ラストチャンス～サイモン＆ガーファンクル

音楽話２連発。

今年の７月、サイモン＆ガーファンクルが来日する。
’９３年に来日して以来、実に１６年ぶり。
現在彼らは６７歳。
年齢からすると、もう最後の来日公演になるであろう。

残念なことに、今回は福岡公演はない。


’９３年、彼らの来日公演は、会場の一つに福岡ドームがあった。
私自身、母の影響で彼らを好きになり、ＣＤを揃えたりしていたので、この来日公演を楽しみにしていた。

まさかこの目で彼らの生の姿を見て、そして歌声を聞くことなど、一生ないと思っていたので、思いがけないチャンスに震えた。

１２月１日。
集まった観客は、３万人以上。
大半が、当時の彼らや私の母の世代である。
もちろん、若い世代もちらほら見かけたのだが・・・。

１６年ぶりに来日というニュースを聞き、前回の来日を思い出したが、彼らの歌声はど変化したのだろうか・・・。

とくにアートの天使の歌声の揶揄されたハイトーンボイスは・・・。

でも、もうこの機会が最後なのだろう。
彼らが日本の地で歌う姿を、今回は見ることが出来ないのだが、もし、来日公演に行かれる人は、しっかりと目に焼き付けて欲しい。


まぁ、サイモン＆ガーファンクルと言えば・・・。

「サウンド・オブ・サイレンス」
「明日に架ける橋」
「スカボロー・フェア」
「ミセス・ロビンソン」
「コンドルは飛んでいく」

この５曲は超有名曲であり、また紛れもない迷名曲である。

この５曲を外した中でも、私が個人的に好きなのは・・・。

「アメリカ」
「ボクサー」
「水曜の朝、午前３時」
「エミリー・エミリー」
「フェイキン・イット」
「ニューヨークの少年」
などなど・・・。

他にも名曲・・・ならぬ佳曲が多いのも事実。

で、彼らの楽曲の魅力は、その美しいメロディラインとコーラス、美しい声そのものは万人が認めるだろうが、ポールの書く「詩」も実は素晴らしかったりする。

決して明るくなく、前向きとは言えない詩も多いのだが・・・。

対比の美しさというか、歌詞カード片手に聴くと、その味わいも増す。


来日公演。
どんな名曲を奏でるのか、６７歳の彼らがどんな解釈で４０年前の歌を歌うのか、楽しみである。

ガンバレ！四十路！

先日、整骨院に行ったときのことだ。
院内は、ネットからのラジオが流れていて、よく音楽がかかっている。
以前は、クラシックやらイージーリスニング系ばかりだったが、ここんとこ、かなりバラエティに飛んでいるようで、たまに「お？？」というような曲を耳にする。

もっとも、院長の趣味ではない・・・（音楽をまじまじと聴く人ではなさそうだし）。

ちょっと前は、あずまんが大王のテーマ曲「空耳ケーキ」が流れていたり。
かと思うと、BEATLESだったりTOTOだったり。
めちゃめちゃアイドルが流れていたり。

この日、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れていた。

「わ！懐かしい・・・」
「え？」
「この曲知ってる？大沢誉志幸なんだけど？」
「ん・・・」

若い鍼灸師さんに話しかける。

「これ、私が中学生の時だったんですよ。流行ったの」
「あ・・・じゃぁ・・・」
「そうよねー、まだ１歳ぐらいだったでしょ？」
「はい。さっきは、加山雄三が流れていましたよ。しあわせだなーって（笑）」
「あはは」

・・・なんという組み合わせ。

次に流れてきたのは、渡辺美里の「恋したっていいじゃない」だった。

その後は、チェッカーズだし。

「おお！チェッカーズだ！！」


で、院長と話す。
「チェッカーズとか、また懐かしい」
「うん」
「○○は中学生の時やった」
「私、小学生やった。世代的に先生と一番合うし」
「だって２つしか変わらんやん」

チェッカーズの後・・・。

「これ誰？」
「知らん」
「いつの曲？」
「さぁ・・・・」
「１０年ぐらい前？？」
「私、邦楽はそんなに詳しくないし」


二人ともわからず、クエスチョンマークを浮かべる。


診察室を出ると、先ほどの鍼灸師先生がいた。

「ねぇ、この曲誰が歌ってんの？？」
「いつ、流行った？？」

矢継ぎ早に話しかける。

「え・・・チャットモンチーですけど・・・・。去年の曲ですよ？」

「１０年前とか、嘘ばっかり（笑）」



・・・・お～い。
新しいヤツも、少しは詳しくならないとイカンね。


ガンバレ～四十路～！！

晴れの日曜

晴れ。
朝から良い天気。
一斉に洗濯物を外に干す。
ついでに上履きも。

バタバタと自宅の片付けに追われるいつもの日曜日。

午後、息子を散髪に連れて行く。
かなり髪が伸びていたし、来月からは水泳の授業も始まる。

その後、ジャスコに。
今日は、イオンのお客様感謝デーにて、５％オフなのだ。

娘のプールバッグを購入。
水着は学校で注文し、バスタオルもあるのだが、プールバッグがない。
息子の時は、プールバッグも受注していたので、わざわざ買いに行くのも面倒だし・・・ということで、１年生の時に注文して今でも使用しているのだが・・・。
娘の時も同様に注文をと思っていたのだが、思惑が外れた。

今日は、娘同伴で出かけたのだが・・・。
プールバッグだけで、済むわけがない・・・。

ついでに、娘の帽子や息子の靴下なども購入。

さらに、食料品売り場にて・・・。
るうく親娘に遭遇！
つもる話もあったのだが、ちょっとだけ立ち話をする。

またゆっくり会いたいね。

しばらくしたら、今度はご近所のははちゃんに遭遇！
お互い、夕食のおかずを気に掛けていた。

そう、一応主婦なので。


なーんだか、ごく普通の日曜日だったっけ。

でも、そんなことが、無意識のうちに心地よく感じているのかも知れない・・・。

儚く消える光

曇り。
朝からどんよりと、すっきりしない天気。

私にとっては、ようやくの週末。
いつものように、早朝４時頃に目が覚めることもなく、７時ぐらいまでがっつりと寝ていた。
やめときゃいいのに、二度寝までしてしまい（あ～あ、もったいない・・・）、起き出したのが９時前。

でも、これだけ疲れていたし、ゆっくりできる時間は貴重なので、これでいいんだ・・・（多分）。


日中、３人組の面倒を見たり、結局はバタバタなのだが。


夜、実家の母と娘とで、毎年恒例の「ホタル見物」に。
まだ早いかな？と思ったのだが、先日ラジオで「もうホタルが出ている」という話を聞き、遅く出かけて全くいないよりも、ちょっと早めのほうがいいかな？と思い、出かけることに。

８時過ぎ、八木山に。
毎年、同じ場所で見るのだが、今年はやっぱり早かったのか、ほとんどいない。
少し奥まで車を走らせ、橋の上から川を見てみる。

淡くて儚い光が、フワフワと舞う。

「あ！いたいた！！」
「あ～、でも少ないね・・・」
「ちょっと早かったかな？」

例年よりも、ホタルの数は少なかった。

乱舞！と言うほどではないが、それでも、ほんのりと光るホタルを見ると、なんだか嬉しいと同時に、切なくなってくる。

雲の合間から見える月が、周囲を照らす。
鈍い空の色が、少し寒い。

また来年、見ることが出来たら・・・ホタルに会えたら・・・。

毎年そう思いながら、八木山を後にする・・・。

激しい感情

晴れ。
今日は機関会議。

場所が支部に変更になったので、車を別の場所に移動させないとならない。
支部まで歩くことを考えて、かなり早く自宅を出る。

機関会議そのものは、とどこおりなく終了し、今度の会議に向かえるのでは・・・思うのだが、いざ動き出さないとわからない部分も多いだろうし、途中で不安になることも多いだろう。
立場上、しっかりと支えていかなくては・・・。

様々な催事を控えているので、それらをこなしつつ、良い状態に持って行きたい。

会議終了後、ある人から指摘された。
私自身が抱え込んでいたものを、そのものずばりと見られていたようで、会議室に二人だった・・・と言う事もあり、思わず涙が出てしまった。
思いがけずに優しい言葉を掛けていただき、心身ともに弱っていた私に染み入っていった。

見ている人は見ていたんだね・・・。

心配した同僚が、声を掛ける。
「いや、こんなことがあってね・・・それを吐きだしたら、なんかすっとした」
「よかったね・・・」

みんなに心配かけちゃったな。

予想外に、こんな感情が湧き出るなんて、思いもしなかった。

不意打ち喰らったような、そんな感じだ・・・。


友人や同僚から来たメールを見て、また泣いてしまった。
私のこと云々ではなく、なんかこう・・・とても染み入ったんだね。


明日が休みで良かった・・・。