晴れ、ときどき虹。

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ここでは残る人

2008-02-29 23:50:34 | 生協日記
今年度最後の機関会議。
この会議のメンバーでは、私は次年度も「残る人」だ。
今年も支部から卒業するメンバーに、別れを惜しむ。

まず、支部委員長。
本部に異動になってしまった。
本当に支部委員長には、お世話になった。
初めての提案の時も、わざわざ自宅に電話をしてくれ「りあらさん、大丈夫だよ」と励ましてくれた。
いろんなところで声を掛けていただき、たくさん元気をもらった。
それは私だけではなく、他の委員さんもだ。
みな、彼女が支部を去ることを、とても残念に思って寂しがっていた。
支部委員長のさらなる飛躍を、私達は期待しています。
本当にお疲れ様でした。

そして、Mさん、Tさん、Sさん、お疲れ様でした。
新天地でも、さらなる活躍を願っています。

私は・・・ここでは「残る人」なのだが、地区では「去る人」になる。

4人の挨拶の時、みんな目頭を押さえて涙をこらえていた。
もちろん私も。

「ずっと一緒に活動してきた人が去る」
私は、自分が残っていく立場の時は、去りゆく人に対して涙を流すことが多いのだが、自分が去る立場になると、あまり泣いたことがない。

今度の地域総代会、そして地区委員会が、私が仕切る最後の仕事になる。

・・・・泣くのか・・・??


閏年

2008-02-29 23:17:59 | つぶやき
今日は、2月29日。
4年に一度の、閏年。

4年前、私はなにをやっていたんだっけ・・・。

副委員長だった当時「4月から委員長だから」と言われて、了承したんだったかな?
担当がSさんに変わったのも、この頃だったような気がする。
自分が一番きつかったころ、ずっと担当だったSさんとは、今でも事務所で顔を合わせたら話しをしたりする。

息子はもうすぐ小学生、娘は5月で2歳になるんだったっけ。
肩ぐらいまで伸びていた髪の毛を、卒園式、入学式に合わせてばっさりと短くしたのも4年前だった。
あれからは、伸びては切りの繰り返し。


4年経ち、私は4月から立場は変わるが、支部には残る。
息子は5年生に、娘は年長さんに。
子ども達も、自分のことは自分で出来るようになったので、かなり楽になった。
おなかが空いていたら、息子は娘の分までラーメンを作ってやって食べさせたりしているし、風呂も沸かして自分で入浴している。

・・・未だ「ママー、今日のご飯なにー?」と聞く人もいるが・・・


4年間って、振り返ると長いような、あっという間だったような。


今度の「うるう年」、私はなにをやっているんだろう・・・。



またまたTEL!

2008-02-28 22:14:42 | 生協日記
総会参加予定の組合員に、最終確認の電話。

毎回「電話掛けは苦手」と公言しているが、今回は顔なじみの組合員も多く、比較的やりやすかった。
「楽しみにしています」と言ってくださる方もいたり、また、例の中国製の餃子の件で「いろいろと話しを聞いてみたいから」と言う組合員も多かった。
「今まで、こういった取り組みには参加したことないんだが、中国産のことは聞きたいので」という、「食の安全」に対する関心の高さに、改めて「中国産餃子」の事件はありとあらゆるところで影響を与えているんだなと実感した。

一応、取り扱っている中国製品についての見解や、検査の基準など、かなり詳しく多岐にわたって調べた資料を、先日の配達に全組合員にお知らせはしているのだが・・・。
(なかなかそこまでじっくり読み人は少ないだろうな・・・

・・・私、常勤で勤めているわけでもないのだが、ほとんど毎日事務所にいるよな・・・。




もし、この願いが叶っても

2008-02-27 23:56:48 | 腰痛日記
夕食の準備の後、整骨院に。
昼間の心地よい精神的な疲れと、今度は自分の番だという緊張感。
精神的な物はともかく身体は正直。
今のウチにある程度立て直しておかないと・・・。

腰と背中に電気を当ててもらい、その後鍼を打ってもらう。
ぐたっとうつぶせになって、目を閉じている。

「疲れて眠いん?」
「・・あ?ん・・・そうね・・先生、腰もやけど・・・背中と肩が痛い」

腰・背中に、鍼が打たれていく。

「今日ね、いいことがあったんよ」
「へぇー・・・」
「私にとって、得するとかそんなんじゃないけど、なんかね」
「うん」
「・・・半年間、思い続けてきたことが叶ったんよ」
「そりゃぁ、よかったやん」

まぁ、具体的に「~こういうこと」とは一言も言わなかったし、先生はふざけ半分(だろうねぇ)で、イロイロ言ってはいたが。

今日、先生は、ずっとしゃべっていた。
しゃべらないときはしゃべらないのだが、久しぶりにこんなに話すのを見た。

仕切ってあるカーテンから出て行ったあとも、まだしゃべっていた。

なにを話していたのか・・・。

・・・大半が食べ物の話しだ。

私はともかく、時間的に先生を始め、ここのスタッフもおなか空いているだろうなと思う。


今日は、先生が鍼を抜きに来た。
(最近は、若い鍼灸師さんが抜いてくれる)

「・・・私、今のままじゃ、死なれん。やりたいこといっぱいあるし」
「なにをしたいん?」
「・・・・」
「いや、言いたくなかったら、言わんでもいいよ」
「・・・もう一回、バイクに乗りたい」
「ああ、免許、持ってるって言ったね」
「うん」
「レンタルして『わ』ナンバーのやつに、乗ればいいやん」
「・・・んーーーいや、そういうのとは・・・」

いや、そういうわけじゃなくて・・・。
と言うか、バイク以外にも、「まだやってみたいこと」たくさんある。

たまたま「バイク」とだけ言ってしまったが、自分の口で言えるのは、それぐらい。

ほかのこと、もし、叶うようなことがあったら・・・。

その時は・・・。

自分の胸にとどめておこう。




半年間の想い

2008-02-27 23:31:40 | 生協日記
朝から冷たい風が吹き付ける。
今日も非常に寒い一日になりそうだ。
ただ、雨は降らないようで、洗濯物を外に干す。

今日、別の地区の組合員総会があった。
私の担当地区の総会が来週ということと、来賓に卵の生産者が来られて話しをされるので、その中身の確認の意味を含めて、オブザーバーで参加することにした。

昨年、パティシエさん(20代独身・かっこいい)を呼んで、クリスマスケーキの実演会を地区の主催で行った。
なぜ、このパティシエさんを講師に・・・かというと、彼のお母さんが、今日総会を行っているこの地区のベテランの組合員で、これが縁であちこちに呼ばれることになったのだ。

そのパティシエさんは、以前から「ここの(ウチの生協)卵は、本当にスゴイ!!」と、ずっと力説していたので、卵の生産者に会わせたかったのだ。
もっとも、卵の生産者のHさんは、ウチの地区の組合員でもあるので、私も学習会やらつどいやらで、顔を合わせたこともあり、その時にもパティシエさんのことを話しをしていた。


「Hさん、この前の支部の取り組みでですね、パティシエさんを呼んで実演会をしたんですけど、ここの卵の良さをすごく語られてですね。 私もせっかくだから、パティシエのTさんとHさん、是非会わせたいんですよ」
「そうなんですか」

一方、パティシエさんの方にも・・・。

「卵の生産者のHさんに、Tさんの実演会を見せたいんです。あれだけ卵のことを話されるから、Hさん、きっと喜ばれると思います」
「はい」


そして、今日・・・。

総会開始から少し時間が経った頃、パティシエさんが会場に。
オブザーバーの私は、会場の出入り口付近に座っていたため、Tさんを案内。

「Tさん、来られたんですね」
「はい。もう始まっているんですか?」
「今、総会の採決ですからね、あ、Hさんが後ほど卵の話しをされますから、是非お話を聞かれてください」
「はい」(なんか嬉しそう)

資料をTさんに渡しながら、総会について話しをしていく。

休憩を挟み、いよいよHさんの卵の話しに。

参加した組合員は、みな真剣にHさんの話しに耳を傾ける。

「Tさん、どうでした?なんか訊きたいことあります?」
「はい。ここの部分を・・・」
「じゃぁ、後ほど、Hさんに直接会って話しをされたらいいですよ」
「はい」


総会も終わり、TさんとHさん、やっと顔を合わせることができた。

二人の存在を知ってから、どうしてもお互いを会わせてやりたかった。

ずっと支部にも事務局にも言い続けていたし、本人同士にもお互いの話しをしていたのだ。

お互いに挨拶をし、すでに電話番号の交換を始めていた。

それを見た瞬間、なんというか・・・私が泣きそうになった。

別に私にとって、得することとかと言うことではないのだが・・・。

私はこの二人を会わせたかったし、その場に自分が立ち会えたことがとても嬉しかった。

半年間思ってきたことが、ここで実ったのだ。

もちろんお二人は、熱い「卵談義」(笑)を繰り広げていた。


人と人が出会い、そこでまた新しい出会いがあり、喜びがある。
何かを生み出したり作り出したり。
新たな世界が広がったり。


そんなことを実感した、本当に有意義な一日だった。