ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

北杜夫『どくとるマンボウ航海記』1965・角川文庫-シーナさんおすすめの楽しい航海記

2023年09月24日 | 随筆を読む

 2021年秋のブログです

     *

 シーナさんの本を読んでいたら、北杜夫さんの『どくとるマンボウ航海記』(1965・角川文庫)をほめていたので、すごく久しぶりに読んでみる。

 じーじの持っている文庫本は1973年発行。

 定価140円。

 ちょうどじーじが大学に入った年だ。

 講義をきかずに、こんな本を一所懸命に読んでいた日々を思い出す。

 改めて読んでみると、この本、とても面白い。

 マンボウ先生のはちゃめちゃな行動が痛快。

 しかも、さすが、北杜夫さん、文章がうまい。

 やはりすごい小説家だ。

 シーナさんがほめるだけあって、冒険本としても一流だ。

 すっかり大航海の気分を味わう。

 それにしても、当時140円で買った文庫本を50年近く後でも楽しめるのは、本好きの醍醐味だろう。 (2021.10 記)

     *

 2022年秋の追記です

 今回で2回目のアップだと思うが、前回も今回も、いいね、をたくさんいただいて恐縮する。

 ただ、本書のブログを書いているかたが少なくてさみしい。

 いい航海記なのに、もっとたくさんの方々の感想を読んでみたいと思う。

 本書だけでなく、『マンボウ青春記』や『マンボウ医局記』なども傑作だ。

 ぜひ、これらの感想文を読ませてほしいな、と思う。 (2022.9 記)

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 東畑開人『聞く技術 聞いて... | トップ | 庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつ... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クリン)
2022-09-04 16:12:01
これだけの名作になると、内容も良いところがてんこもりですし、なかなかかんそうを書けないのではないでしょうか!?ちなみにクリンたちは「青春記」が好きです💛
返信する
コメント、ありがとうございます (どさんこじーじ)
2022-09-04 16:23:01
なるほど、名作すぎて、内容もよすぎて、感想が書きにくい、ということには、考えが及んでいませんでした。すみません。
クリンちゃんは『青春記』がお好きなんですね。いいですよねぇ。じーじも大好きで、最近、読み返したばかりです。
そういえば、『青春記』の感想文を書いていませんね。人に催促をするまえに、自分で書かなくちゃあねぇ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

随筆を読む」カテゴリの最新記事