悲しいわけでもなく、ひどく心を揺さぶられた・・というのとも違う。
「魂が浄化された」、たいそうな言い方をすればそういう感じだった。
岡山の精神科診療所の毎日と患者さんたちの
インタビューが映し出されるだけの映画である。
ナレーションも音楽もなし。患者さんたちの顔もすべて出ている。
実は十日町シネマパラダイスでの上映は明日まで。
2週間の上映期間になんとか間に合って観に行って本当に良かった。これからまた全国で上映される予定。
いつかまた機会があったらぜひ観たい映画である。
話は変わるが、最近よく聴いている、嵐の『明日の記憶』という歌がある。
「傷つき壊れた昨日が過ちだったとしても手遅れではないから 何度も初めからやり直してゆけばいい・・」この歌詞を聴くたびに励まされる気がする。
車の中でこの歌を聴いていると涙腺がゆるむ。
「めぐりめぐる時代の途中で何度 人を好きになれるのだろう?」
本当にそうだな、と思う。
最近人を好きになっているだろうか?
う~ん・・・。つづく。
*写真は十日町中平集落の芸術作品「こころの花」です。