中間玲子のブログ

仕事のこととか日々のこととか…更新怠りがちですがボチボチと。

生きるということ

2016-03-19 23:58:50 | 頭のノート,心のノート
以前も言及したことがあるのですが


「生きるということ」
を歌い上げるこの歌が最近リフレインしてます。



生きるということ 挑むということ 
終わりない夢を見て 進むということ


生きるということ 拒むということ 
輝きと夢だけを 選ぶということ



斉藤由貴さんのアルバム
『何もかも変わるとしても』の一曲です。

空と人生の違い

2016-02-15 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
ヤングとムッタが最初に出会ったのはムッタの弟・ヒビトが月に出発する日でした。

ヤング:自分の弟が宇宙に行くってのはどんな気分だ,お?

ムッタ:そうだな……ほとんど今日の空みたいだったな。最初はやたら曇ってて,そのうち中途半端な感じになって,今は……晴れてる。

ヤング:なるほどウハハハ。空な。まあ人生もそうだ。空模様と同じだ。晴れたり曇ったり。雨も降りゃ雷も落ちる。面倒臭えもんだぜ……。ところでムッタ。「空」と「人生」の一番の違いはなんだか知ってるか,お?

ムッタ:…いや,知らないけど……

ヤング:「空」は誰のもんでもない。「人生」は自分のもんだ。人生は,コントロールが効く。

宇宙兄弟(7) (モーニング KC) #61「コントロールおじいちゃん」)

死ぬまで生きる

2016-02-15 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
デニール・ヤングシリーズ再び。


ムッタ:なあ、ヤンじい。コントロールが効かないこともあるよな。遺伝で脚が動かなくなったり、不治の難病に突然かかる可能性もあるよ。

ヤング:避けようのないもんはそりゃある。その最たるもんが“死”だろ。格納庫に穴のあいたT-38があったろ。コントロールにミスはなかった。あの日もワシはいつもの高度をいつもの測度で飛んどったんだ。そいうが“鳥”だとわかった瞬間にはもうぶつかってた。かわいそうな事をした。ワシだって当然避けられるもんなら避けてるぜ。だがそれを言ってどうなる。ワシらは死ぬまで生きるだけだ。コントロールが出来る限り自由に飛び回るだけだ。」

宇宙兄弟(13) (モーニング KC) #124 手紙)

成長

2016-02-14 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
訓練を終えて,監督官のビンスとの対話を終えたムッタ。

レイジ「何話したんだよ?」
ムッタ「……ああ,かるく説教されちゃったよ」
   「おれが熱出したこととかね。『自己管理が甘い』『鍛え方が足りない』って」
   「あと俺がリーダーの時に新田のケイタイを探しにもどったことも『あの判断は——決して正しくはありません』……って。あの砂漠を月面だと考えてれば,あんな無謀な行動はとらなかったはず——……ってことだ」
レイジ「そうか……あん時は無理言って悪かったな」
ムッタ「いや…でも,こうも言ってたよ」
   「『君たちE班は一番アクシデントが多かった。その分一番成長したと思ってください』」

宇宙兄弟(12) (モーニング KC) #110「ランデヴー」)


生きるということ

2016-02-14 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
幼い頃からのムッタの心の支え,シャロン。
難病に苦しみ,会話はもちろん表情も作れません。
呼吸もままならない状態です。。。
ムッタがシャロンに語りかけます。

ムッタ「ねえシャロン……この先また怖くなったりして」
   「“生きる意味”とかに迷っちゃってもさ」
   「最後には必ず,“生きる”ことを選んでよ。」
   「生きてて欲しいんだよ。」

ムッタ「昔さ,「人は何のために生きてるの?」——って,シャロンにきいたの覚えてる?」
   「そん時シャロン,こう答えてたよ」

シャロン「私が思うに——」
    「そんなつもりはなくても,人はね——」
    「誰かに——“生きる勇気”を与えるために生きてるのよ」
    「誰かに——勇気をもらいながら」

宇宙兄弟(24) (モーニング KC) #232「答え」)

夢のドア

2016-02-13 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
元宇宙飛行士・英雄ブライアン・Jの講演


人の人生には,いくつもの“夢のドア”がある。人は…例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持った時,目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して,向こう側へ行くことを諦めちまう。「開けられるわけがない」——ってな。だがビビることはないんだよ。本当ははじめから——そんな“バカでかいドア”なんてものはない。小さなドアがいっぱいあるだけだ。

宇宙兄弟(23) (モーニング KC) #222「夢のドア」)


敵は誰だ

2016-02-13 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
ビンス「ミスターナンバ。今は2人だけの会話だ。正直に答えてください。君にとっての敵は誰ですか」
ムッタ「……敵……ですか?」

(略)

ムッタ「あのビンスさん……さっきの話なんですけど,俺にとっての敵が誰かっていう……」
ビンス「はい」
ムッタ「衛星やロボットの開発者も,技術者も,天文学者も科学者も,それから宇宙飛行士も,みんな宇宙が好きでやってる人々だから,いいんじゃないですかね,“仲間”ってことで。」
ビンス「……じゃあ君には敵はいないと……?」
ムッタ「いや……いないと言うか…,俺の敵は,だいたい俺です。自分の“宇宙へ行きたい”っていう夢を,さんざんジャマして,足を引っ張り続けたのは,結局,俺でした。他に敵はいません。」

宇宙兄弟(11) (モーニング KC) #107「本気の失敗」)

失敗を乗り越えたモノ

2016-02-12 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
ムッタ「ちょっと待ってくれケンジ これじゃダメだ。結構贅沢な素材をふんだんに使ってるんだよこれ。このままいったら合計で500ドル近く使っちまうよ」
レイジ「俺らには600ドル渡されてんだ 十分足りるだろ」
ムッタ「いや……これだと,1機作るのが予算の限界だ。失敗できない。失敗して壊れるの前提で,最低でも2機作れるくらいの余裕があった方がいいよ」
レイジ「やけに消極的だな 南波」
ムッタ「……モノ作りには……,失敗することにかける金と労力が必要なんだよ。いい素材使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ。だけど……,失敗を知って乗り越えたモノなら,それはいいモノだ」

  (宇宙兄弟(11) (モーニング KC)  #104「酒の約束」)

大切なのは「今」を最高にすること

2016-02-12 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
NEEMO訓練。訓練後に盟友ケンジと自分のいずれかがふるい落とされることを知り苦しんだムッタが出した答え


アンディとここで話してさ……目が覚めたよ,俺。それで……先のこと考えるのやめたんだ。わかってたけど…大事なのは結局…“今”だ。今この訓練が,どうやったら最高のもんになるかだけをかんがえることにした。やったことはきっと俺らの力に変わるはず…だからケンジ…ちょっとだけ,無理なことに挑戦してこーぜ。

宇宙兄弟(16) (モーニング KC) #157「スーパンダマン」)

コントロールできないことは考えない

2016-02-11 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
宇宙飛行士アンディ。NEEMO訓練中にチームメイトのムッタに語った言葉。


上が——“いつ誰を何のミッションに任命するか”なんてことは,誰にも分からんことだ。俺は去年のISSミッションが初のフライトだったわけだが…ずいぶん待たされた。同期の奴らがどんどん先に選ばれる中,なぜ俺だけ選ばれないのか,考え苦しんだ時期もある。「なぜ俺は任命されないのか」「他の奴と何が違う」「何を直せばいい」「デカい事に何か問題があるのか」「じゃあそもそもなぜ俺は宇宙飛行士になれたんだ」「俺はなんで」「今ここにいるのか」
正直…教官の前でペンを落としただけでも…「注意力が散漫な奴だ」と思われ,減点評価されるんじゃないかとビクつくことさえあった。

ムッタ「それで……アンディは,どーしたの……?」

考えるのをやめたさ。目の前にある訓練や仕事をさらに増やしてそれで頭いっぱいにしてやった。そういう意味ではこのNEEMO訓練は俺にはちと物足りんな。俺が本気のときは……もっとガンガン働けるぜ,ムッタよ。

宇宙兄弟(16) (モーニング KC) #155「アンディ」)

舞台で最高に輝くために

2016-02-11 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
バレエのレッスンの苦しさに負けそうな娘・オリガと母・エミーリアの対話。


エミーリア「人に見られる事をするには見えない踏ん張りが必要なの」
     「バレエは……苦しい?」
オリガ「うん」
エミーリア「そうよね じゃあ覚えといて」
     「苦しくて苦しくて大変な演技ほど 美しく見えるの」

宇宙兄弟(15) (モーニング KC) #143「宇宙飛行士の娘」)

頭で唱えても無駄!

2016-02-10 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
EVA(船外活動)で死にかけたことからパニック障害に陥ってしまったヒビト。
それを秘密裏に克服すべくロシア人のイヴァン・トルストイの元に身を寄せます。

イヴァンが焦るヒビトに語った言葉:


こうなってしまったら今度は逆にゆっくりと改善していくしかないのだよヒビチョフ。わかっているぞ,「俺は大丈夫」「EVAくらい平気だ」——自己暗示で意識を変えようと——何度もそう唱えたのではないか?できることから習慣づけないとダメだ……できない者が頭の中で「できるできる」と連呼したところで,それは何の経験にもならん!

宇宙兄弟(15) (モーニング KC) #142「曇りのち酒」)

どうせやるなら

2016-02-10 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
ムッタ「ヤンじいはそう一流一流って言うけどさ」
   「俺は宇宙飛行士になろうとしているわけで」
   「一流のパイロットにまでなる必要はないと思うんだよな 空にハート描いたりとか」
ヤング「ウハハッ んなことはわかってるぜ!」
ムッタ「え…っ」
ヤング「ワシはなムッタ…」
   「お前に“一流の宇宙飛行士になってもらいたいと思ってるんだ」
ムッタ「……」
ヤング「しかしワシには一流の宇宙飛行士になる方法などわからんし」
   「教え方も知らん」
   「だが……」
   「一流のパイロットになる方法なら教えられる」
   「やれるとこまでやって 何か見つけろよムッタ」
   「どーせやるなら」
   「その道の一流をめざそうぜ」

宇宙兄弟(13) (モーニング KC) #125「一流のパイロット」)

結局は「自分がどうしたいのか」

2016-02-09 19:00:00 | 頭のノート,心のノート
ジェーソン・バトラー(NASAの登場クルーを決める室長)の回想シーン


バトラー「おい 待てよロナウド」
    「聞いたぞ」
    「お前… 宇宙にも行かないままやめる気か」
    「やめるなら行ってからにしたらどうだ」
ロナウド「肩書きが“宇宙飛行士”になってから 6年半も過ぎたんですよ…」
    「この1年半は…何をやっても 空にすら上がれませんでした」
    「同期の仲間は どんどん宇宙へ行っているのに…」
バトラー「3年で行ける者もいりゃ 10年以上かかる者もいる」
    「そんなもん世の常だろ どこの世界でも同じだろう」
ロナウド「NASAにいて訓練を続けていれば宇宙へ行けるなんて…」
    「そんな保証はないじゃないですか」
バトラー「ああ ないな」
ロナウド「……」
バトラー「だが宇宙へ行った人間ってのは皆……」
    「そんなこと承知で続けた者たちだ」

宇宙兄弟(14) (モーニング KC) #137「魔法の裏技」)

来るべき時を楽しみつつ待つ

2016-02-09 07:00:00 | 頭のノート,心のノート
ヤング「ムッタは遺伝ってやつをどれくらい信じる?」
ムッタ「え…?遺伝?」
   「……できる限り信じたくはねーな」
ヤング「ワシの親父も祖父もなホットドッグが大好物だった」
   「ワシと同じように太ってて身長も同じだった」
   「何より飛行機やロケットが大好きなところまで同じときてる」
   「こりゃもう滑走路のごとく一直線な遺伝だ」
   「そんな親父もじいさんも晩年に脚を悪くしてな」
   「だからワシもそのうち悪くなるんだろうなと思ってるわけだ ウハハ」
ムッタ「……」
ヤング「杖の使い方もバギーの操作も 今のうちにバッチリ訓練しとこうという作戦だ」
   「フフフ 楽しいもんだぜ」

宇宙兄弟(13) (モーニング KC) #124「手紙」)