『先崎8段』のサブミナルで内藤九段の文章を思い返した。
図書館で借りた将棋世界からのエッセイの文である。
将棋を難しくするな
この頃ね「医者にかかるな。病院で殺される」と医者が書いている。
書かれる医者もめいわくやろが、日本の最高のがんの権威が、その挑発から逃げている。
確かその後、抗がん剤が効かないのも確か、早期発見で助かった人がいるのも確か…
と書かれていたと思う。
大阪弁での文章は何とも軽妙で急所を突いている。
名文家の内藤9段が書いてこそだろうが、短い文でずいぶん色々連想させる。
冒頭のフォトは久美堂で両者とも並んで平積みされていたので
小田急のポイントで買ってしまった。
近藤さんの著書は大体同じ事が書いてあるのだが、つい買ってしまう。
今のところガンではないのだが
アカデミックなものを触発されるのである。
しかし氏の最初の著書『患者よがんと闘うな』から20年。
ガンに対する環境は何も変わっていないのか?
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