過日、趣味で菜園をやっている知人から野良坊菜を少し頂いた。
上のフォトの野菜です。
味はクセのないあえて言えば、菜の花に少し似ている気がしました。
調べると下記の逸話が出ていました。
「野良坊菜(のらぼうな)」の由来
東京都あきる野市養沢地区が発祥の地といわれる「野良坊菜(のらぼうな)」。その名の由来に面白い言い伝えがある。
江戸時代、やせたこの地の農民は何年もかけてアブラナを改良しこの地に合った春菜を作った。ある日、代官が検分に来ることになった。村人は年貢が上がるのを恐れて寺の坊さんに相談に行った。坊さんは農民に知恵を授けた。検分当日、代官は聞いた。「あの畑に植えてある菜は何という名前だ?」農民は答えた「野良で坊さんがボーと立っているような何の役にも立たない草でございます!」こうして年貢を逃れたこの野菜の名を「野良坊菜」と呼ぶようになった。その後、何回もの飢饉をこの菜が救ったという。春の訪れを告げる「野良坊菜」~是非お試しください。
地球農園では野良坊菜がたくさん収穫できます!
野良坊菜は普通のらぼうとひらがなで呼ばれているようでした。
野良と聞くと故人となられた俳優の柳生博さんを思い出します。
『野を良くするのが野良仕事なんだ』と野良仕事を何よりも愛していたと言うのです。
確かに土をいじっていると時間を忘れ無我の境地になることがありますね。
『ノラシゴト、ヒトノ セイシン ニモ イイノカモシレナイネ』
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