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中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

「ジンクス実験」改め・・・

2016-10-15 19:12:51 | お仕事ウラ話
先日「ジンクス実験」という記事を書きましたが・・・

今日,たまたま本を読んでいたら
「ジンクスは,悪い縁起に用いる」とのこと・・・

気になって調べてみたら,

gooの辞書では
縁起のよい、または悪い言い伝え。また、縁起をかつぐ対象とする物事。「緒戦は勝てないという―がある」「―を破る」
とありましたが

広辞苑の孫引きによる引用やwikipedia,
Yahoo知恵袋での詳しい解答などを拝見しますと
やはり,縁起の悪い言い伝え。という意味で使うようです,本来は。


朝日新聞デジタルが引用しやすかったのでこちらに↓
クイズ語エ門・「ジンクス」。縁起が良くても悪くても?


しばしば私は
「煮詰まる」「役不足」などの用法パトロールをしております。
つい最近も,
「~たり」は重複で使うのが基本です!
とパトロールしたところです。。。


・・・いやいや,人の振り見て我が振り直せ。
お恥ずかしい。失礼しました(>_<)


しかも,「ジンクス実験」ならば,
あの「おかっぱおじさんを見たら悪いことが起こる」になってしまうではないですか。


「おかっぱおじさんを見たらいいことが起こる」を引き続き検証するために,
どういうネーミングにしようか。
「セレンディピティ実験」ではあまりに大げさです。
「瑞兆実験」も,重い。
「ラッキー実験」も何か違う。。。
「験担ぎ実験」??語呂が悪すぎます。


結論:
「おかっぱおじさん効果の検証」にします。


となると,下記検討方法になりますね。
(→以下は,これを読んでいるゼミ生たちへ)


仮説:
おかっぱおじさんを見たら,いいことが起こる

検証方法:
おかっぱおじさんを見たかどうかを独立変数
その日にあったいい出来事,わるい出来事を従属変数
として,有意差を検討する。

補足:従属変数の測定方法については,もう少し厳密につめねばなりません。
   先行研究を参考に。


ああ。今日も仕事熱心な私でありました。

昇進祝い

2016-09-22 07:26:00 | お仕事ウラ話
私ごとではございますが,
今年の4月から教授にさせていただきました。
とはいえ,あまり実感がなく,また,どのように喜んでよいのか
自分でも分からないままに日々を過ごしていましたが

周りの方々に,「おめでとう!」と言っていただけるとやはり嬉しく
ありがたく思っています。

さる8月27日(土),
今年度および昨年度のゼミ生の方々が集まって,
教授昇進のお祝い会を開いてくださいました。

兵庫教育大学は,ご存知の通り,現職の先生方が多く集まられ
院生として学ばれていきます。
そのような大人の方々が多いためか,本当に行き届いた
しかも,ものすごく格調高いお祝いの会でした。

ホテル北野プラザ六甲荘
というところで
(案内をもらった時点で,「ホテル!?」とビビりました)

直前までハーバーランドキャンパスで集中講義をしており
慌てて着替えてからやや汗だく気味でホテルに到着すると入り口にこんな看板が。


わお-。

そしてその部屋に入ると


わおーーー。


お食事前に美しい庭園で写真撮影☆



そして宴が始まりました。

こんな感じで司会のための演台もあって。


乾杯をして


お一人お一人からお祝いのお言葉をいただきました。
        


その雰囲気もさることながら,いただいたメッセージがとっても温かく,
基本的にゼミ指導に関しても何に関しても,
「これでいいのだろうか…」と日々悩み続けている私にとっては
本当に嬉しく励まされる言葉ばかりでした。


ところで,この宴においては,サプライズがあると聞いていました。
そのためにプロジェクターをお貸ししていました。
私のへんてこ写真とか,ツッコミどころ満載ネタのコレクションか?
など,羞恥に耐える覚悟をひそかにしていたのですが…

なんと,

恩師の梶田叡一先生からのビデオメッセージでした。
梶田先生は,私を兵庫教育大学の呼んでくださった張本人で
以前学長でもあられたため,今でもしばしば兵教に来られているそうです。

それをチェックしたゼミ生がアポをとり,撮影してくださったとのこと・・・

梶田先生の言葉
そしてそんな風に動いてくれた人たちがいること

息が止まるほどに感激しました。

プレゼントにはバカラのペアタンブラー(ニケ)

(↑趣旨について説明してくださっています!素敵でした)
花束もいただきました。


参加できなかった方々からも祝電をいただいたりしました。
これも,幹事の方が本当にこまめに多くのOB・OGに
声をかけてくださったおかげです。
本当に身に余るほどの恩恵をいただきました。
ありがとうございました。


なんか,自分のために皆に集まってもらうことに気が引けて
お祝いの会のお話をいただいたときも
「いいよいいよ,そんなのしなくて~」などと言ってしまって
せっかくの気持ちをソデにしてしまうところでした。。。
そんな失礼なことはありませんね。

どれだけ自分の自己評価が低いからといって
他者からいただく気持ちや心を受け止めないのは
ただの自分勝手というか,自分の気持ちの押しつけですね。
その日は,本当に,なんてありがたいことなんだろうと
ただただ感謝でした。


教授昇進に際して,多くの方からお祝いの言葉をいただきながらも
照れというか,なんというか,,,
そういった余計な感情がジャマして
素直に感謝の言葉を述べられないことも少なくなく
とっても反省しています。


その会の翌日に,出席してくださったゼミ生たちに送ったメール,
一部,貼らせていただきます。

----------------

昨日の会に出席くださいました○○さん,……,○○さん,

昨日は,心のこもった会を開いてくださいまして
本当にありがとうございました。

幹事を務めてくださった○○さん,忙しい中で色々な連絡,手配などなど
本当にありがとうございました。
改めてお骨折りに感謝です。

(中略)

また,○○さんを中心に,色々と準備をしてくださって
何よりこの忙しい時期に集まってくださった皆様,感謝です。
梶田先生のメッセージビデオも,皆さんと一緒に見ることができてよかったです。
私がいつも言っている言葉「研究者は研究を通して自分自身が成長できる」の
言葉を元祖の口から皆さんにお届けすることができました。

あの場でも申しましたが,教授になってよかったことといえば,
このように,皆さんが喜んでくださることかなと思います。
ドラマでよくある医学部の教授みたいな権力も特に持ってませんしね(笑)
とはいえ,社会的にどのように映るのか,
教授になったということがどのような意味をもつのか,などは,
皆さんにいただいた言葉と共に,改めて認識したところです。

そして,皆さんがゼミに所属していることを誇らしく思ってくださっていることも,
しっかり受け止めさせていただきました,
自分の能力の及ぶ範囲でしか叶えることはできないのですが
しっかりとこれからも精進させていただきます。

自分の行動によって,喜んだりがっかりしたりと,
様々に思いを動かしてくださる人が存在しているということは,
この世を生きる上でとても嬉しく,心を強くもてる源泉となります。
そんな思いもしっかりと抱く時間となりました。

ありがとうございました。

さあ・・・
8月も終わりです。
皆さん,これからもがんばっていきましょうね!!


--------


研究生活はとっても孤独です。
人生も孤独です。

そういった孤独を引き受ける力も
私が生きることを支えているところがあるように思いますが

ですが,やはり,もっと大きな力になっているのは,
私を知って,心を向けてくれる人たちがいるということ,
その方たちに応えたいと思うこと,だと思います。

孤独に生きてはいるけれどもひとりぼっちではないのだと。

そのことを忘れずに,これからもやれることをやっていこうと思います。

至らぬ事ばかりですが,
これからも御指導・御鞭撻のほど,どうぞよろしく御願いいたします。



不調のとき

2016-03-17 22:54:08 | お仕事ウラ話
前回のブログを書いて以降,
ちょっとした落ち込み気分が続いております…


最近,なにやら気持ちが上がらず
そういうときには大抵,仕事も停滞してしまっており…
他の人の仕事に刺激を受け,がんばろう!!と思うのに
なにやら頑張り方を見失ってしまっており


研究をしていると,自分のやれることの小ささに愕然とすることがあります。
それでも自分たちのやれることを頑張るしかなくて
その使命感に確信をもてることもあれば,
やれることしかできないという事態に対して無力感を抱くこともあります。


私たちは,少しでも未来に貢献しようと頑張っているわけですが…
でも,本当にそんなことをやれているのか,
自分の「大事だ!」「必要だからやっているのだ」という感覚自体が
なんかどこかおかしいんじゃないか,
そんなよからぬ思いがふとしたときに心に生じてしまって
大事な研究だと信じて取り組んでいるはずなのに,
そのことに自信がもてなくなることがあります。


そのことでさらに気持ちが落ち込むという
悪循環に陥ってしまうわけですが


今日,ちょっとした経緯があって
マジシャンのムッシュ・ピエールさんのブログにたどり着きました。


そこにこう書かれてました。(以下,こちらから引用)


ピエールの師匠の呼びかけで集まったマジシャンが
大阪市北区区民センターにて マジックショーを行ったざます。
こちらのブログでも紹介させていただいたざます。

この時の売り上げを 大阪市北区と大阪市の二つの
社会福祉協議会さまに分けて寄付させていただいたところ
ルビー師匠宛てに
「大阪マジック団」の名で感謝状をいただきました。

昔々15年以上前に師匠から言われて言葉を思い出します。

「俺たちマジシャンなんて、社会の役になんか立たない。
だからせめて社会の役に立って頑張っている人たちにためくらいにはなるんだぞ」

ちょっぴりそんな人間になれた気がするざます。



・・・なんか,これ読んで,少し,がんばり方が分かった気がします!
人が,自分の限界を知りながら,それでも,その中で精一杯
やれることをやろうと仕事に臨む姿を見ると,元気になりますね。
あきらめる=明らむ ところから,確信をもった歩き方ができるというか。


社会の役に立つ方法も,
直接何か役に立てる場合もあれば,
上記の言葉にあるように,二次的に役に立つという発想も可能。


基礎研究に取り組むということは
かなりの想像力を働かせて未来をイメージすることであり。
それが実際に役立つ有益な知見をもたらすこともあるかもしれませんが,
研究全体を活性化させて,そのことで,より質のよい研究成果が
多く生み出され,社会の役に立っていくかも知れない。


要は,自分のもつ資源をきちんと使うことができているか,
ちゃんと「社会人」としての責任を全うできているか。


仕事は山積みなのに仕事が停滞して,
その側面でも悪循環に陥っていることはもちろんのこと,
そこから,仕事への態度自体が漫然としたものになっていたことに
嫌気がさし,自己嫌悪に陥っていましたが,,,


私は「自己嫌悪」の研究者でもあるのですが,
以前,「自己嫌悪は逃避の場合もある」と指摘したことがあります。
今回の自分は,思いきりそのケースに該当しますね。
停滞している仕事に取り組むよりも,自己嫌悪に陥った方が心理的には楽…


どっちみち苦しいんなら
ちゃんと向き合うべきことに向き合った方がよいわけです。


潔くがんばろう。

ビバ!! パソコン機能

2016-02-22 12:20:43 | お仕事ウラ話
皆さん,ご存じでした??
ファイルって,開かなくても印刷できるんですね!!

学生が提出してきたたくさんの添付ファイル(ワード)を印刷しなければならず
最初の1,2個は開いて,ダイアログボックスで印刷かけてたのですが,
ふと思い立ってファイルのところで右クリックすると

「印刷」メニューが出るではありませんか!!

それをクリックすると,なんとそのまま印刷できるではありませんか!!

添付ファイルの印刷って,

1.ダウンロードする

2.開く

3.「編集を有効にする」ボタンを押す

4.印刷画面を開く

5.印刷実行ボタンを押す

という5段階ステップだったのですが,
ファイルを右クリックすると,なんと,上記2~5のステップが
省略されるのです!


今日はじめて知りまして,大変感激しています!


↑最近購入した超高速プリンター
さすがに世界最速(150枚/分)には手が出ませんでしたが,
印刷スピードに加え,立ち上がりの速さにも大満足しています♪

これからもいくつもの添付ファイルを印刷する機会はたくさんありますので,
今回のこの機能の発見で,
このプリンターの高速性をますます満喫できると思うと
とっても嬉しいです。

さあ,パワーアップです!

530な日々

2011-02-22 09:11:48 | お仕事ウラ話
仕事のため、
日曜夜、千葉・幕張のホテルに、
月曜夜、東京のホテルに泊まってました。

幕張のホテルにチェックインしたとき、
渡された部屋番号は530。



私、誕生日が5月30日なんですよね
なんだかちょっと嬉しくなりました

そして月曜、東京のホテルにチェックインしたら



またまた530

お~

二夜続けて530の部屋でした

わぁ、こんなことなら一日目も写真撮っておけばよかった

と思いましたが、
月曜日の仕事が重かったのでそんな心の余裕がなかったんですよね 残念
そんなことを思いながらも
二日目も朝になると身支度でわらわらして
写真を撮ることをすっかり忘れておりました
チェックアウト前、エレベーターを降りたところで
さささっと撮りましたのがこの写真です。


これって偶然?
それとも、予約時に誕生日情報がホテル側に行ってて(ネット予約ですしね)
配慮をするというのが
新たなサービスになりつつあるんでしょうか。

あるいはその番号を渡した時の反応の個人差に関する研究が
密かに進められているとか…
(何の変数との関連なのか興味があります)
あるいはその番号によって
部屋に親しみがわき、部屋をきれいにしてチェックアウトしてくれる割合が高まるという仮説があるとか…
(個人的にはこの仮説は支持されない気がしますが。
なぜなら部屋に入ってしまうと番号を忘れてしまうからです。)

…ブログを書いていたら、思わず職業的妄想が広がりましたが、
単純に、

と思ったというお話でした

研究室が…

2011-02-14 18:37:34 | お仕事ウラ話
というわけで、連休明けて大学に来ると

研究室がこんな状態に・・・



うーむ。迫力を伝えきれないのがとても残念ですが、
天井からこんなにビニールが張り巡らされていて、
とにかく、本棚も机もすべて、
ビニールで覆われてしまっていました・・・

こんなことになるとは想像しておらず…
机の引き出しにコピーカード入れっぱなしてたり
成績に必要な書類をおいていたりしたのですが…

すべてはビニールの向こう側…

くぅぅ…

せめて金曜日にビニールはがれてくれれば
仕事再開できるのですが…


仕方がないので、別室でゼミをしていました。



そしてその窓の向こう側は…



まさかの白い世界…

わびしい…




で・も

こんなのいただきました



バルーンチョコに



チョコ詰め合わせ

ありがとうございました


当面は別室でがんばります

葛根湯惨敗

2011-01-31 01:24:11 | お仕事ウラ話
昨日は風邪気味だなあと思って
食後に葛根湯を飲みました。
風邪薬って眠たくなるので
今日は早起きしないといけないので
早々に寝るにもちょうどいいなあという目論みもあり…

なのに…

食事の時に飲んでしまったカプチーノ
圧勝してしまって
一向に眠れません
うう…

カフェインおそるべし

出張といえば…ナビ報告(-_-;)

2010-12-19 10:32:45 | お仕事ウラ話
先週は、月曜日と金曜日に高校での仕事が入っていました。
月曜日は兵庫県立北条高校というところで
「コミュニケーション能力」についての出張講義、
金曜日は兵庫県立飾磨工業高校というところで
「幸せに生きるための心理学」の講演でした。

その内容はまた、アンケートが到着してから報告するといたしまして、
まずは、出張報告の恒例となりつつある、ナビのお話…

このブログに頻出し、そのたびに新たな活躍(?)を
見せているナビですが、前回の神戸甲北高校出張
ナビの性質を見抜いた!と思い込んでいました。
ある程度ナビを知ることができた以上、
これまで以上にナビは私を快適に目的地に連れて行ってくれるだろうと
安心して「出入口」設定をして、高校へ向かったわけです。
なのに、こうしてまたナビネタが登場するとは…

月曜日、北条高校には無事にたどりつき、指定されたところに
スムーズに車を停めることができました。
さすが、わがナビです。
この日は本当にスムーズに往復することができました。
「出入口」設定という手順をマスターした私は
ナビを使いこなしている感に酔いしれて帰宅しました。

金曜日、飾磨工業高校は姫路にあります。
これはかなり遠いです。
1時間半かかるよ、とナビが教えてくれていたので
17:00集合に向けて、15:30前には出発しました。
初めての、しかも、車線がとても多い道路を
走ったり、横切ったり、曲がったり、車線変更したり
しないとたどりつけないドキドキルートでしたが、
なんとか無事に、高校付近にたどりつき、
ナビの指示通り、「飾磨工業高校前」の交差点を左折します。

そして、高校に入って車を停めようとしたら、
指定されたところと風景が違います。

あれ?と思って、いただいていた駐車スペースの案内を見てみます。

高校の先生からは、
「正門から入って頂けるとわかりやすいです。
 ○印のあたりに駐車スペースを空けておきますので、その場所に駐車して下さい。」

という文書をいただいていました。

しかし、わがナビは、どうやら
「出入口ってことは…」と気をきかせたのか、

もともと右下から斜め右上に伸びる赤い線のように走っていた私を、
わざわざ左折させて左方向に伸びる青い線のように進ませ、
見事、裏門に連れて行ったのでした。
見えにくいですが、その交差点が「飾磨工業高校前」
その先にある四角い枠で囲っているところが正門です。

なにーーーー

うう、裏をかかれた…

方向転換して来た道を戻り、飾磨工業高校前を
元の進行方向通りにやや進み、すぐに正門から入り直しました。
校舎の前では担当の先生がすでに立って待ってくださっていました。
お待たせしました。。。

前回に比べるとかすり傷にもならない程度のお話です
「出入口」設定くらいで見抜いたと思うなよ、とでも言いたげな、
さまざまな罠のバラエティを持っているナビ
そのナビの底力(?)を…今回も見せつけられたのでした。

名古屋リポート

2010-12-07 12:42:48 | お仕事ウラ話
報告が前後してしまいますが、
先々週の土日は、愛知県大府市の至学館大学というところで
日本青年心理学会第18回大会がありまして、
そちらに出張していました。

初日のニュースレター委員会をはじめとして、
久しぶりの研究仲間とたくさん話ができてとても楽しい時間でした。

で、同じニュースレター委員のTさんがらみで、思い出した話があります。
2006年9月末にも同じく名古屋地区で学会があったのですが、
その時Tさん交えての飲み会で盛り上がった方言トピックです。
ミクシイに日記を書いていたので抜粋させてください。

---------------

さて、その時、盛り上がった話題の一つに、ご当地ネタがありました。
ご当地トピックの定番といえば、やはり方言ですね。

職場での会話の例:
「きょーはきゃーぎがあるでなー」→「今日は会議があるからね」
単語レベルの例:
「けった」→「自転車」、「けったマ(=けったマシンの略)」→「原付」など。

…あれ?いっぱい聞いたのに、なかなか詳しく思い出せない
とっても残念です。飲み食いに神経がいってしまっていたのでしょう。
でも、名古屋ネタは聞いていて飽きません。
なので、また機会を見つけて、名古屋リポート第2弾を
しっかり行いたいと思います。

さて、そんな中でも、私のツボに思い切りはまり、
きちんと記憶に刻まれていたのは「どんぐり広場」でした。

名古屋では、普通の空き地とか、ちょっとした公園には、
接頭辞として「どんぐり」をつけるんだそうですよ。
なんか、なんだか、…かわいいぞっっ

普通の何気なくそこらにあるような広場は「どんぐり広場」
町内会にある、一応ちょっとした公園になってるのは「どんぐり公園」
どんぐりが拾えるかどうかは、まったく問いません。
当然、季節は問いません。

保育園への連絡帳にも、
「今日はどんぐり広場で遊びました」って書くんだそうです。
標準語に直すと「今日は空き地で遊びました」ってとこでしょうか。

「公園」というと、英語のin the parkで想像されるような、
広くて整備されたものを指すんだそうです。
それじゃなければ「どんぐり広場」か「どんぐり公園」。
的確に待ち合わせや集合場所を言いたいときは、
「三丁目のどんぐり公園」とかって言うんだって。
時に、「どんぐり公園」自体が固有名詞になっちゃってて
公園の看板に「どんぐり公園」って書かれてる場合もあるらしい。ありゃま。
そんな場合は、「どんぐり公園になってるどんぐり公園」っていう
情報伝達になるのね。

それにしても、なんだか、聞くだけでほのぼのする単語ですよね。
かわいいなあ。
当然、保育園児とか小学生とかだけじゃなくって、
中学生や高校生も、どんぐり広場やどんぐり公園で
待ち合わせしたり、おしゃべりしたりするよね。
青春の1コマも、どんぐり広場で過ごすと、なんだか
ハッピーなものになる気がする…のは、
多分、私の行きすぎた解釈でしょう。

でも、悪い子らは爆竹鳴らしたりもするのかな??
どんぐり広場なのに…。
1970~80年代には、どんぐり公園で決闘とかもあったのかしら!??
どんぐり公園にタバコの吸い殻とか散乱してたのかしら…

その辺りは、また、新たな情報を加えて、
名古屋リポート第2弾にてお伝えしたいと思います。
いつになるか分からないんですが、お楽しみに。

--------------

「名古屋リポート第2弾をお楽しみに」なんて書いていたのですね。
こんな課題を自分に課していたことさえ忘れていたので
どんぐり情報への追加はまったくないのですが、
今回、新たなぐるめを体験することができました

「朴葉味噌」です。
(↑ネットで見ると、飛騨地方でよく食されているようですね。
 そしてなんと飛騨牛の朴葉味噌ですか。
 それはなんともおいしそう

これがめちゃくちゃ美味
味噌の濃厚な味に甘みが加わっていて、
そこに名古屋コーチンが潜んでいます
おいしすぎっでした

ご飯が何杯もすすむ~という味で、
ご飯は食べていなかったのですが、「おかわりしてイイ?」と聞き
ラストオーダーとして2皿目を注文してしまいました。

というわけで、今回も名古屋を満喫してきました。

学内デリバリー

2010-11-25 23:02:04 | お仕事ウラ話
締め切り前の多忙状態をものすごく嫌っている割に、
どうしても締め切り前に季節労働者的に仕事をしてしまう私。

今日も、差し迫った締め切りがあったため、
遅くまで大学で仕事しておりました。

夜9時を過ぎた頃、研究室をノックする音が。
珍しいなあと思いつつ、「はい」と返事をすると、
他コースの院生さんが
「焼きそばしているので、一緒にどうですか

嬉しいお誘いです

とはいえ、どうしても今日中に仕上げねばならない仕事があり、
それが終わる目処が立っていなかったため、
残念ながらもその旨をお伝えすると、

「持ってきますよ

とのこと。

「えいいんですか

と何のためらいもなく喜んで話にのっかりました

それで引き続き仕事をしていると、
しばらくして、本当にやってきました。

おお、まるで学内デリバリー



「不思議な味ですよ~
というコメント付きでしたが、
確かに、焼きそばっぽくない色ですね。
塩&レモンで味付けした焼きそばだとか。
でもさっぱりしていてとってもおいしゅうございました

ごちそうさまでした。



と思って、引き続き仕事をしていたら、またノックする音が。

学内デリバリー第2弾がやってきました。



曰く「創作焼きそばです」

ふむ。

見て分かるように、ケチャップ&ソーセージ、ということで
昔の喫茶店で出されていたスパゲッティは
きっとこんな感じだったのだろうと、妄想が広がる味でした。
でも、これまたおいしかったです

ただ、食べている途中、「あれ?」と思う食感がありました。

しかし、その正体が、よくわかりません。
味的にはチーズのような気もしますが、
熱を加えたはずなのに溶けた感じが全くありません。
件の物体を眺めてみるのですが、ケチャップで色がついていて
よくわかりません、
おそらくもとは白かったんだろうなと推測すると、
じゃがいもかな?とも思いますが、
口に入れるとどうもじゃがいもの味ではありません。

ケチャップの味を口の中で引き算し、たどりついた答え…
それは、おそらく

チーズ鱈

さすがは「創作焼きそば」
何かの連想の味に留まっていませんね

それも含めておいしくいただきました
ごちそうさまでした。



腹ごしらえできたおかげで、空腹に悩まず仕事を済ませることができました。
今から家に帰って「カロリ」を飲もうと思います

ナビの限界

2010-11-19 19:33:44 | お仕事ウラ話
しばしばこのブログには私のドライブ譚が登場しますが、
カーナビのおかげで私のドライブ事情はだいぶ改善されています。

今日も1日、外回りで、
西宮~伊丹~宝塚と学校訪問をしなければならず、
カーナビ大活躍でした。

カーナビを買ったのが今年の3月ですので、
それまではアナログな地図を見ては、道をウロウロし
なんとか目的地にたどり着くという努力を重ねていました。

福島にいる間にも、郡山・須賀川・裏磐梯などには定期的に、
出張で会津や三春、新潟などにも車で出かけていましたが
いつも地図だけを頼りに、目的地にたどり着いていました。

カーナビを買うと、そのような、
今はできること(地図を頼りに目的地に着く)が
できなくなってしまうのではないか、とずっと危惧して
プラス、カーナビなくてもなんとかなってるし、ということで
ずっとカーナビを買っていなかったのですが、
カーナビを使い始めた現在、
力が衰えたかどうかを確かめることもできないほど
カーナビに頼り切っています。

カーナビへの些細な文句は色々あるのですが、
それでも遠出をするたびに、カーナビにいつも感謝しています。

そんなカーナビ・ラブな気持ちを持っているのですが、
(前置きが長いね
先日、カーナビの限界を思い知らされる出来事がありました。

11月15日(月)、私は、兵庫県立神戸甲北高校に
講演に出かけていました。
初めて行くところなので、早めに着くように出発しました。
当然、カーナビへの信頼は揺らぎません。
順調に目的地までカーナビの指示に従って運転していました。

ところが。

カーナビが「目的地周辺です」と言っても
一向に高校が見あたらないのです。
連れて行かれた場所は、谷沿いの住宅街。
住宅街の中に紛れているかな?と思い、
辺りをウロウロしますが見つかりません。

おかしいなあと思って、再度、目的地を設定してみても、
すぐに「目的地周辺です」と言われてしまうのです。

もう一度道案内させようと思って
わざわざちょっと離れた場所まで車を移動し、
案内をしてもらい直しますが、
やはり同じところに連れて行かれるばかりです。

人に聞くしかないと思い、人を探してウロウロし、
やっと見つけた人に場所を聞くと、
「この町ではない」と言われてしまいます。
そして、先ほどの場所の先にある、
谷の向こう側のマンションを指さし、
その向こう側の辺りだと教えてくれました。

しかし、そこに行くまでの道がわかりません。
その方は、「有馬街道に出てもらって、~~」と
説明してくださいますが、まったく私には分かりません。
有馬街道という地元の人のランドマークが私には分からないのです。
それが分からないとなると、相手の方も説明に困ってしまうようでした。

余裕を持って出発したのに、もう集合の時間を過ぎてしまい
あわてて担当の先生に連絡し、
現在いる場所を説明しますが、分からないと言われてしまいます。

やはり「いったん有馬街道に出て」と言われますが、
「有馬街道が分からないんです…」と泣きつきつつ、
さらに、折悪しく、電話をかけるために停車していたバス停に
バスがやってきて発車せざるをえず、ますますパニック。
一旦電話を切らざるをえなかったのですが、
その短い会話の中での
「多分、裏手に着いたんやな」という言葉がアンテナにひっかかりました。

そういえば、ナビの設定をする時に、
a.県立神戸甲北高校
b.出入り口
の2つの選択肢があったということを思い出します。
私はa.を選択してしまっていました。
もしかしたら、b.を選択したら、たどり着けるかも…。

再度、電話番号を入力し、「出入り口」を選択します。
すると。



目的地までの走行距離がぐんと伸びるではありませんか。
ビンゴ

と喜んでいる場合ではありません。
すぐに着ける場所にいないことが判明し、
急いでその方向へ向けて運転します。

運転している途中に、私の進行方向とは逆方向に
全速力で走っている男性の姿を発見。。。

あ・・・

先日打ち合わせに来てくださった、
そしてまさに先ほど私の泣き言を受けてくれた先生ではありませんか…

すぐに停車すると、先生も気づいてくださり、
車の方へまた走ってきてくださいました。

申し訳ありません…

そこからドタバタと準備をして、
なんとか、講演自体は予定通り始めることができましたが、
(これはもう奇跡です)
大変ご迷惑をおかけいたしました。

なぜこのようなことが起こったのか?

この写真を御覧ください。


神戸甲北高校は、Aの地点にあります。
そして、そこに最も近い道路はこの黄色で示した地点。
最初、私はここに連れて行かれていたのです。

写真を見ていただけるとわかるように、
目の前は谷&森。パニックです。

で、結局、出入り口には、その地点から、
このようなルートでたどり着くようになっていたのです。



有馬街道、確かにありますね…。
しかし。。。
結局途中から先生が同乗してくださったから
たどり着けたのではないでしょうか…。
最後の「ノースウエスト国際専門学校」以降は
かなり込み入っており、まわりに学校がいっぱいあるので
近くに来たけどやっぱり分からない…
泣いていたかも知れません。

ということで、今回明らかになったカーナビの限界とは…

カーナビは、とにかく一番近い道路に連れて行ってくれるけれど、
その最寄りの道路と目的地の間に谷があることまではわかってくれない

なので、カーナビでどこかに行きたい時、
そこに「出入り口」という選択肢があったら
必ず「出入り口」を選択しましょう

講演についてはまた近いうちにアップします。
甲北高校の先生方、本当にご心配&ご迷惑をおかけいたしました。
お世話になりました。

おおっ

2010-11-01 17:10:48 | お仕事ウラ話
私は、パソコンのバックアップは大量ハードディスク
(ポータブルタイプ)を用いており、
それに毎日、3GBくらいの「進行中」というファイルを
コピーしてバックアップしています。

その中のファイルを1つしかいじってなくても、
とにかく、そのファイルを丸ごとコピーします。

以前、こちらで書いたように、
その際、バックアップするファイルは
「進行書類XXXXXX」というように、
「XXXXXX」のところの日付を入れ替えて、
今日の分のファイル、という風に分かるようにしています。

さて、今日はこれから夜間授業なので大学のPCを
終了させようとバックアップしようとしたら。

なんと!

今日のファイルは「101101」ではありませんか!

なんとなく。

おおっと思ったのでした。

阪大豊中キャンパスの変貌(1)

2010-09-21 23:15:31 | お仕事ウラ話
昨日から、日本心理学会第74回大会に参加しています。

今回はなんと、大阪大学豊中キャンパスでの開催です。
大阪大学は、私が学部時代を過ごした大学で、
豊中キャンパスというのは、
専門課程(吹田キャンパス)に移るまでの2年間を過ごした場所であり、
大学生活でのほとんどのエネルギーを注いだクラブ活動をしていた場所です。

ああ、懐かしすぎる…

というわけで、阪急石橋駅を降りると、
すぐに、以前(とはいえ一時期にすぎませんが)
バイトをしていた喫茶店を見つけました。

↑この2階です。窓にレースのカーテンがかかっていますね。
ああ、ここでフリフリのエプロン着てバイトしていなあ、
接客態度はともかく、衣装はもう少しでメイドだったんじゃないの?などと
若かりし頃に思いをはせながら、「石橋阪大下」から
阪大豊中キャンパスへ向かう阪大坂へと進みます。

すると・・・

阪大坂の入り口はそうでもなかったのですが、
坂の途中からまるで様変わりしているではありませんか!
とにかくなんだか綺麗なのです、雰囲気が違います。

阪大には「待兼池」という池があって、
かつて「待兼ワニ」が住んでいたと言われていました。
阪大坂の途中からその池の際を歩くようなスタイルになるんですが、
なんだか、池が遠いんです。
あれ?池ってもうちょっと近かったよね、と思ってよく見ると、
阪大坂の標高(?)が高くなっていることに気づきます。

そしてキャンパス入り口にたどり着くと、
かつては存在しなかった像が建てられています。

・・・誰だこれ?
まあ、こういう銅像があった方がキャンパスっぽい気もしますが
とても綺麗な感じのままなのが、
なんだか真新しいスニーカーのような違和感です。

で、阪大坂を登る途中から、池が遠くなったなあなどと
思ってはいたものの、なんと!
キャンパス内の池はすっかり埋め立てられているではありませんか。
待兼ワニの生存はもう不可能ですね。。。

隔世の感を抱かざるを得ません。

阪大に勤めている友達などから、メールで時折
阪大豊中キャンパス激変情報は流れていたのですが
やはりこういう変化って、見てみないと実感できないものです。

食堂も建物もすっかり綺麗になっちゃって。

在学時代は、阪大の講義等の建物は
「イ号館」「ロ号館」「ニ号館」と名付けられていました。
(「ハ」はないですねえ)
でも今存在するのA棟、B棟、C棟というもので、
それぞれがどう対応するのかも分かりません。
イ号館は現在、綺麗ななんちゃらセンターに立て替え中でした。

建物が焼失し、その名称が失われるということは、

「ロ(ろ)掲前」=ロ号館前の学生用掲示板
「ロ(ろ)大講」=ロ号館にある大講義室

といった場所の名称も、もうなくなってしまったのですね。
「ロ掲前」はミーティングスポットとして大活躍していたので
待ち合わせするときは必ずこの単語を使っていたのに。

それで。
一番気がかりだったのは、クラブ活動の場所です。

これについてはまた明日~

ファイル破損という恐怖

2010-09-15 21:05:29 | お仕事ウラ話
ご無沙汰してしまっております。
ここのところ色々な仕事に追われてしまっていて、
なかなかブログを更新することができませんでした。

仕事に追われているということは、
毎日のように、パソコンに向かって作業をし、
ファイルの中味をどんどん更新していっているということです。
なので、一日の終わりは、当然、今日のお仕事のバックアップです。

毎日毎日、今日進んだ仕事が絶対になくなったりしないように、
時間をかけてバックアップをし、それでようやくその日の仕事が終わりです。

そんな毎日を送っているわけです。

ある日のこと。
その日も、夜遅くまでがんばって、ほぼ9割、
原稿を完成させることができるところまでいきました。
でもなかなか仕上げがうまくいかないので、
これはちょっと一晩寝かせて、翌朝に仕上げようと思い、
その日の作業を終えました。

もちろん、万が一に備えて、バックアップもとりました。

翌朝。
さあ続きをしようと思い、そのファイルをひらこうとしたら




こんなウインドウが開かれるではありませんか
何度やっても、このウインドウが出てきて、
あろうことか、昨日まで、ずっとがんばってきたファイルを
開くことができなくなってしまっていたのです。。。

なんという・・・

本当に泣きたい気持ちになりました。

もちろん、ヘルプを参照して言われたとおりにするのですが
どうしてもファイルが開けないのです

こんな時のためのバックアップ
バックアップしていたファイルにアクセスしますが、結果は同じ。

バックアップする以前に壊れてしまっていたようです。

        

幸いというか、最終ではないけど、途中段階までのを
プリントアウトしてチェックしていたのを思い出し、
それをすべて入力し直すしかないのかあ…
思い至ります。
原稿なので、それがあるだけでも大きな違いです。
一からのやり直しじゃないわけですから…
などと、自分を励ましますが、やはり泣きたい気持ちになり
世界がどんどん意識から遠ざかっていきます・・・

で、結局、そうすることに決めてあきらめて、
もういいや、とこれからまた時間が費やされることを覚悟し、
最後にもう一度、ヘルプを開き、今度は落ち着いた心で
丁寧に指示を読みます。

パソコンのこういう指示って、分かる人には分かるけど
分からない人には分からないですよね…

で、結局…

ヘルプの指示が何を言っているのかがようやく分かって、
その通りの手続きをしたら、

なんとか、修復できました…

ああ・・・・よかった・・・・

とってもありがたいことだったのですが、
歓喜する元気も起こらないくらい、
「開けた…」と、茫然としていました。

        

で、ああ、よかったなあ、と作業を開始し、
ちょっと心に精気が戻ってきた頃、
この恐怖、このショック、誰かに知らせなくてはならないと思い、
修復されていないバックアップしていたファイルを開き、
この、「破損してます」ウインドウを画像として保存したというわけです。

とはいえ、この画像ファイルを開くだけでも、心臓に悪いです。
それくらい、ダメージの大きい出来事でした。

最後のファイルがなぜ破損してしまったのか、
まったく心当たりがありません。
他のファイルは全く問題なく開けたのに、
よりによって一番大事な(その時の私にとっては)ファイルが
なぜ破損してしまったのでしょう。

原因が分からないので
これからどう対策をとればいいのかもわかりません。

1つ分かったのは、バックアップしてても
それが役に立ってくれないことがあるんだなあ…ということです。
ファイル破損にはどう対応すればいいのか…

まあ、ヘルプの指示を落ち着いて解読できたら解決するから、
それでいいのかな…そう思うことにします。

だって、ちゃんと「ファイルを修復してください」ってあるから
修復できることが前提になってるんですよね。
「壊れた」というメッセージが強烈すぎて
そこに気づけるまでに時間がかかったのでしょう。

本当に頭が真っ白になってしまったのでした

久しぶりの更新だったのに、こんな内容で・・・

カーナビ

2010-08-26 13:52:10 | お仕事ウラ話
3年生の教育実習先の訪問指導に出かけてきました。

実習先は「兵庫県加古川市」にあるのですが、
加古川市に行くのは初めてです。

昨年末、明石市に初めて行った際には、
自身の方向音痴のために、とんでもない目に遭いました。

それまでにも幾度も道に迷いながらもなんとかやってたわけですが、
いえ、実は、なんとかやってたとは言っても、
時には何ともならないことも本当は幾度もこれまでにはあったわけで、
その事実に向き合っていなかったんですね…。
ようやく現実というものに向き合った私は、
3月1日にとうとう、カーナビを購入したのでした。

カーナビは道を教えてくれるんです
すごいです

でも、私がなんとなく知っている道を行きたい時に
違う道を指定してきてこちらは余計走りにくくなったり、
家や大学の出入り口を誤解していて、
家や大学からの出方を間違って指定してきたり、
なんでやねん
と思わされることも幾度もありました。

一度、なんとなくの状態でそのルートに確信がもててないという時、
カーナビ外した方がうまくいくんじゃない?と思って
実際にカンで走って、
その方がスムーズに行ったなんてこともありました。
「カーナビを超えた!」と私の自尊心は上がりましたが、
そういう問題じゃないでしょう。

そんな感じで最初はあまり仲良くなかったのですが、
最近はようやく、知らないところへ行く場合であっても、
家から出て最初をどう進むかについての指示については、
「カーナビに逆らう」ことを自信をもってやれるまでに
私のカーナビ・リテラシーが向上しました。
つまり、カーナビの使用をやめることではなく、
カーナビのいいところと付き合っていくことを
選択したわけですね

まあ実際は、以前はあんなに丹念に地図を見ていたのに
いまや地図を車に積むことさえやめ、
カーナビ依存体質への変化も遂げてしまいましたので、
私がカーナビに適応しなければならないというのが
現実的な事情としてあるわけです。

ということで、やっぱり初めてのところに行く時は
すっかりカーナビ頼みです。

今日も、初めての場所に行くのですが、
カーナビがあるので安心です。
カーナビは、どんどん知らない道へと私を誘ってくれます。
どこを走っているかもまったく気にせず
まるでミステリーツアーに参加しているかのような気分で
カーナビに言われるがまま、車を走らせること20分。

なんだか知っている風景が…

結局、いつも通っているバイパスへとたどりついたではありませんか

うーん…

恐るべし、カーナビ。

いつものところにたどりつくのさえ
ミステリー・ツアーにしてしまうその心とは…

私は、いつから知った道を走っていたんだろう?

どこでどこがどうつながっていたんだろう?

そんな「?」と、
「カーナビってすごいなあ、色んな道知ってるなあ」で
頭がいっぱいにしながら
よく知った道をスイスイと走らせていました。
カーナビが何も言ってこないので、
そのままスイスイとまっすぐ走っていたわけですが、
それはいつも大学へ行く時通っている道なので
こちらも安心感が違います。

なのに、その安心ドライブをしていた矢先、
「新しいルートが選択されました」というメッセージ。

…あれ?あれ?だって何も言ってくれなかったじゃない?

「200メートル先、Uターンです」

…無理
なんで急にそんなこと言うの~

と思っていたら、はい、気づきました。

そのバイパスは、この3月末に新しく完成したルートだったんですねえ
このバイパス開通のおかげで、大学への通勤路が
すべて「センターライン付きの道路」になってくれて、
(つまり、楽に離合できるだけの幅が確保された道路ということ)
大喜びしていたのでした。

でもカーナビは、そのことを知らないんですねぇ…

ということで、その新たなバイパスの始まりまで引き返し、
さっき行った方向ではない道へと進むと、それで正解だったようです。

というわけで、途中にそんなハプニングもあったり
若干曲がるところを間違っての修正があったりはしながらも、
カーナビのおかげで、スムーズにその後も運転を進め、
なんと20分も早く到着することができたのでした。

先に引用した明石行きの際には、

途中まではかなり順調に行っていまして、
「このままじゃ1時間も早く着いちゃう」なんて
余裕にひたっていたのですが…

いつの頃からか、私は大規模に迷ってしまっており、
結局2時間以上かかってようやく現地に着いた時には
すでに予定時刻を10分ほど過ぎてしまっていました


なんて記述が見られていたのですが、それとは大違いです。

viva!カーナビ

もちろん今でも、
早く家の周辺の地図を覚えておくれ、とか、
説明のポイントがゆるいよ、とか、
もっと早く言ってよ、とか、
私、狭い道嫌いだから、もっと広い道で案内してよ、とか、
いくつか不満はあるけれども、
(でもそれって、私が説明書を読めば解決するのかな…?)
頼りにしてるよ。
これからも、目的地へと私を連れて行っておくれ