去る25日(土)、神戸サテライトキャンパスで、
公開講座
「暮らしのなかの子育て・親育て
-子どもと大人のかかわりを考えよう-」
が開催されました。
私も参加しました。
公開講座は市民の方を対象に開かれる講座だそうで
いろんな形式のがあるようですが、
今回は全1回ですので、この日だけです。
幼年教育コースの佐藤哲也先生を司会に、
幼児教育がご専門の名須川知子先生、
道徳教育がご専門の淀澤勝治先生、
そして発達心理専門ということで私・中間玲子が
それぞれ20分ずつ話をし、
その後1時間は参加者とのディスカッション、という形式でした。
20分だけなので一人の講演よりはだいぶ気楽に準備してたのですが
やはり、他の先生方に話を聞かれるというのはとても緊張しますね。
私が最後の話者でしたので、待ち時間の40分間、
ずっとドキドキしていました。
1人の講演の時はきっとこのドキドキに気づく余裕がないんだなあなどと
思ったりしながら順番を待っていたわけです。
で、最初の名須川先生が話し始めた時に気づきました。
時計がない!
この日、腕時計を忘れてしまっていたのですが、
教室に入れば時計があるだろうとたかをくくっておりました。
しかし、時計に背を向ける配置になっているではありませんか…
隣の淀澤先生に、「すみません、時計を忘れました。
私の発表の時にお貸しくださいませんか。」
と筆談でメッセージを伝えると、
なんと淀澤先生も腕時計を持ってらっしゃらない・・・
子どもと接する時に危ないからはめないんだそうです。
結局、淀澤先生に、ケータイの時計をみていただき、
「○分経過」とメモを細かくいただきながら、話をしてきたのでした。
・・・とここまで書くと、単なる「お仕事ウラ話」ですが、
「授業日記」ですから、会の内容も書きましょう。
名須川先生は、幼児教育の立場から、
言葉での表現以前にしっかりと身体で感じながら
世界を知っていくことの大事さを強調しておられました。
また、子育てにおいては周囲のサポートの重要性などについても
話されていました。
淀澤先生は、道徳教育の立場から、
「感動を伴わない知識は知恵とはならない」という話をされていましたが、
冒頭に、名須川先生に触発されたとのことで、
「バスと赤ちゃん」という話をされました。
これがまた、なんともいい話で…。涙が出そうになりました。
中学生の道徳副読本に載っている話だそうです。
概要を書いてみようとしたのですが、
ググったら・・・出てきました
。
こちらです。
ううっ、いい話です
。
そして私は、青年心理学の立場から、
思春期・青年期にどのような世界の変化が起こり、
子どもは何を体験するのかを中心に話をしました。
話し終えてみると、会自体は和やかないい雰囲気で楽しかったです。
後半ではまず、佐藤先生の配慮で、
参加者の方々にもそれぞれ自己紹介などをしていただいたのですが
皆さんご自身のことや会への動機などを話してくださり、
ぐっと雰囲気がほぐれました。
子育ての過程でぶつかる色んな問題を、
あーでもない・こーでもないって、あれやこれやと悩みながら
答えを探しているうちに子どもはどんどん大きくなってしまう
なんていうのが現実かもしれませんが、
そういう過程で、子どもを育てながら親も親として育っていきます。
つまり、子どものことを考えながら、親も自分に向き合わざるを得ない。
参加された方の感想をお聞きすると、
私が出した話でヒットしたのはこの辺りのことのようでした。
最後の挨拶でも言ったのですが、こういう会に来てくださること自体、
色々考えようとしてくださっている方々なんだろうなあと思い、頭が下がります。
参加された方々が何かを持ち帰っていってくだされば
また色んな輪が広がっていきそうだなーと感じたりしました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
公開講座
「暮らしのなかの子育て・親育て
-子どもと大人のかかわりを考えよう-」
が開催されました。
私も参加しました。
公開講座は市民の方を対象に開かれる講座だそうで
いろんな形式のがあるようですが、
今回は全1回ですので、この日だけです。
幼年教育コースの佐藤哲也先生を司会に、
幼児教育がご専門の名須川知子先生、
道徳教育がご専門の淀澤勝治先生、
そして発達心理専門ということで私・中間玲子が
それぞれ20分ずつ話をし、
その後1時間は参加者とのディスカッション、という形式でした。
20分だけなので一人の講演よりはだいぶ気楽に準備してたのですが
やはり、他の先生方に話を聞かれるというのはとても緊張しますね。
私が最後の話者でしたので、待ち時間の40分間、
ずっとドキドキしていました。
1人の講演の時はきっとこのドキドキに気づく余裕がないんだなあなどと
思ったりしながら順番を待っていたわけです。
で、最初の名須川先生が話し始めた時に気づきました。
時計がない!
この日、腕時計を忘れてしまっていたのですが、
教室に入れば時計があるだろうとたかをくくっておりました。
しかし、時計に背を向ける配置になっているではありませんか…

隣の淀澤先生に、「すみません、時計を忘れました。
私の発表の時にお貸しくださいませんか。」
と筆談でメッセージを伝えると、
なんと淀澤先生も腕時計を持ってらっしゃらない・・・

子どもと接する時に危ないからはめないんだそうです。
結局、淀澤先生に、ケータイの時計をみていただき、
「○分経過」とメモを細かくいただきながら、話をしてきたのでした。
・・・とここまで書くと、単なる「お仕事ウラ話」ですが、
「授業日記」ですから、会の内容も書きましょう。
名須川先生は、幼児教育の立場から、
言葉での表現以前にしっかりと身体で感じながら
世界を知っていくことの大事さを強調しておられました。
また、子育てにおいては周囲のサポートの重要性などについても
話されていました。
淀澤先生は、道徳教育の立場から、
「感動を伴わない知識は知恵とはならない」という話をされていましたが、
冒頭に、名須川先生に触発されたとのことで、
「バスと赤ちゃん」という話をされました。
これがまた、なんともいい話で…。涙が出そうになりました。
中学生の道徳副読本に載っている話だそうです。
概要を書いてみようとしたのですが、
ググったら・・・出てきました

こちらです。
ううっ、いい話です

そして私は、青年心理学の立場から、
思春期・青年期にどのような世界の変化が起こり、
子どもは何を体験するのかを中心に話をしました。
話し終えてみると、会自体は和やかないい雰囲気で楽しかったです。
後半ではまず、佐藤先生の配慮で、
参加者の方々にもそれぞれ自己紹介などをしていただいたのですが
皆さんご自身のことや会への動機などを話してくださり、
ぐっと雰囲気がほぐれました。
子育ての過程でぶつかる色んな問題を、
あーでもない・こーでもないって、あれやこれやと悩みながら
答えを探しているうちに子どもはどんどん大きくなってしまう
なんていうのが現実かもしれませんが、
そういう過程で、子どもを育てながら親も親として育っていきます。
つまり、子どものことを考えながら、親も自分に向き合わざるを得ない。
参加された方の感想をお聞きすると、
私が出した話でヒットしたのはこの辺りのことのようでした。
最後の挨拶でも言ったのですが、こういう会に来てくださること自体、
色々考えようとしてくださっている方々なんだろうなあと思い、頭が下がります。
参加された方々が何かを持ち帰っていってくだされば
また色んな輪が広がっていきそうだなーと感じたりしました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。