ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

LUMIX DMC-TZ3

2007-03-24 23:53:55 | 電子機器
 春先になると、ほとんど慢性化しつつある「花粉症」ではなく「デジカメ買いたい症」が再発する。今年はパナソニックのLUMIX TZ3を買ってしまった。恥ずかしい「きみまろズーム」「中高年の奥さまデジカメ」とかいう不本意なCMが流れていて、購買意欲を削がれている人もたくさんいると思うが、CMのキャラで商品を決めるのもなんなので、思い切って買ってしまった。CMキャラで決めるなら、今なら絶対abちゃんが宣伝している「FinePix F40fd」を買っちゃうもん。

 ずいぶん値動きが激しくて、店によって、日によって、1万円以上差が出ていた。午前中見た価格が夕方には7000円安くなっている店もあった。他の店を横目で睨んで値段を付け替える店のひともたいへんだろう。幸いにも価格.comの上位に近い値段で買えたのでよかった。

 去年の春に買った、LUMIX FX01があるにもかかわらず、またLUMIX責めである。FX01の使用感に満足していたので、操作上の不安はなかった。背面右下の連写ボタンの押し間違いが股に傷だったが、それも長押しでクイック設定に変更されていた。昨年出たTZ1はレンズキャップ使用だったが、今度はレンズバリア付きで、より小型化した上、28mmから280mmの広角10倍ズームになったので、あ、こりゃいいかもと思ってしまったのだが、そのレンズバリアが逆にちょっと不安だったりもする。途中でひっかかったりしなければよいが。

 3インチの液晶がでかくて見やすい。再生モードで縦に2画面表示する機能は、どっちの写真がいいか比べるときに便利である。3インチになれば当然ボディも大きくなってしまう。同じ機能なのに液晶のためだけに大きくなったのでは残念だけれど、10倍ズームもついたから大きいのだと思えば納得できる。時を同じくしてリコーの7.1倍ズームCaplio R6も出た。今度はいろいろと洗練されているようだが、せっかくだから10倍にしておいた。オリンパスからは18倍ズームのSP-550 UZなんかも出たが、あのデカさなら何十倍でも驚かない。

 FX01より100グラム重くてサイズも一回り大きい。本体同士で比べれば、ちょっとした差にしか思えないが、ケースに入れて持ち歩く場合は、けっこうなボリューム差を感じる。FX01を入れているウェットスーツみたいな素材のケースがいいんだけれど、厚みのあるTZ3を入れられるサイズのものが売ってなかった。しかたがないのでハクバのデジタルポッシュという安いヤツを買った。だいたいちょうどいいサイズである。

 今回はSDカードは買わなかった。このあいだまでW41Hで使っていて行き場のなくなったSanDiskの1GBのminiSDをアダプターに挿して使うことにした。記録速度も転送速度も問題ないのでこれでOKとしよう。

 メモモードは内蔵メモリに撮影画像を1MB以下の小サイズで記録できる。バスの時刻表とかちょっとした覚書を7MB占拠することなしに使える。容量12.7MBで確実に36枚以上保存できる。専用のメモモードで見るので、SDメモリのたくさんの撮影画像を繰って時刻表を探し出すよりも便利そうだ。

 EX光学ズームは最大15倍までズームできるけれど、720万画素のうちの真ん中を切り出しただけで、PCに取り込んで真ん中をトリミングすれば同じことになる。それがめんどくさい場合には役にたつ鴨新米。

 マルチアスペクトは、16:9、3:2、4:3のどのタイプでも広角28mmの写真が撮れる。ここんとこが、LX2よりいい。あれは16:9のときだけ28mmだったので、ブラックボディのLX2はかっこよかったんだけど買う気にならなかった。

 いちばんのキャッチフレーズは「手ブレ補正」「高感度」「動き認識」のトリプルブレ補正ということで、まだあんまり体感していないけれど、もう今時の最新デジカメはどれもみな同じような機能を搭載し始めていて、必須条件になってしまうだろう。顔認識などという機能のついたモノまで出てきたし。そのうち胸認識、尻認識、○○○認識とか、感情認識好感度とか、わぁわぁいうとりますが。

Myデジカメ病歴

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