巡礼の旅 2014 2日目 伊勢 内宮

2014.11.07 ホテルを早めにチェックアウトして、内宮へ向かう。8時過ぎに内宮A1駐車場に車を駐める。今回A1駐車場にしたのは、その裏手にある神社にも行きたかったから。 混まないうちに内宮へお詣り。 宇治橋は少し前に架け替えられ、平成21年11月に宇治橋渡始式が行われた。 木除杭 饗土橋姫神社のお札「萬度麻（まんどぬさ）」が納められている擬宝珠（ぎぼし）。 五十鈴川。よく見ると桜が咲いているようだった。 宇治橋の外と内に立つ鳥居は、内側が内宮の旧正殿の棟持柱、外側は外宮のものが用いられている。 神苑を通って… 第一鳥居 五十鈴川の御手洗場 瀧祭神。五十鈴川守護の水の神。古来から社殿のない石神としてまつられている。 そして内宮の中でも好きな場所、別宮 風日祈宮。ご祭神は、伊弉諾尊の御子神、級長津彦命、級長戸辺命。 風日祈宮は12月4日まで遷宮が行われる。 皇大神宮（内宮）正宮にお詣り。 遷宮前の奥の古殿地に続く道は立ち入り禁止に。 新しくなった正殿を見上げる。 目を閉じてお詣りしていると、隣にいたおじさんの「あ～よく見える」という声が聞こえた。頭を上げて目を開けると、御張（暖簾みたいな白い布）が風で頭の高さまで上がっていた。偶然でもありがたい。 御稲御倉神（みしねのみくら）。神田から収穫した抜穂（ぬいぼ）の御稲が納められる。 外幣殿（げへいでん）。古神宝類が納められている。 荒祭宮（あらまつりのみや）。内宮に所属する10別宮のうち、第一に位している。 …神様の御魂のおだやかなおすがたを、「和御魂(にぎみたま)」と申し上げるのに対して、時にのぞんで、格別に顕著なご神威をあらわされる御魂のおはたらきを、「荒御魂」とたたえます。… 由貴御倉（ゆきのみくら）と御酒殿。 由貴御倉の近くに縄で囲まれた石がある。これは四至神（みやのめぐりのかみ）で神域の守護神。 ちょうど菊花展？の最中。 御厩 宇治橋の手前を右方向に進むと大山祗神社（おおやまつみじんじゃ）がある。今まで一度も行ったことがなかったので、今回はお詣りに。 大山祗神社の手前には子安神社。宇治館町の産土（うぶすな）の神で、木華開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）をお祀りしている。 大山祗神社は、古くは山神社とよばれていた神路山の守り神。 おはらい町通り（旧参宮道）の入り口の店にはいつもの猫たちがいた。 赤福を通り越し、東トルコツアーで一緒だった歴女さんから教わった「へんば餅」のお店へ。へんばや商店は、おはらい町通りの端っこにある。1個80円。お茶を飲みながら店内で食べることもできる。 赤福と違い売り子さんの対応もよく、へんば餅はとても美味しかった。歴女さん、いい情報をありがとう。 内宮のお詣りを終え、駐車場に隣接するタクシー乗り場の裏にある饗土橋姫神社（あえどはしひめじんじゃ）へ。御祭神は宇治橋鎮守神。もともとは宇治橋のすぐ西に鎮座していたそうだ。 …饗土とは、内宮の宮域四方の境に悪しきものが入ってこないよう、防ぎお祭りする所のことである…。 饗土橋姫神社のわきに細い道があり、灯籠が並んでいた。 何があるのかな…と、灯籠に沿ってゆるい坂道を登っていくと、そこにあったのは「合格神社」。かなり荒れてしまっているその神社の御祭神は、尾崎咢堂（尾崎行雄）。尾崎行雄氏は、民主主義と世界平和を提唱し続けた政治家。まったく知りませんでした。 合格神社というありがたい名前のワリに、ここを訪れる人はあまりいないようで、荒れ放題なのがもったいない。 最後に訪れたのは大水神社。御祭神は大山祗御祖命で、五十鈴川辺の山の神。 伊勢のお詣りはここまで。 これから一路広島へ向かう。 にほんブログ村

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