猫のだいちゃん、(写真右)
ようやく家の周りを覆っていた雪も減って
車庫から外に通じる抜け道が開通したある日。
だいちゃんがびしょ濡れ、というか泥だらけで力無くこたつ布団の上にいた。
背中の上はきれいで、横と腹側が汚れていた。
猫は洗うものではないと信じていたが
流石にこのままにはしておけぬ、と風呂場でシャワーをかけた。
だいちゃん、鳴きながら風呂場の窓の方に逃げること2回。
引きずり下ろしてまたお湯をかけた。
タオルで拭くが、真っ黒。
外傷は無いが何かしらのダメージを負っている様子なのでそっとしておいた。
次の日も、また次の日も、同じ場所に座っている。
そんな日が1週間ほど続いた。
水を飲みフードも少しずつ食べてはいる。
じっとして体力を回復させているようだ。
ある日の朝、いつもの場所にだいちゃんはいなかった。
ようやく活動再開したのだ。食欲も戻った。
猫ってすごいよね。
ここからがわたしの推理。
あの汚れ方を見ると、雪の穴にはまって動けなくなり
(自宅周りには用水路あり)
低体温で危ないところだったのでは?
もがいてもがいてようやく穴から脱出出来て戻ってきたのに
お湯をかけられて(シャワーね)散々な目に遭ったのだ、きっとね。
ごめんよ。
でもまた外に行くのよね。
外暮らしが長かったからね。