2018年のブログです
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政治家が、働き方改革、を声高に叫んでいます。
北朝鮮のミサイル問題同様、それくらいしか、アピールできることがないのでしょう。
しかし、働き方改革、の前に、残業規制が先でしょう。
あいかわらず過労死の危険性は低減せず、そんなところで、専門職の労働時間の制限を取っ払うのは、さらに過労死を増大させるだけです。
カウンセリングをやっていると、若い人のうつの問題の相談に乗ることが多いです。
性格の問題だけでなく、働きすぎや残業のしすぎで体調をくずして、うつ状態に陥っている人を多く見かけます。
残業を断れないような真面目な人が多いです。
適当にさぼれるくらいなら、うつになるまで残業をしないで、体調をくずすこともないのでしょうが、みなさん本当に真面目です。
しかし、程度問題です。
過労死になっては元も子もありません。
うつになったら、まずは休息を取りましょう。
どんなうつでも、1~2か月間、仕事を休んで休息を取れば、それだけでも体調はだいぶ回復します。
そのために病気休暇が権利として定められています。
遠慮せずに活用しましょう。
出世に響くという人もいるでしょうが、出世より命やふつうの生活が大切です。
体調を取り戻し、適切な勤務時間で、より生産的な仕事をしたほうが、会社や組織のためにもなります。
楽しみながら働きましょうね。 (2018 記)
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2023年12月の追記です
5年前のブログです。
状況は全然改善されていません。
大企業の内部留保は多額にのぼるのに、ベースアップの話もあやしく、ましてや、残業規制の話は少ないです。
貧しい国だな、日本は、と思います。
こころのゆとりがなくて、生きることを本当に楽しめているのかな、と思ったりします。
トップの決断も大切ですが、やはり個々人の生き方の選択が大切になるのではないでしょうか。 (2023.12 記)
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ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介
経歴
1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。
1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。
1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。
1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。
1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。
2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。
2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。
仕事 心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています。
所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会
論文 「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか
住所 新潟市西区
mail yuwa0421family@gmail.com