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青島健太:杉山愛に学ぶ組織論「人を生かし、自分も輝く

2009-10-06 10:11:03 | Mind+Impressed+Human
●青島健太:杉山愛に学ぶ組織論「人を生かし、自分も輝く」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091002/185974/

 テニスの杉山愛選手(34歳)が引退を表明した。
 プロとしてツアーを戦い続けること17年。その間、4大大会(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米)に62回連続出場の世界記録を打ち立てる。シングルスのランキングは、最高位8位。2000年の全豪と04年のウィンブルドンではベスト8に進出している。そして何より彼女が抜群の強さを見せたのは、ダブルスでの戦いだ。00年と03年には、ダブルスの世界ランキング1位も記録している。

・プロとは「そこにある色だけで絵を描く」こと
20代後半になった杉山さんに、こんな話を聞いたことがある。
 若い頃は、勢いとスタミナだけでプレーしていた。それでも自分の思うようなプレーができないと自分自身に腹を立てていた。
 「色鉛筆で例えると、若い頃は24色全部使えないと絵が描けないと思っていたんです。だからそんなときはイライラして……。でも、調子の良いときもあれば悪いときもある。そんなときにあの色がない、この色が使えないといっても仕方がない。そのときにある色を使ってどんな絵が描けるか。そう思えるようになってから、より落ち着いて戦えるようになりました」
 杉山さんの話を聞いて思い出したのは、メジャーリーグへの道筋を作ったパイオニア・野茂英雄投手の考え方だ。スランプについて尋ねると、野茂投手は杉山さんとまったく同じことを言っていた。
 「ピッチャーとしてマウンドに上がる以上、自分の調子が良いとか悪いとか言っている場合ではない。その日できることの中で、どうやって打者を抑えるか。考えることはそれしかないでしょう」

 それゆえ、野茂さんは現役時代、自分がスランプだ!と思ったことは一度もないと言っていた。
 世界を相手に戦っている人は、みな同じようなことを思考する。
 いや、プロとして戦うということはそういうことなのだ。

・誰と組んでも上手く行く理由
プロとしてその日できる最高の絵をパートナーと一緒に描こうとする。

nikkei BPnet(日経BPネット)

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