我々は牛久沼たまやボート選手会の会長と副会長、二人の年齢をたすと100歳を超えるためその名も「牛久沼たまや100‘s(ハンドレッズ)」。
牛久沼たまやボートで毎月行われるバストーナメントを報告します。
最近、どうも釣りの調子が悪い・・・魚はかかるのだが何故かばらしてしまう・・・。
先月のたまやトーナメントでもラスト1時間で2尾かけたがどちらもばらしてボーズに終わってしまった。
先週のプラでも明らかにキロアップをかけたがまたまたばらしてしまった。
もちろん腕が悪いのはわかっているが、それにしても多すぎる。
フックをヘビータイプのものにしているのが悪いのか?
アメリカ製のスピニングロッドが硬すぎるのか?
しかし、良く考えてみると、ばらしているということは魚は喰っているのだ。
猛暑でバスの活性が低くノーフィッシュの選手が多い中、ある意味すごいことなのか??
最近使っているのはこれ!
3.5インチGテールサターンの猫リグ、シンカーは0.8~1.3g、ラインはフロロ5.5lb、ベイトフィネスが盛んだが私はスピニングで使う。
フリッピングで葦際にフォールさせるとテールのバイブレーションが素晴らしく、リグの一番先にシンカーがついているのでかなりのカバーでもすり抜けてくれる。
今日こそはGテールサターンでバスを釣るのだ!とリベンジに燃える会長なのであった。
7月17日(日)牛久沼たまやボート休日大会 天候は晴れ
水温は開始時で30℃と猛暑だが、途中中止の可能性もあるほどの強い南風がどう影響するか?
私はザブンざぶんの本湖を渡り、国道6号の東端にあるねごや川へ向かった。
ここは非常に小さい流入河川で川幅はせいぜい3-4m、ボートがすれ違うのがやっとだ。
しかし生活排水が流れているため夏涼しく冬温かいのが特徴だ。
さっそくGテールサターンの猫リグを葦際のシェードに落としてゆく。
先週ばらしたキロフィッシュがきっといるはずなのだ!・・・さっそくコココッというあたり!がっちりあわせてみごとに1尾目のギルを釣り上げた!
さらにあたりは続く!またしてもばっちりフッキングして2尾目のギルをキャッチ!
ほどなく小さいあたりをみごとにあわせて3尾目のギルをキャッチした!・・・オーーイ!Gテール君!バス連れてきてー!
そうこうしているうちに細いねごや川に人の気配が!
これが最も恐れていたことでねごや川は非常に小さいポイントなのですぐにプレッシャーにつぶれてしまうのだ。
カーブの先にボートが見えた。
流れるようなフリッピングは現在年間ポイント1位の田中選手だ!よ、よりによってランキング1位がぁぁぁ・・さっそく見ている目の前でキロフィッシュ抜かれてしまいました。
場所といい大きさといい、まさしく先週ばらした魚のような・・・このキッカーのおかげで田中選手は3位入賞しました。
悔しいがおめでとう。
失意の会長はそれでもGテールを落とし続けます。
するとまたしても人の気配、今度はランキング4位の萩野谷選手だぁぁぁ・・・「奥行っていいですか?」「ハイハイどうぞどうぞ」って感じでなんと小型ながらササッと3尾釣られてしまいました。
「小さいので入れ替えはできませんでした」「そ、そうですか、残念でしたね」・・・萩野谷選手は4位入賞・・・おめでとう。
それでも失意の会長は半べそながらGテールを落とし続けました。
このあたりになってくるとなんだかもう宗教的な感じです。
時間は12時、得意の「昼飯バイト」の時間帯だ。
倒れた葦が折り重なったところに落としたGテール。
ピックアップでスピニングロッドに重さが乗った!ガッチリフッキング、水中の魚はあきらかに尺上だ!(30cm以上のこと)。
キロアップでもなければ、ビッグフィッシュでもない、明らかに尺上・・・ヘラブナでした。
見てください!しっかりGテールサターン喰ってます!
株式会社レインの皆さん、カタログにGテールサターンはへらぶなにも効きます!と追記しといてください。
普通ならここで大型バス釣って「ヤッター、大逆転!」というながれじゃないの?それでも一応終了直前に25cmのバス釣ってみごとに?リベンジは果たしましたとさ。
全体の成績としては出場43名中ウェイイン17名とかなり厳しかった(私は16位、副会長は得意の西谷田で2尾釣り6位)。
優勝の吉田選手は東谷田川上流の蓮畑の杭にクロー系のテキサスをフォールさせなんと4260gのだんとつ勝利!
7月の4kgオーバーは記録が残っている中ではおそらくはじめてだと思います。
さらに最大魚は塩田選手、ナント52cm!今年の牛久沼は魚がでかくて好調なのです。