自転車通勤していると、今、花と言えば百日紅である。
あちらこちらに点在している。
見る花の半分はこれではないかと思われる程人気抜群の植物だ。
春の桜に比べると恐ろしく濃いピンクなのだがそう感じないのは何故だろう?
私見だが強烈な夏の陽光、そしてそれに反射して煌めく緑のせいだと結論づける。
汗がタラタラ流れ、炎暑、「いやぁ~あついわぁ~」思わず独り言が出たりする。
そんな折、強烈な緑の間(はざま)にピンクが淡く流れる。
そんな時私は人生を感じたりするのである。
フォトは接写したのだが、芯に黄の花が咲いていた。
目の端に
淡色 流る
百日紅(さるすべり)