「あなたが選ぶイタリア絶景５０」

今日の午前、NHKBShiの「あなたが選ぶイタリア絶景５０」を３時間半見ました。

番組は、ほぼイタリア全土の絶景を紹介しました。
オリーブ畑の絶景、建造物の絶景、イタリアアルプスの絶景、遺跡やイタリアの生活、人々、石畳、‘全ての道はローマに通ず’です。

私がイタリアを旅行したのは、８年前です。
当時はまだデジカメを持っていませんでしたから、写真しか残っていませんが、番組で訪れた場所が映ると（行った、行った）と心の中で呟き、懐かしみ、再び感動する事が出来ました。

９人で参加したイタリア旅行の５日目の自由時間、６人はポンペイ遺跡観光のオプションに参加しました。
私はカトリックの総本山、バチカン市国サン・ピエトロ大聖堂に隣接するシスティーナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」が見たかったのと、娘にグッチの帽子を頼まれた為、スペイン広場近くのブランド通りに行きたかったので、自由行動を選びました。

他にブランド通りに行きたいという二人と、ツァーで知り合った訳あり若くて綺麗で英語が話せる日本在住中国人の女性とバチカン市国に行きました。
バチカン市国の周りには朝早くにもかかわらず、すでに長蛇の列が出来ていました。
厳重なセキュリティーチェックを受け、長いエスカレーターを上り大変な人ごみの中見学した事を覚えています。
大天井画「最後の審判」はミケランジェロが１０年間かけて描いたそうです。
３３歳から４年間かけて描き、その２０年後６年かけて、ミケランジェロは人生をかけて描いたのです。

あの美しい円形闘技場コロッセオは1938年前に建てられました。
コロッセオには地下に猛獣を運ぶ人力のエレベーターがあったそうで、５万人入る闘技場では人と人、人と猛獣の正に命を懸けた戦いが繰り広げられました。
それが娯楽だったんですからスゴイです。

ミラノサンタ・マリア・デレ・グラツィエ聖堂修道院食堂の壁画、レオナルド・ダ・ビンチ作「最後の晩餐は」閑散としただだっ広い四角い部屋で鑑賞しました。
第２次世界大戦の大爆撃をうけ打撃を受けましたが、壁画のあった部屋が戦火を免れ奇跡的に残ったそうです。
その後何度も修復が行われ今の姿になったのですね。
イヤー素晴らしかった～

イエスの足の部分は食堂の出口を作る為ぶちぬいたと、背の高いお洒落なガイドさんが説明してくれた事を記憶しています。

現在は映画‘ダビンチ・コード’の影響で大変混んでいるそうで２週間前から予約が必要なんだそうです。
あの壁画は静かにゆっくり見ないといけませんよね。

まだまだたくさん紹介されていましたし、行ってみたい場所もたくさんありましたが、記憶に残った一部分を記事にしました。

ちなみにベスト３は
１位　ベネチア
２位　フィレンツェ
３位　アマルフィ
でした。