名将名言録（平成23年版）1月8日～9日

己（おのれ）を責めて 人を責むるな

徳川家康（いえやす）[1542-1616]『東照神君遺訓』
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いかにも家康（いえやす）が言いそうな教訓を、儒教的な視点に基づいてあとからまとめ上げたもの。勝つことばかり知っていて負けることを知らないと必ず害が生じるとして、失敗した時も他人のせいにしてはいけないという意味。掲題の言葉のほか、「心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし」「堪忍（かんいん）は無事長久の基、怒りを敵と思え」「及ばざるは過ぎたるに勝れり」といった堅実・律儀・努力を宗（むね）とするいかにも家康らしい教訓が並ぶ。

魂を揺さぶる偉人の一言
「名将名言録（平成23年版）」
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