神々のいる山を訪ねる

巡礼登山家を目指して修行中、 一人淋しく霊山を訪ね歩いています。

都介野岳

2008-01-29 21:35:59 | 奈良の山
三輪山の東の高原 柘植の都介野岳(つげのだけ)
名阪国道、針インターから榛原方面に行くと 左方向には二上山のように雄雅山と雌雅山を併せて聳える野野上岳があります。 そこから少し先、右手に見えてくる山 標高631Mの円鐘形の美しい山で都介野富士ともいわれ とても目立ちます。



登山口は 南之庄町の国津神社から少し歩いたところに標識があります。(登山口は幾つかあるようです)   整備された幅の広い道を10分ほどで 三陵墓古墳群からの登山道と合流、ここからは階段状の急な登りとなります。さらに10分で役の行者さんをお祀りした石碑、更に急登を続けると広い頂上台地に到着、途中にはずーっと外灯がついています。 以前見た写真では頂上の鳥居の奥に沢山の磐座が在ったのですが、現在 小舎が建てられ中に「龍王神社」さまが祀られています。


頂上:樹林越しに生駒山方面が遠望できる。

標高の割に簡単に登頂できるのは、柘植自体が標高500Mの高原地帯だからです。柘植は歴史的由来のある神社や寺が多く 緑豊かな風景に癒されます。カンヌ国際映画祭グランプリ「殯(もがり)の森」の撮影地はたしかこの辺りだったと思います。


南之庄町の国津神社

登山口を訊ねた時 市役所分室の窓口カウンターで販売していた 「柘植村市」 (分厚い3冊)  つい衝動買いしてしまった・・・。神社の縁起だけでも相当な分量だ! 縁起や由緒にまつわる書物は手に入れたとたん、安心するのかあまり見なくなる。

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