成人式の主人公は成人の方々 衣装ではない

　成人式の主人公は成人の方々　衣装ではない　

　成人式は当たり前のことですが、
　成人式を迎える方々です。
　今まで親の保護にあった子どもが、
　社会が一人前として認め様々な権利が与えられます。
　権利が与えられるという事は責任と義務も生じます。

　　

　成人を迎えた方々を家族が喜び
　社会が成人式という形で祝福します。
　一生に一度の成人式には着物姿や羽織袴、スーツ姿が輝きます。
　初々しく若者の柔軟な発想とエネルギーで
　未来を切り開いてほしいです。

　ただ「式」と名は付いていますが、
　誰もが祝福され参加できる「式」ですので、
　何も高額の着物やスーツにこだわらなくても良いと思います。
　もちろん着物やスーツで参加できる人は素晴らしいと思います。

　　
　私は成人式の時、ごく普通の普段着で行きました。
　しかも最前列の真ん中に座りました。
　自分自身で考え行動することが
　成人としての出発だと思ったからです。
　昨年は着物が準備できずに不参加する方々が
　ニュースで流れていました。
　一生に一度の成人式にこだわるのも理解できますが、
　そんな不測の事態にこそ自分自身で考え行動する
　まさに「成人」としての気概を見せてほしいところです。
　もちろんもう少し頑張って「おじさん」としての気概も
　見せねばとも思っています。