ろごするーむ

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子供説教「イチジクの木」のたとえ ルカ21:29-33

2007-07-08 06:52:25 | 子供の説教
■「いちじくの木」のたとえ  ルカ21:29-33  こどもさんびか14

21:29 それから、イエスはたとえを話された。「いちじくの木や、ほかのすべての木を見なさい。21:30 葉が出始めると、それを見て、既に夏の近づいたことがおのずと分かる。21:31 それと同じように、あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、神の国が近づいていると悟りなさい。21:32 はっきり言っておく。すべてのことが起こるまでは、この時代は決して滅びない。
21:33 天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」
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ある日イエス様は、世界の終わりについてお話されました。みなさん、世界の終わりはどんなだと思いますか? 今日の聖書のすぐ前を見ると、そのことが書いてあります。その時には、わたしこそキリストだ!! 自分こそ救い主!! そういう偽者のキリストが大勢現れて、みんなをだまそうとする。 戦争とか暴動のことを聞いたり、大きな地震があって、あちこちに飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れるんだと言います。人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うと言われました。

こういう世界の終わりについてお話しをされたすぐ後で、今日の、イチジクの木のたとえ話をされました。今日のたとえ話は、イチジクの葉っぱが茂ると夏が近いのがわかりますよね。そう言うお話しでした。木に葉っぱが青々と茂ると、私たちは夏が近いことがわかります。この葉っぱが黄色や赤にかわってくると、もう秋なんだと分かります。

それと同じように、さっきイエス様がお話になったような事が起こったら、世界の終わりの日が近いのです。イチジクの葉っぱが青々と茂ったら夏が近いことを知るように、こういう知らせを聞いたら世界の終わりが近い事を知って、「身を起こして頭を上げなさい。」と言われました。
身を起こして頭を上げていなさいとは、ビクビクしないで、神様を信頼していなさいということです。
わたしたちは、世界が終わりの日がくるとか、戦争や地震の知らせがあって、恐ろしい現象が起こると、「恐ろしさのあまり気を失うだろう」とイエス様が言われたように、怖くて不安で一杯になります。怖いなぁと思うのです。

しかし、この世界の終わりは、破滅や絶望ではありません。天地をつくられた神様、私たち一人一人を大切に、心を込めて創造し、いのちを吹き込んで生かして下さった愛の神様。 私たちの罪のために十字架にかかって、死んで復活されたイエス様が来られるのです。

ですから、私たちは、世界の終わりだと言って、偽物の預言をする人たちに耳を傾けることもないし、地震や戦争のうわさを聞いても、ビクビクしなくて良いのです。世界の終わりは私たちの絶望ではないのです。
イエス様は、それは、「このようなことが起こり始めたら、あなたの解放の時が近い」と、言われました。あなたがたの解放の時。
わたしたちが愛の神様によって、本当に自由にされるとき、神様の国の恵みに生きるとき、そういう時が来るんだということです。世界の終わりとは、そういう恵みの中に私たちが迎えられるということなのです。
わたしたちはいつも、神様にお委ねして過ごしたいと思うのです。


お祈りいたしましょう。
すべてのものの造り主である神様。今日、あなたの御言葉を頂きありがとうございます。私たちは毎日を神様に委ねて歩むことができますように。そして、あなたが再び来られる日を、心を備えて待ち望むことができますように。私たちの主、イエス・キリストによってお祈り致します。アーメン

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