ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

異動の季節

2007年04月24日 | Weblog
 毎日新聞神戸支局の近藤大介記者が今月27日付けでもって、東京本社の政治部に転勤するとのこと、彼とは山古志に私が滞在している時から童地蔵のこと、神戸での活動のこと、長田区の復興のかかわりあい、街づくりと多岐にわたり情報を交換し役3年近くにわたり交流してきた。
ともに取材のためにあちらこちらと行動してきたこともあって、少々淋しい思いもあるが、これからの人であるゆえに、東京という環境にはいって、記者活動されることは、大変喜ばしく思う。
急なことで、一献、酒を交わすことも出来なかったが、今日元町の喫茶店でしばしの送迎を行ったところである。
俗な言い方であるが、体に気をつけがんばってもらいたい。

童地蔵取材の時の写真  近藤大介写す

山古志との出会い

2007年04月24日 | Weblog
 平成16年10月28日午後5時58分中越地方に大きな地震があった。との報を聞く。その後長岡市を中心として周辺の地域にかなりの被害が出ているとの事でその後詳しい情報は途絶えたが、山古志村の住民が自力で全員が徒歩で村を降りたとのニュースが日々流されていた。
新潟そのものが、関西に住む我々のとっては、縁がないところで、米どころ、豪雪地帯、あえて北朝鮮からの船が出入りするところ。
おおよそそんなところ、しかし阪神大震災を体験した私にとっては、現実受けた被害状況を自分の目で確かめたいことと、当時事業に失敗し、事務所を閉めたこともあって、自分に何か出来ることはとの思いがかさなり、薬局を経営する友人に無理を言って3300人分の洗面用具及び、うがい薬などの救援物資をたづさえて、名古屋に住んでいる、NPO活動を行っている黒田氏の車で被災地に入った。

次号に