
紀伊半島の中央。大峰山脈の南端に位置する標高1076メートルの玉置山。北山川と十津川の深い渓谷に挟まれた山頂からは南に太平洋、北に吉野、熊野の山々を遠望できる神秘的な山で、玉置山の森は、森林浴の森100選にも選ばれている。

広々とした山頂からは熊野灘を望み「沖見岳」「舟見岳」との別名もある。山全体がご神体と崇められている神奈備と思われるのに、あろうことか山頂付近にアンテナが立てられ台無しに・・・。前に来た時はもっと整然としていたような記憶がある。

山頂直下9合目に建つ玉置神社の境内はうっそうとした原生林に覆われ、神代杉をはじめとして樹齢3000年と言われる大きな木々が林立。荘厳で神聖な雰囲気の中に社殿が鎮座しています。

神代杉

玉石社:御祭神・大巳貴命

玉石社の後ろに「霊石三ツ石神祠」
大峰奥駆道の拠点ともなっているので、この日も3人の若者が大きなザックを背負って降りてきた。
玉置神社は神武天皇東征の際、熊野に上陸後、ヤタガラスの先導にて、この地で十種神宝を奉祀されたとの伝説があり古来より十津川郷の鎮守であったと思われます。熊野三山の奥の院と呼ばれていて、熊野本宮には玉置神社の遥拝所があったという事ですが・・・。
この件に関して最近の書物(熊野 神と仏)の中で熊野本宮宮司、金峯山寺執行長という立場の方が対談でどちらも玉置神社との関係を否定し、スピリチュアル系の変な人たちの拠り所になって、「あそこはすごい」と言って本来の形とは違っている・・・と、極めて否定的な意見を述べていたが、段々変な雰囲気になってきたのは、明らかに熊野本宮のほうだと言うことは 行ってみれば誰でも解る。 視野の狭い人だ。
確かに玉置神社は道路が整備されて雰囲気は変わった。それでも境内にポツンと置かれた無人のお神酒、車道があるにも関わらず自動販売機はなく、休憩所にある無料の熱いポット・・・。ずっと前奥駆の道中、お賽銭代もなくタダで頂いた記憶がよみがえり、変わらない心があるように感じた。 山頂のアンテナで神さまは何処かに逃げたと思うけど、いつの日か戻ってくる予感がある 他に類を見ない霊山。
そろそろ更新されてるかなぁ~と、久しぶりに訪れたら!ぴったりでした。
楽しみにまってました!
アンテナはやっぱり、いただけないですね。。
私は連休、初めて伊勢神宮の外宮に行きました。
高速を走る時に眺めた多気の山々など、紀伊半島の山の美しさを初めて知った感じです。
玉置山、是非夏休みにでも登ってみたくなりました!
ホントにお久しぶりです。
山には行っていますが、なかなかビ・ビ・ビッとくる山がありません。
高千穂や弊立神宮は書きたいことが多すぎてまとまりません。
もう一度訪れたいと思う山に神さまがいるように思います。玉置山はまた行きたい山です。
昔と変わらずは無理ですが、先入観なしで行ってみて下さい! 杜は素晴らしいです。