さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

58歳 転職への挑戦!

2019年06月30日 | 人生のさんぽみち
 58歳 転職への挑戦!

 ブラック企業に勤めていました。
 従業員も30人くらいの小さな会社です。
 大企業の下請け関連会社なので
 かろうじて倒産は免れていました。
  
  
  そのブラックぶりは今後に譲って、
  今回は、このままでは数年後の年金生活を迎えるに当たって
  人生の破綻が迫りつつある現実にどう向き合うのか
  そのことを書きたいと思います。

 年金が月21万円しかない人は、
 65歳までに2000万円貯蓄がないと
 普通の生活はできないらしい。
 我が家の年金は21万円に遠く及ばないし、
 2000万円の貯蓄など今の生活が苦しいのに
 どうやって貯蓄などできるのでしょうか?

 とすると、普通に生活するためには
 1.宝くじで2000万円以上が当たる
 2.死ぬまで70歳でも80歳でも体を酷使して働き続ける
 3.年金+(プラス)何かしらの収入を得る
 4.このまま何もせず年金生活破綻者になる

 我が家では3を選びました。
 その仕組みを作るために時間が必要だったので
 58歳の挑戦! ブラック企業を退職しました。
 7ヶ月間、夫婦で話し合いを重ね、
 その仕組みだけは作ったので、今後数年間で
 収入が得られるようにコツコツ積み上げる作業に入ります。
 それが出来なければ我が家は4になります。


   
 さらに58歳の再就職の壁がありました。
 しかし、捨てる神あれば拾う神あり!
 何とか再就職できました。
 いよいよここから人生勝負だという感じです。

   
 明日より仕事が始まるので、
 今までのようにブログの更新はちょっぴり難しいと思います。
 しかし書きたいことはまだまだ山ほどあるので、
 ペースはスローになりますが、
 できる限り更新していきたいと思います。
 
  さんぽみちクラブでは、家族で子どもや高齢者がおしゃべり広がる
  人生ゲーム、ボードゲーム(学習ゲーム)を手作りしています。
  「楽天ショップ・さんぽみちクラブ」
  「ヤフーショップ・さんぽみちクラブ」でご紹介しています。
  シリーズその3 「小学校友達集めゲーム」


    

       
       
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我が子の失明を告げられて

2019年06月29日 | 子育ての苦い経験・喜び
 我が子の失明を告げられて

 子どもが小学5年生の時、視力検査のために眼科に行きました。
 そこで、医師からある病名を告げられ、病気は進行中で
 そう遠くないうちに失明してしまうと説明を受けました。
 「我が子が失明する・・・・」

 大きな専門病院で、いつごろ失明するか確認を進められました。
 病院を紹介してもらい1週間後に検査することになりました。
 その日から、妻は泣き続けました。
 「どうして・・わが子が・・・」
 夫婦でこれからわが子のために、何ができるか真剣に話し合いました。
 どのように、息子に失明のことを話したらいいのか。
 運動好きの息子が、失明したあと何ができるのか。
 息子が目の見えるうちに、やってあげられることは何だろうか。
  
  
 息子に聞きました。
 「今一番見たいものは何かな」
 「飛行機に乗って、空からの景色を眺めたい」
 「高いお寿司屋さんでお寿司を食べたい」
 借金をしてでも、飛行機に乗せてあげよう・・・
 お寿司屋に行って、お寿司を食べに行こうと・・・
 息子達に、病院に行く前日、
 家族で北海道に飛行機で行く計画とお寿司屋のことを話しました。


 またこの1週間つくづく思いました。
 生まれた時、元気に優しい子に育ってくれればそれでいい!・・と
 思っていたのに。
 健康であること、そのことをもっと大切にし、
 もっともっと喜びを感じるべきでした。

 妻と息子3人で病院へ行きました。
 病院では、さまざまな検査に数時間かかりました。
 医師から検査の結果を聞くときは、夫婦だけで聞きました。
 とても緊張しました・・・その結果・・・・

 医師から「似たような症状ですが、検査は全て正常でした。
      問題ありません。」

 ・・・・・・・・・・・!!!! 誤診でした。救われました。


 帰り道、妻はずっと泣いて喜んでいました。
 息子は「ぼくは大丈夫だよ! お母さんは泣き虫だなあ~」と。

 その夜、子どもたちは、
 「飛行機に乗って北海道に行くんだよねー!」とか
 「お寿司屋さん行くんだよね~」とか話しています。

 私は、「うん? なに寝ぼけたこと言ってんだー、
     我が家のどこにそんなお金がある。
     行きたかったら、自分で働いて行って来い!」
 息子達は「はあっ??? 話がちがうぞー??」
 息子達とは話し合い、回転寿司だけには行きました。

 目の前にいる我が子たち。
 その存在自体が素晴らしいと思います。

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ディズニーランドに行ったことがない!のは、罪なのか

2019年06月28日 | 子育ての苦い経験・喜び
ディズニーランドに行ったことがない!のは、罪なのか

 
 夫婦で高いところや乗り物が嫌いだと
 遊園地などには、ほとんど行かなくなります。
 子どもが生まれても、川遊びや沢登り
 お祭りや花の名所などは行っても
 お金のかかる遊園地はほとんど行きませんでした。
 ディズニーランドはその代表的なものでした。
  
   
 2人の息子は高校時代、遠足でディズニーランドに行くとき、
 行ったことがないのはクラスで自分だけだったと
 「ちょっと恥ずかしかった」とブツブツ言っていました。
 少し「貧乏人が!」と言うニュアンスも混じっていたようです。
 まるでディズニーランドに行ったことがないことが
 罪のような言い方に、とれそうな感じです。

    
 私自身はディズニーランドに行ったことがありませんが、
 「夢の国」とは言いますが、高額な入場料に高額な商品
 作り物の世界に「夢を見る」ことは出来ませんでした。
 それより、近所の清流の方が、季節によって表情を変え、
 様々な生き物が生き生きし躍動、はるかに魅力的に見えます。
 それでも世間一般では、ディズニーランドに魅了を感じ
 高額なお金を支払い、何度も行くことがステキなようです。
 それはそれで好きな方にとっては素晴らしいことだと思います。
 そうしたい人はそうすれば良いですし、
 そうでない人もいると言うこと、
 世の中流行を追わない少数派も存在しているのです。
 様々な少数派の人も、生きやすい世の中になると、
 誰もが生きやすい世の中になっていると思います。

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カーブミラーの陰に人の温かさが

2019年06月27日 | 人生のさんぽみち
 カーブミラーの陰に人の温かさが

 車通勤をしている時のことです。
 一か所細い道があり、車でのすれ違いは
 ちょっと厳しいところがありました。
 しかもそこは、ちょうど直角に曲がっているので、
 入ってしまってから前方の車に気がつくと、
 どちらかがバックをしなければならず、
 後ろに車が続いていると、朝の通勤時間帯に
 悲惨な状況になり難関の道の一つでした。


     

 幸いカーブミラーがあり、
 そのミラーで確認できるので助かっていました。
 冬の季節でも曇ることは滅多にないのです。
 とても重要な位置にあるカーブミラーなので、
 曇らないように特殊加工してあるのではと理解していました。
 日本の技術も大したものだと感心していました。
 
 ある日早めに家を出た時その道に来ると
 何やらハゲたおっさんがモップを担いで歩いています。
 (失礼しました。それは私のことでした。)
 髪の毛が少し薄いおじ様がモップを持って歩いています。
 何と! その方が
 あの重要なカーブミラーの曇りを
 そのモップでゴシゴシ拭いているのです。

 だから私が通るときは曇っていなかったのだ!と分りました。
 おそらく過去にカーブミラーが曇って
 大変な状況になったのを見て、善意の行為だと思います。
 寒い冬の早朝、わざわざ他人のために、
 しかも毎日拭きに来てくれていたのでした。
 そのおじ様の帰る姿に、「ありがとうございました」と
 感謝の気持ちを込めて言いました。
   
    
 誰に知られることもなく、感謝もされることもなく
 冬の早朝の寒い中、毎日、他人のために
 カーブミラーを拭き続ける人も世の中にはいる。
 「日本の技術も大したものだと」考えていた私など
 何というアホなのだろう・・・と恥ずかしくなりました。
 生活すると言うことは、自分では知らないところで、
 人様にお世話になっていることを
 忘れてはいけない! と痛切に思いました。

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商売繁盛・にぎわう病院

2019年06月26日 | 健康のさんぽみち
 商売繁盛・にぎわう病院

 昨日、夏風邪が中々治らず病院に行きました。
 病院は高齢者で大賑わいです。
 あちらこちらで、おしゃべりに花が咲いています。
 多少咳き込みながらその光景を見て
 ある時聞いた病院の小話を思い出しました。

    

  いつも常連さんで賑わっている病院の待合室。
  Aさん「Bさん、こんにちは」
  Bさん「あらAさん、こんにちは」
  Aさん「最近Cさん見かけないけど、どうしたのかしら?」
  Bさん「そう言えばCさんは、風邪引いて寝込んでいるらしいわよ」
  Aさん「え~風邪をひいちゃったの。かわいそうに」
  Bさん「そうなのよ。」
  Aさん「Cさん、早く元気になって病院に来られるといいのにね~」
  Bさん「ほんとだね、明日は元気になって来ると思うけどね~」

 この小話を聞いたとき思わず微笑んでしまいました。
 この小話には様々な課題が含まれていると思います。
 若い方から見ると、
 病院に何しに行っているのだ!と
 お叱りを受けるかも知れません。
 年を重ねていくと、失うものがどんどん増えていきます。
 生活の中で、ささいなことでも不安になり、
 病院で「大丈夫」と言われることに安堵します。
 また薬を出され飲んでいると、
 「専門家の先生に見てもらって頂いた薬を飲んでいるから安心」と、
 気持ちが落ち着くのだと思います。
 見方を変えれば、高齢者の様々な生活が安心できない状態、
 多少孤立気味になっている結果でもあると思います。
   
    
 人ごとではありません。
 誰だって、いつかは高齢者になるのですから。
 「生き生きしている高齢者」を目標にしています。


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 シリーズその5 高齢者向け「億万長者ゲーム」


    




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