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「その時 歴史が動いた」2009年週めくりカレンダー(1月第4週)

2009-01-23 11:58:37 | KOTOBA+HANASHI
東風(こち)ふかば 匂おこせよ 梅の花
主人(あるじ)なしとて 春を忘るな
菅原道真
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菅原道真/すがわらのみちざね(845-903)
平安前期の公卿、文人。学問に打ち込み文章博士となるが、讃岐国(香川県)の国司に任命され、のちに中央政界へ。藤原氏の陰謀で大宰府へ左遷。死後、京の都で天変地異が相次ぎ怨霊として恐れられ、北野の地に祀られる。優れた学者であったことから「学問の神様」として親しまれる。
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901(昌泰4)年1月25日
菅原道真
九州・太宰府へ左遷
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「学問の神様」として名高い菅原道真は、改革を志した政治家でもあった。貧しい民衆を救うため土地制度と税制の改革を進めた道真は、宇多天皇に重用され右大臣となるが、権益を侵されると恐れた藤原氏の激しい抵抗を受ける。宇多天皇の退位後、ついに道真は藤原時平の策略により九州・太宰府へ左遷を命じられる。権力争いにより改革が止まることを恐れた道真は、卑劣な陰謀に抗議することなく都を去った。実権を奪った時平の改革は、道真が進めていた改革そのものであった。都が繁栄し、平安文化が花開いたのは、道真の改革の成果だったのである。


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