Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2015.4.12  雪渓の石鎚山 *土小屋*東稜コース * 1,982m

2015年04月14日 | 石鎚山


めずらしく早起きしてめずらしく参加したカプ隊員とめずらしく早出して石鎚山を目指した。





あさごはーん。
これまためずらしくちょっとリッチなおにぎり屋に手を出してみた
たまごやきは甘い派のびすこです。










石鎚公園線の途中の「奥」のあたりだったと思うんだけど
桜がきれいに咲いていた。
今年は咲いたと思ったら雨が続いてあっという間に散ってしまったけれど








この辺りは満開だった
























寺川地区を通り過ぎてしばらく行くと
名野川の対岸の手箱山の山すそにアケボノツツジが咲いていた













そして土小屋到着 こんなにクルマが少ないのは初めてかも













石鎚神社 土小屋遥拝殿













さて行きますか。

























おNEWの靴がぴったりフィットで歩きやすくてご満悦
な、雪渓を渡るグリコ隊長













第1ベンチあたりから見る石鎚山













そして東稜分岐から初めての東稜コースへ・・・













アスレチックコースでオモシロイ!!!













笹をかき分け掴みながら登って行く












山頂がちょっとガスってきた














あの岩の間の笹滝を登る訳なんだけれど
その前にちょっとおやつターイム













んまかったこれ。
なんか最近食欲がやばいし、すぐにお腹が減るのよ。














笹滝を登っている途中で振り返るとちびりそうになった・・・
写真を撮る余裕なんか無いので登り切ってからパチリ
皆が笹を掴んで登るから、掴みやすい位置の笹はハゲとるんな。












そして高度感にびびり先へ進むのがイヤになる。
でも、後にも戻れない(あの急斜面を下るのは考えられない)ので
なんとか先へ・・・













かっちょいい白骨樹














足元が切れ落ちている稜線を強風に煽られながら
高所恐怖症なので、雄叫びを上げ気合を入れつつ
時には岩にしがみ付いてフリーズしつつ渡ってきた













風が無ければ、そしてザックが10㌔無ければそんなにビビらなかったかもしれない。
この日は、歩荷トレーニングのつもりで水を多めに入れて通常コースを歩くつもりだったのに
隊長の気まぐれで必至の抵抗空しく、東稜コースに変更になったのである。













写真中央よりちょっと左の雪だまりが東稜分岐かな?
あそこから登って来たのかと・・・
石鎚スカイラインや土小屋も見える
足元には茶紫色のイワカガミの新葉が一面に生えていた











蟹の横這いをなんとか登り切って通ってきた道を眺めるカプ隊員

正直、あまりにもの高度感がコワすぎてココまでの写真も記憶もほとんどない
蟹の横這いを登りきるときは、先に上がったカプ隊員に
ザックを持ち上げてもらったんだけど
「こんなに重いの背負っとたがー?!」と
痩せ尾根の岩場を隊長がザックを運んでくれたんだけど
「かるく10㌔あるんちゃうん?」と
自分では6㌔くらいかと思ってたんだけど・・・
たしかに米10㌔持った感じと変わりなかった






「その荷物であの風のなかよく頑張った!」と褒めてもらいつつ天狗岳へ向かう













二ノ森への稜線とチラリズムな堂ヶ森

以前、あそこに見える堂ヶ森から弥山まできて面河に下ったんやでと
カプ隊員に言うと「バカやない?変態やわ!」とののしられる褒めてもらった。













南先鋒までが怖すぎたので、弥山までがあまり怖くなかった













天狗岳 1,982m















グリコ隊長とカプリコ隊員のサポートが無ければきっと途中で野垂死にしていた
途中、何度もフリーズしたり奇声を発したりしても根気よく励ましてくれた
カプ隊員には感謝なのである。
「それにしてもうるさい」と言ったグリコ隊長はどうでもいい。
雄叫ぶのは、びすこ的に怖さを振り切り気合を入れる為に必要な儀式なのでしょうがない
でも、他に人が居なくて良かった(笑













天狗岳を後にして弥山へ向かう











弥山直下のクサリ場を登り切れば













石鎚神社山頂社のある弥山【みせん】に到着













三ノ鎖 ひえぇぇぇ














風が冷たく寒いので冬季避難小屋でランチ休憩をして
外に出てみると天狗岳はすっかりガスをまとっていた





























下山は通常コースで


















































新しい小屋はヒノキの良い香りがした
トイレは送水管凍結防止のため4月末まで使用禁止なんだそう












でっかい岩が落ちていて、もしこれが雪渓を渡っている時に
落ちてきたなら・・・と思うとめっちゃ怖い。











崩れていた木道

心配していた雨にも降られず無事に下山
絶対に行きたくないと思っていた東稜コースをクリアできてよかったー!

「慣れれば怖くなくなる!」「次は子持権現な!」という
グリコ隊長をどうやってうまく巻くかが次の課題だったりする。



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あまり記憶が無いので、またいつか東稜コースは再チャレンジ!


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