目 イシス神殿 その2

2008年11月12日 イシス神殿 - クレオパトラゆかりの台座

こちらはGoogle Mapからお借りした空から見たフィエラ島の全景。
プトレマイオス12世が建てた第1ピュロンを抜けると列柱が美しい前庭がある。第2ピュロンを入ると神殿があり、レリーフで飾られた壁の奥、至聖所へとつながっている。
顔が削られてしまっているが、イシス神が赤ん坊のホルス神に母乳を与えているところが描かれている。イシス神の搾乳シーンは、この他の壁画にもある。
至聖所には、プトレマイオス3世と妻のベレニケが献上した台座がある。この台座のもと、シーザーの死を知ったクレオパトラが、三日三晩(と言っていたと思う…)泣き明かしたといわれている。
この日も、クレオパトラの為に誰かが捧げた一輪の花が置いてあった。瞑想中の女性がいたりもする。
イシス神殿に住み着いている猫。朝食で残ってしまったハムなどは、この子のために持ってこよう。
前庭の遺跡は本当に美しい。列柱の上部には、蓮やパピルスをイメージした上にハトホル神が飾られている。崩れている箇所も、移設前の状態そのままに復元している。
壁に切り取られた窓から見える景色は、日本で言うところの茶室から庭を眺める風情に通じるものがある…かも。
少し離れた水中から、数本の柱が立っているのが見える。これは、本当のフィエラ島があったところ。
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