日本人の考え方として
健康な時、普通の日常生活を過ごしている時、可もなく不可もない時、
ガンなどあまり良くないことに対して一歩掘り下げて考えていません。
縁起が良くない事や不幸な事柄を考えると、その不幸、災難を自分に呼び込んでしまうと考えます。
小さな幸せを放り出して不幸に近づきたくないと考えるのです。
私の場合、それが高じて悲惨な話の小説なども読めませんでした。
手紙(東野圭吾著)や嫌われ松子の一生(山田宗樹著)なども、最初読めませんでした。
ハッピーエンドでなく、悲惨で暗い話だからです。
しかし、逸見さんやTさんやYアマ4段の強烈に悲惨かつ不幸な人生の終末を見てきました。
私にはそのような体験があったのでした。
それで不幸せ、不幸に引き込まれるのではないか?
といつも心配しつつもガンワールドに留まり、ガンを考えるという行為を継続させてきました。
今や2人に1人がガンになる時代です。
日本人全員が、やはり少しずつでも深く考えておく必要があると思います。
更に、日本人は自分より高位の知識人である、お役人や医者。
これらの権威ある人々に盲目的に従ってしまいます。
しかし
米国第100回ガン学会を立花氏が訪ねた番組、「がん その生と死の謎に挑む」
を思い出して頂きたいのです。
この学会では35人ものノーベル賞受賞者を輩出しています。
そこでの結論も
がん克服には遠く及ばないとありました。
ロバート・ワインバーグ 教授
グレッグ・セメンザ 教授
ジェフリー・ポラード 教授
マイケル・クラーク 教授
日本の知識人より、
さらにさらに高位の知識人が
「ガンは克服されていない」
といっているのです。
アメリカの知識を取り入れている日本が
何故かガンだけは違う路線なのです。
孤立しながらも、真実を希求した医師が
近藤誠医師
だと思っています。
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