Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2014.5.18 奥神賀様から大ボシへ・・・

2014年05月20日 | 大ボシ山





奥神賀様から南西方向へと道が続いていた
分県ガイドを見ていた隊長が「大ボシ山へ行くぞー!」と言う。
「予定と違いますやーん・・・次は、高板山ですやーん。」
と訴えるも空しく、どんどん先へと進むグリコ隊長












芽吹いたばかりのやわらかい新緑にいやされるー












しばらく進むと倒木の根っこがあった
反対側へも道があって、その先には岩場があったから
多分、展望が良かったのではないかと思う?確かめてないから不明



























「鉄塔がある山が大ボシ山で、すぐそこに見えているから大丈夫!」
意味不明な事を言いつつ先へ進む隊長の後に続く・・・







































ヌタ場












とても広く刈り払われてハッキリした登山道だけれど
雪で倒れたり折れたりした木が道を塞いでいて迂回が必要だった












ブナは双葉から本葉が展開中

























新緑はとても美しいけれど












下草がまったく生えていない













ひとつめの1397Pは左手へと巻くように進む













視界が開けた

























日当たりの良い斜面にはヒメハギの花
このオモシロイ形の花は愛嬌があってかなり好み













次のピークが見えてきた














巻き道から再び尾根へ出る













立派なブナもちらほら













タヌキの溜めフン
よーく見ると、フンに混じった植物のタネが一斉に発芽している

木の実とかのタネは鳥や動物に食べられ、排出される事によって
発芽を促されるのもあるらしい

そう言えば、奥神賀山のあたりにはホンドギツネの気配があった












下草はさっぱりだけどバイケイソウはしっかり育っている
この辺りも鹿が多いっぽい













ムネアカオオアリ













だんだん、道があやしくなってきたから
目印になるような樹の写真を撮っておく
ただ見ておくだけでなく、撮っておくと記憶にも残りやすい













ワチガイソウ













やぶいてきたーーーー












最初ははっきりと見えていた登山道も、進むにつれて判り難くなってきた
倒木や折れた枝を迂回すると、元の登山道へと戻れなくなった
それでもよく目を凝らして見ると薄い踏み跡がなんとなく判るので辿って行く

踏み跡なのか、けもの道なのかとてもあやしい








分県ガイドには奥神賀から中都山・大ボシへの道は記載されていない
隊長曰く「稜線を辿ればイイだけ。それにあそこに見えている!
と言うことなのだが、地図もなくテープも無い道をこれ以上進んで(ここまでも何度か迷った)
元に戻ってこれるのか?とかなり疑問に思った


多分、行って行けない事は無かったと思うけど
これ以上アヤシイ道を踏みこんで行くには気力が尽きたし
(ここのスズタケは茎が太くてめちゃくちゃ堅く藪を泳ぐのに苦労した)
距離も道も不明な状態では遭難しようと努力するようなもんだろ!と説得して引き返す













途中の展望が良いコルでランチ
休憩して栄養補給をすれば、大ボシまで行く気が復活するかと思ったけど・・・そんな事はなかった












行きでは、見失った登山道も帰りでは見えたりして、辿って行くと祠があった
これはもしかして「中神賀様?」の訳がなく・・・帰宅後調べてみると

中都山(なかつやま)1,402.9m だった
手前にあったピークが二等三角点 大星 で
ついでに、大ボシ山の三角点名は「怒田」(ぬた)だった
























祠の横に1本だけシロヤシオが生えて純白の清楚な花を咲かせていた

帰り道も所々迷いつつ














なんとか帰ってこれた。よかったー!












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