ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

長田食文化発祥の地 六間道

2007年04月29日 | Weblog
 そば飯、ぼっかけ、ホルモン焼、お好み焼き
どれも、これも今は全国ネットになった食べ物になったが、もともと長田の町から生まれた食べ物でそば飯などご飯とそばを一緒に焼いて食べる。焼き飯をおかずに飯を食べるようなもので地元のものでも最初は抵抗のあった献立。
ケミカルシューズ製造の街で靴をつくる主体はほとんどが女性。その中で貼工さんという靴を金型に沿わして側と底をつなぐ、靴のいわば組み立ての工程を行う作業を行う人でかなりの力がいる、受け取り制なので数をこなすと金になるので、食事を取る時間も惜しんで仕事をしそこで持ってきた弁当の冷や飯をお好み焼き屋に持ち込んで、焼きそばといっしょに料理して食べたのが広まったとされているが、この姿は実際よく見たので間違いない。
エンゲル係数が市内でもっとも高いといわれる長田。体が資本とあって、食べることに関しては、金はいとわないところもあり、みなそれぞれ口も肥えている。

写真は韓国料理の食材店