久しぶりのホークス戦

職場から「明日のホークス戦のチケットがあるんだけど、誰か行かない？」と声をかけられました。

急な話で戸惑う同僚。

「父に電話してきます」と、席を離れる私。

「もしもし、お父さん？今電話大丈夫？」

「いいよ」

「明日、暇？」

「暇」

「急な話で申し訳ないんだけど、明日ホークス戦行く？相手は楽天」

「行く」

と言いうわけで、あっという間に決まったので、チケットを譲ってもらいまいした。

元々父は、ホークスのファンクラブにも入っていたほどで、以前はよく試合も観に行っていた。

5年前だったか、優勝パレードにも一緒に行ったことがあったし。

その時は「ここから見るといいよ」と、いい場所まで案内してもらったっけ。

さて、当日。

待ち合わせ場所もあれだけ言っておいたのに、勝手にバスセンターそばまで行ってるし😅

「バスで行こうって言ったけどさ、人多いって言ってたやん。バスセンターに様子

見に行ったらやっぱり多かった！」

……わざわざ見に行ったんかい……😅

博多駅から地下鉄に乗り、唐人町駅で降りてしばらく歩く。

父は、元々が福岡市出身で、大濠公園やドームがあった近辺は地元なのだ。

それにしても、よく歩く。

そこはありがたい。

ドームに到着後、しばらく並んでチケットを交換。

父「応援用のユニフォーム持ってきた」

私「いいやん」

父「あんたの分もあるよ」

私「え？」

父「3枚持ってきた」

……いやいや2人しかいないし😁

父「これも持ってきた」

おもむろに、普通のキャップから球団ロゴ入りのキャップにチェンジ。

父「これもある」

応援用のメガホン。

………気合いが入っている😆

栗原の満塁ホームラン！

グランドスラムも飛び出し、最高潮に盛り上がる。

途中、危うい場面もあったが、なんとか切り抜けた！！

そして8回表にて。

父「もう帰りたい」

………はいぃぃ？？(*_*)

背もたれなしの外野席は、さすがに81歳（ボブ・ディランと同い年）にはつらかった。

勝利の花火は見ずに帰宅。

後ろ髪を引かれる思いだったが、帰りの混雑などを考えると、早めに球場を出て正解だったかも。

それでも花火は見たかったですけどね😥

珍しく父と2人での外出、しかも野球観戦は、ホークスの勝利！（花火見ず）という、勝利試合になりました。

疲れたが、父が喜んでくれてなによりの1日でした。

私の中の初勝利！

先日、父が「ホークスのオープン戦のチケットもらったから、野球見に行く」と言っていたが、チケットを数枚いただいたようで、父と一緒に行く予定にしていた娘に加え、急遽、私と息子も一緒に行くことになった。

娘は、父と弟とで先にドーム入り。

息子は博多まで列車で来て、私の職場近くで待ち合わせ。

一緒に地下鉄に乗ってドームへ向かう。



ヤフオク！ドームも、どれくらいぶりだろう。
久しぶりー！なんてもんじゃないよなぁ・・・と思いながら、息子と連れ立って歩き、父とコンタクトを取って合流する。



今回のオープン戦は、対ジャイアンツ。

外野の自由席に座ったが、ジャイアンツの応援団のすぐそばだった。

・・・もちろん、広いドームのほんの一角なのだが、これだけの人数のジャイアンツファンを見たのは、おそらく初めてかも・・・。



久しぶり過ぎてのドームは、いろいろと新しいものを取り入れていたりで、初めてづくしが多かったような感じだった。

実は、マスコットの「ふうさん」も「こふうさん」も、生で見たのは初めてだった。

チアガールやハリーホークファミリーは、ずっと以前からあるのだが・・・。



そして思ったのが、ホークスファンって、老若男女問わずどの世代にもいるんだよね。

選手の名前と背番号が入ったユニフォームを着た若い方をたくさん見かけた。

もちろん、年季が入った人も。



どの世代の人も楽しめるような工夫が随所で凝らしてある。

野球を見ながら父ともいろいろと語る。

「新聞を見て、ホークス戦の動員数を見ると、ほかの球団とは全然違う。いろんな人が来ているし、飽きさせないように、少しずついろいろと変えているし。ここに携わる人含めて、大きくお金も動いているしね。それだけの集客力が、ホークスにはあるよ」と。

・・・さすがに、以前はファンクラブに入っていただけある・・・。

オープン戦だけあって、ジャイアンツもだが、ホークスも様々に選手を交代し、なかなか聞き覚えがない選手もどんどん出てくる。

ここで、たくさんチャンスをつかんで、これからのペナントレースで1軍としてプレイできるようにしていくんだろうなぁ・・・。

9回表。

名前を呼ばれて登板したピッチャーは・・・なんと・・・サファテ！！

球場が一気にざわつき、拍手と同時に「サファテだ！」「サファテーー！」「おかえりーー」との声が。

実に11カ月ぶりの登板だった。


それまで、２対３でホークスが勝っていたのだが、いきなり走者を2人出してしまい、焦る。

なぜかって・・。

実は、私が見に行ったホークス戦、今まで勝ち試合がないのだ（本当）

「お母さんがいたから負けた」とか言われたくないのに、なんだか雲行きが怪しい。

息子と娘と弟は、私が「勝利の花火」をドームで見たことがないのを知っているため、ここにきて、3人とも私の方をチラチラと横目で見る。

「わーーー！やめてーー！勘弁して—―！」



私の悲痛（？）な願いが届いたのかどうかは不明だが（大げさ）、なんとかサファテが押さえて、ホークス勝利！！

場内が暗くなり、花火の準備。



初めて「勝利の花火」を生で拝むことができた。

今まで、私が見に行くと負けてしまうという、なんとも嫌なジンクスがあったが、これで晴らすことができたがなによりだった。

また今年も、父と優勝パレードに行けたらいいな。


あ、パレードの写真も、アップしなきゃね。


記5月6日

そして来年も羽ばたけ！

久しぶりに、ホークスネタ。

今年度は、最下位という、不本意な結果で終わってしまったホークス。
考えてみたら、ダイエーからソフトバンクになって、優勝してないなぁ・・・。
・・・ってことよりも・・・。

今年、一番大きかった出来事は、王さんが今期で監督を退任したことだった。
昨年から「来年で・・」と言った話は出ていたが、やはり、本当にユニフォームを脱ぐときは、私でも寂しい思いだった。

過去に書いたことがあったと思うが、一番初めに覚えたプロ野球選手が、王さんだった。
もちろん、当時は巨人にいたし、背番号も「１」だった。

その王さんが、福岡の球団の監督に・・・というニュースには、さすがに驚いた。

弱小チームだったホークスを、2度も日本一に導き、たくさんの生え抜き選手を育てた。
ＷＢＣでも世界一になり、福岡在住で地元球団を応援している私としては、それも非常に嬉しかった。

がんを患い、病を克服した後、痩せた姿で再び球場に戻ってきたときは、痛々しかった・・・・。


今年は残念な結果に終わってしまったのだが、王さんが育てた球団は、秋山監督がきっとまた大きく羽ばたかせてくれるだろう。


王さん、長い間お疲れ様でした。


新しくドラフトで入団する選手、戦力外で去る選手。
また新しい息吹の中で、来年は「優勝」という大きな目標に向かって、その翼を広げて羽ばたいて欲しい。

今年こそ胴上げ！！

今日より、プロ野球パ・リーグ開幕！！

よくやった！！柴原選手！！

今日は、この一言！

投打がイマイチ噛み合ってなさそうとか、エース斉藤投手不在が投手陣の不安とか、若手がそろそろ活躍しないと・・・とか、色々あるけど、もういいや！！

今年は王監督を胴上げ！！

クライマックスシリーズ、鷹は最後に笑う。

神様、仏様、そしてさようなら、稲尾様

朝、「めざましＴＶ」のニュースを見て、驚いた。
稲尾和久氏が、亡くなった。
「ええー！！」と、朝食の準備をしながら、信じられない思いで画面の前で、しばし、呆然・・・。

この前まで、ＴＶに出ていた・・・よね？
嘘でしょう！？

日本シリーズの解説もしてなかったっけ・・・？

まさに「急逝」だったので、朝刊にはなにも掲載されていなかった。

その後「とくダネ！」をそのままつけていたら、司会の小倉さんから稲尾さんの逝去の話しが。



そして夕方。

だいたい私は、夕方の情報番組ではＲＫＢの「今日感テレビ」をつけることが多く、そこでよく番組のコメンテーターである稲尾さんを見ていた。
（たまに「めんたいワイド」を見ているが）

あれだけの大投手で、ものすごい記録をたくさん持っていながらも、ＴＶの中の（特に今日感テレビでの）稲尾さんは、いつもおいしそうに何か食べていた。

もちろん、稲尾さんの現役時代は知らない。
彼が引退したのは、私が生まれる前の年だったし・・・。

それでも、ホークスの解説では「時に厳しく時に優しく」まさに「父の目」であった。

いつもおいしそうに食べている姿と、その優しい語り口が、現役を知らない私でも、どことなく親しみを持っていた。

どれだけすごい人だったかは、こちらをどうぞ。


稲尾さんの最後の「今日感テレビ」の出演は、１０月２５日だった。
本当に、つい最近のこと・・・。

この日の番組は、急遽、稲尾さんの追悼特集になっていたのだが・・・。

たくさんのメッセージを、司会の川上さんが読み上げる。
視聴者からのメッセージ、関係者からのメッセージ。

楽天イーグルスの野村監督からのメッセージを読んでいる最中、相当こらえていたのだろう、しかし、川上さんは言葉に詰まり号泣していた。

見ていたこっちまで、涙があふれてしまった・・・。

そういえば同じような感覚を、昨年も味わったっけ・・・。

それは、ばってん荒川さんが亡くなった時だった。
某動画サイトで、ばってんさんが出演していた夕方番組（熊本ローカルなので、福岡では見られない）が、ばってんさんの追悼番組を放送していたのを見た。

出演者が皆、こらえきれずに号泣していたっけ・・・。



稲尾さん、まだ７０歳だなんて、早すぎますよ。

天国から、鷹ナインを見守ってください。

ご冥福をお祈りします。