週刊文春、渡辺名人記事のページをめくるとフォトの事件でした。
約1か月前、大阪で発生したこの事件は何日間か報道されていました。
遺体発見時、店は施錠され犯人が隠蔽工作をしていたとあります。
被害者 → カラオケパブ「ごまちゃん」オーナー稲田真優子さん(25)
加害者 → 会社員 宮本浩志加害者(56)
稲田さんはカラオケバーAでお金を貯め、最近この店を営業していたのでした。
しつこく付きまとうお客でもある犯人にきつい言葉で応対したのかも知れません。
コロナ禍で余裕もなかったのでしょうか、結果としてお互い最悪のシナリオを回避できませんでした。
何とか長期戦に持ち込むことは出来なかったのでしょうか?
『宮本さん、お店に来てくれてありがとう、でも今はコロナで大変でしょう…兎に角、1年半待って!…』
*1年半待て → 松本清張の作品にあったような気がします。
犯人は凶器持参で来ていましたから難解な局面だったかもしれません。
それでも人間は言葉で左右される動物。
何とかできなかったものでしょうか?
お互い言葉で最悪の局面に誘い込まれたのだと思います。
『宮本君!その手を指したら人生おしまいだよ』
天の声は聞こえなかったのでした。
『コロナガナカッタラ コノキョクメンハ ナカッタカモ?』