名作の刀さのみ好まれまじく候(そうろう)
朝倉敏景(としかげ)[1428-1481] 『朝倉英林壁書』
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応仁(おうにん)の乱は新時代の旗手を生んだが、その一人が、越前(えちぜん)守護・斯波(斯波)氏の有力家臣から台頭した敏景(としかげ)である。その敏景が子へ与えたと伝える家訓の四条目の冒頭である。「さほどに名作の刀を好むべきではない」という理由は、値が銭万疋(びき)の名作を手に入れても、百疋の鎗(やり)百本に勝てないからである。万疋の銭があるなら百疋の鎗百本を求め、百人に鎗を持たせよというのが、新時代の旗手の考えである。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
株式会社トライエックス(http://www.try-x.jp/)
朝倉敏景(としかげ)[1428-1481] 『朝倉英林壁書』
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応仁(おうにん)の乱は新時代の旗手を生んだが、その一人が、越前(えちぜん)守護・斯波(斯波)氏の有力家臣から台頭した敏景(としかげ)である。その敏景が子へ与えたと伝える家訓の四条目の冒頭である。「さほどに名作の刀を好むべきではない」という理由は、値が銭万疋(びき)の名作を手に入れても、百疋の鎗(やり)百本に勝てないからである。万疋の銭があるなら百疋の鎗百本を求め、百人に鎗を持たせよというのが、新時代の旗手の考えである。
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