体調も良くなってきたので
迷っていた映画鑑賞に臨んだ。
「オッペンハイマー」
第96回アカデミー賞 作品賞 主演男優賞 助演男優賞
など7部門を受賞した3時間の大作だ。
往復の運転を入れると5時間以上かかるので躊躇していたのだ。
3時間の映画を見るには体力がいる。
内容も、原子爆弾を作った科学者の物語というものだし。
でも、もう上映も終わりそう(16日まで)なので思いきって行った。
時間軸も交錯しているし、登場人物も多く
おまけにみんな外国の名前だし。
少しだけ予習してたから何とか最後まで集中できた。
これ、いつものように白紙の状態で見ていたら、何が何だか。
オッペンハイマーの人間性や苦悩とか、戦況とか、思想や政治とか。
これよく3時間に収めたな。
見終わって
「人類は超えてはいけない一線を超えてしまった」という気持ちが強く残り
エンドロールの間、シートに身体が深く沈み込んでしまった。
やっとこさ立ち上がり映画館を出たらもう20時で
大急ぎで高速をぶっ飛ばして帰り
腹を空かせてニャーニャー鳴いている猫達に餌をあげた。