エジプト旅行記 - 仕方噺 2日目その6

2008年11月6日　ダハシュールからエル・ミニヤへ ダハシュールからさらにナイルに沿って南下、今夜の宿のあるエル・ミニヤを目指す。途中、いくつか街を通った。 エジプトは車に交通ルールはあまりない…らしい。砂漠のまっすぐな道をひた走るのだが、まず速い。どんなオンボロでも、すごいスピードを出している。街から街までの距離があるので速く走らなければ、いつ着くかわからないからだろうか。 そして追い越す。対面で走っているところ、3台並んでいることが多々ある。どちらか車線の車両が追い越しているのである。その追い越しのタイミングが、日本の常識では考えられないタイミングで反対車線に出てくる。しかし、どのドライバーも慣れたもので、抜かれる車も対向車も、ちゃんと端に寄って追い越すスペースを空けている。クラクション、パッシングはひっきりなしである。

壁に神殿の壁画っぽい絵が描かれている。基地？

エジプトにはあまり交差点での左折（日本で云うところの右折）が無いように感じた。そもそも交差点としての十字路がなく、一方通行が多い。たとえば、左側に川を挟んで一方通行の道路があり、左手の橋を渡って左折したくても、その先まで行ってUターンし、さっきの橋まで逆側の道を戻り右折する。 絵にするとこんな感じ。

運河？は狭くゴミが浮いているところが多かった

バスには私服警官が同乗している。この地域は警察車両の先導が必要と何かの本に載っていたような気がする。後ろの席からよく見えないが、先導車はいない様子。 ところが、町中の狭い道路を走るときにサイレンが聞こえる。交差点やロバなどを追い越すときに、パトカーのサイレンが…。どうやら、このバス自体が警察車両の役割をしているのだろうか？ だったらすごいことだ！ 芋やナツメヤシを積んだトラックが多い

砂漠に沈む夕日が綺麗だった

19時過ぎにエル・ミニヤに到着。20時15分からちょっと遅い食事となる。