名将名言録（平成23年版）11月14日～11月16日

墨のゆがみたるは直（すぐ）になるものにて、
人の心は知られぬものに候（そうろう）

片倉景綱（かげつな）[1557-1615]　『青而者草』
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景綱（かげつな）は天正（てんしょう）3年（1575）に幼い伊達政宗（まさむね）の守役（もりやく）となり、以降、政宗に近侍した。また政宗の軍略には、つねに伊達成実（しげざね）と共に関与したと伝えられる。その景綱が老年になったある日、幼い子が景勝の手跡を見て「墨跡が曲がっている、それは心が曲がっているからだ」と生意気な口をさいたという。その時の景綱の返答。字の歪（ゆが）みは正せるもの。字のような表面的なことに惑わされず、人の胸深くに潜む心を知るように心がけよ、との教えである。

魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録（平成23年版）」
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ほぼ日手帳２０１１ （November 17, 2011）

いちばんわがまあなことは、
権力がある人が言わないとダメなんですよ。
そうじゃないと通らないから。
だから、年を取ったら、
正直な本音でわがままを言ったほうがいい。
―――宮本茂さんが『Wii Fitなどを語る。』の中で

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