ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

長田区菅原市場の今

2007年04月28日 | Weblog
 震災での火災でもっとも被害の大きかった菅原市場。
消失した規模もさることながら、死者が多く出た。この被災の状況は全国、全世界に当時発信されたのが昨日のようにも思える。
菅原市場の復興は神戸の復興の象徴ともされた。
今の菅原市場周辺は大きくさまがわりし、当時の面影はまったくなく、新しい街となった。
寅さんもこの街通り過ぎていった。地震に拠る火災の恐ろしさ及び悲惨さを今の姿からは推し量れなくなったが、防災への意識の伝承がこれからも必要となる。

昨今の新長田駅事情

2007年04月28日 | Weblog
 震災でもっとも被害があったののこの新長田駅。
神戸の副都心への構想を地元をあげて推進した、特に各駅停車駅から急行電車を止める運動を展開したが、JR側はむしろ、須磨に近い鷹取駅に急行電車の停車を決定し乗降客の多い新長田がはずされて商店会の人たちの落胆は大きかった。
今新長田駅は北区、西区へ市営地下鉄の乗り継ぎ駅の機能があっても結果この地域は素通りされているだけで、人がこの地域には立ちよらず、長田の地域経済の再興が望まれることと、若い人たちをこの地区へ呼び戻す施策をとっていくことが重要と思われる。
その意味にあって、このたびの統一地方選は地域の人の関心が高まった。