さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

横断歩道をやっと渡る高齢者を待てるでしょうか

2020年01月28日 | 人生のさんぽみち
 横断歩道をやっと渡る高齢者を待てるでしょうか

     
 先日車を運転中信号で止まりました。
 ごく普通の片側1車線の道路です。
 80過ぎくらいの男性の高齢者が
 横断歩道の信号が青になり歩き出しました。
 杖をつきながら歩くスピードはゆっくりですが、
 一歩一歩しっかりと歩いています。

 しっかりと歩いてはいるのですが、
 中々渡りきれず青信号が変わってしまうのではないかと
 心配になりました。

 信号が変わったときにようやく渡りきりました。
 私にはゆっくりに見えましたが、
 その高齢者にとってはとっても急いだようで、
 渡りきった後その場にとまり深呼吸して休んでいました。

 もし青信号の時間内に渡りきれずにいたとしても
 私自身忙しい中、仕事をこなしている時、
 ゆとりを持ってイライラせずに待っていられるでしょうか。

 目の前の光景は決して人ごとではなく、
 自分自身の身近な未来であることをしっかり自覚しているのか、
 自問自答しました。

    
 全ての人間が、いつか迎える高齢の社会生活、
 少し気持ちに余裕を持って、お互いに譲り合えれば
 お金もかかるわけでもなく
 気分も良く豊かに生きられると思うのですが。
 誰が作ったかは知りませんが、
 「忙しい」は「心」を「亡くす」と書きます。
 まさにその通りです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする