中田幸子さんは92歳とありました。
悪いところがあれば治し、100歳以上生きる事は当たり前と考えていたのではないでしょうか?
そう推察するのです。
だからガンワールドには人生観、価値観、死生観、宗教観などが関係してきます。
小生などはやはり織田信長の人間50年、人生50年が基本にあるわけです。
ですから
2年位前ピロリ菌が発見されているのに、どうして更なる処置をとらないのですか?
と行政から文章が送られてきたのですが、断りました。
50年が基本にありましたし、ガンの事もほとんど解明されていないからでした。
分からないのなら自然に任せようと思ったのです。
さて中田さんの錯覚はどこにあったのでしょう?
①ガン細胞を切除すれば完治する。
②肺を切除しても今までと大差なく生活できる。
③医者は善人であり、マイナス要因が大きくあるのなら、手術を勧める筈がない。
④現代医学はものすごく発展進化していて、ほとんどの事が可能になっていてガンも克服されている。
⑤ガンは『早期発見早期治療』で完治できる。
このブログを読んでくださっている方に説明する必要はないと思われますが、
念のため①に少し触れておきたいと思います。
巨泉さんもそうだったのですが、『疑わしきは切る』。
気持ちはわかります。
エイリアンの様な黒い塊が自分の身体にあるのですから。
すべて排除して、埃で汚れた部屋を強力な掃除機できれいさっぱりする様に、サラにしたい。
そう思うのは当たり前です。
しかしガン細胞は微細(1ミリに100個のガン細胞)で医者の肉眼では見えないのです。
全部排除する事は不可能ですし、排除されることにより、ガン細胞は活発化したり転移する危険性があるのです。
92歳まで共存共栄で折り合いをつけてやってきたガン細胞は、
性格がおだやかでドンドン増殖せず宿主に遠慮がちだったかも知れません。
中田さんの場合
私見ですがワザワザ、ガン細胞を見つけなければ、
いまでも92歳で、世界中を旅行していたかも知れません。
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