ろごするーむ

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こどものための復活祭メッセージ

2009-04-12 16:14:57 | 子供の説教
イースターおめでとうございます。

今日は何のお祭りなんでしょうか。
わたしたちは何をお祝いするために礼拝をしているんでしょう。
イースターというのは、日本語では復活祭と言います。復活をお祝いするんですね。
誰の復活をお祝いするんでしょうか。それはイエス様のご復活をお祝いするんですね。

 十字架におかかりになって、十字架の上に死なれたイエス様は、アリマタヤのヨセフという人が用意したお墓にうめられました。ところが、今日、日曜日の朝のことです。マリアたちが墓に行って見ると、イエス様の葬られたお墓をふさいでいた大きな石が転がしてあって、中にイエス様はおられなかった。そこには白い衣を着た神様の使いがいて、マリアたちに言いました。「あの方は復活なさって、ここにはおられない。」
 イエス様は十字架で死なれて、お墓に葬られた。うめられたわけですね。
 だけど、日曜日の朝、マリアたちがお墓に行って見ると、お墓は空っぽで、イエス様はそこにおられない。そこには神様の使いがいて、マリアたちに言いました。「あの方は復活なさって、ここにはおられない。」

 死んだはずのイエス様を、父なる神様はお見捨てにはなりませんでした。父なる神様は、十字架に死んでお墓に葬られたイエス様をいのちに呼び出してくださいました。
 十字架に死んでくださったイエス様が、死なれたのにですね、父なる神様にいのちを与えられた。わたしたちはそのことをお祝いするんですね。
 
 クリスマスにわたしたちは、ベツレヘムの馬小屋にお生まれになった、赤ちゃんイエス様のお誕生をお祝いしました。
 今日、イースターの日にわたしたちは、死んでお墓に葬られたイエス様が、父なる神様によっていのちに呼び出された、復活させられたそのことをお祝いしているんですね。

教会のお祭りはいのちのお祭りです。
いのちに満ちて生きておられるイエス様をお祝いするんですね。

 普通、わたしたちの知っているお祭りっていうのは、沢山の収穫があった秋に、その収穫を喜んでお祭りをしたり、お正月には新しい年が来たからといってお祝いをしたりしますよね。
 でも教会のお祭りはちょっと違うんですね。沢山の食べ物やいいことがあったことを喜んでお祭りをするのではないんです。
 では、何を喜んでお祭りをするんでしょうか。それは、いのちを喜んでお祝いをするんですね。イエス様がお生まれになった。イエス様が復活させられた。このイエス様がいのちに満ちて生きておられる。だからお祝いをするんです。

 ただイエス様が生きておられることだけをお祝いするのではありません。イエス様にいのちをお与えになった父なる神様は、わたしたち一人一人にも、いのちを与えて下さっていて、それをとても喜んでくださっている。みんなのいのちを心から慈しんでくださっている。大切にしてくださっているんですね。だから、みんなのいのちが失われてはいけない。滅びてはいけない。そうお望みになって、イエス様の十字架によって、わたしたちの罪を赦して、わたしたちがたとえ死んでも、イエス様をいのちに呼び出してくださった神様は、わたしたちを、みんなのことをも、いのちに呼び出して下さるのです。

 みんながお母さんから生まれてきた日、お父さんやお母さん、家族のみんなは何ていってお祝いしてくれたでしょうか?きっと「おめでとう」と言ってお祝いしてくれたと思います。イエス様のご復活を「おめでとう」と言ってお祝いするわたしたちは、そのイエス様から永遠のいのちを頂いて、神様から「おめでとう」と喜ばれている一人ひとりなんですね。
 イエス様が生きておられるというのは、わたしたちも生きるようにという父なる神様の御心です。与えられたいのちを楽しく喜んで生きるように、そして自分のいのちの終わりを迎えるときには、イエス様に罪を赦されて、永遠のいのちを頂いて、また神様によって生かされるように、そう父なる神様は望んでくださっているんですね。

 復活されたイエス様は、いつもみんなと一緒にいてくださって、みんな一人一人のことをお守りくださいます。わたしたちを大切にし、何よりも心にかけてくださるイエス様に感謝して、毎日を大切に生きて生きたいと思います。


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