「オリンピック開催を目前に控える中国、好調だった経済に今、異変が起きている。去年11月に最高値をつけた上海の株価は今年に入って、半値に暴落、不動産価格の下落も始まる一方で、物価は前年比8%の猛烈なインフレ状態にある。中でも、中国の人々が好んで食べる「豚肉」は2年間で2.5倍に高騰、庶民の生活を直撃している。」(クローズアップ現代より引用) 中国の農村では、男は、高収入である街の工場へ出稼ぎに行き、農作物の出来高に影響しているとの事でした。食生活に打撃を与えているのは、単純なインフレではなく、経済構造に歪みがでていると思われます。そのインフレを抑えるため、人民元を切り上げる政策もとられてきました。また、そのことにより、輸出に対して価格面で競争力が落ちてきていると述べられてました。ここにきて、大幅な設備投資も、重荷になってきている模様です。今、胡錦濤(こきんとう)国家主席が来日中ですが、いろいろな思惑が感じられます。
クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/
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