ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

『ベイマックス』

2015-01-17 18:07:13 | 映画[は]
『ベイマックス』

 監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ

 風船みたいなケアロボットが大活躍。マーベル・コミックをディズニーが映画化。コミックとはいろいろ変更されているらしいが、元を知らないのでどうでもいい。主人公は天才科学少年ヒロ。サンフランシスコと東京がミックスされた架空の都市サンフランソウキョウが舞台ってところからして、全編に日本の要素がたっぷりとちりばめられている。ベイマックスの顔も、鈴がモチーフになっているようだ。日本人からしてみれば、馴染みのあるシーンやアイテムが頻繁に出てくる、ちょっと特別な味の映画という気分。

 内容も知らずに見たので、優しいケアロボットと病気がちな少年の話かと勝手に思っていたのだが、全然ちがった。ちがってよかったけど。マーベル・コミックらしいヒーローな展開やら、マンガならではの天才科学発明やらで楽しさも倍増。優しいロボットのベイマックスも愛らしく、嫌味な所のない造型になっている。但し、腹のでっぱり具合は米国によくいる中年のおっさんそのものである。
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『パシフィック・リム』

2013-08-24 18:21:49 | 映画[は]
『パシフィック・リム』

 ある日、海の底からぞくぞくと湧いてくる怪獣が都市を破壊し始めた。逃げ惑う人々、これはただ事ではない、このままでは人類が滅亡してしまうと危惧した人々は、力を合わせて巨大な人型戦闘兵器ロボットを開発した。ロボットのサイズは80m前後、アメリカの映画なのでもちろんアメリカのロボットがいちばん活躍するようにできている。

 「イェーガー」と呼ばれるロボットの内部には、2人のパイロットが乗り込み、精神をシンクロさせてマシンを操ることになる。日本ではお馴染みのあれやこれやと一緒で人間が内部の操縦席に乗って動かすタイプ、しかしこのパイロットたちは座席に座らない。巨大なロボットの中でロボットと同じ姿勢で歩いたりパンチを繰り出したりするのだ。その姿はついつい笑ってしまう凄さである。

 敵である怪獣は、ゴジラやガメラのようなかっちょええ怪獣ではない。クローバーフィールドに出てきたような、いわゆるキモい怪獣である。どうしてそんな怪獣が現れ出したのかは追い追い明らかになる。怪獣はアルファベット表記で「KAIJU」となっている。「NINJA」、「FUTON」、「YAKUZA」みたいにな感じだね。

 ロボット自体はマニア心をくすぐりそうな工場萌え的なかっこ良さだが、白昼堂々と佇んだりしないし、暗い夜や海底でKAIJU相手に素早く動き回る出し惜しみ感で、なかなか全体像がつかめない。「チェルノ・アルファ」という名前のロシアのロボットの造形などは悪意さえ感じる。日本のロボット名は「コヨーテ・タンゴ」という日本人なら誰もが思いつきそうもない名前。どうせなら「ゲイシャ・ワルツ」のほうがよかったかも。

 かなり重要な役どころとして菊地凛子も出演している。何度か日本語を喋るシーンもあるが、なぜかたどたどしく聞こえて、ハリウッド映画にありがちなインチキ日本人かと思った。それから「あしだまなだよ、つままれてるよ」でお馴染みの芦田愛菜も出演しているが、こちらの出演シーンはチョイ役程度。

 大雑把に言えば、次々に登場する獣を退治するために、大日本人、大中国人、大米国人、大豪州人、大露西亜人が力を合わせて闘うわかりやすい実写版ムービー。戦闘シーンは動きが目まぐるしいので3Dで見たら難病になっていただろう。2Dで見てよかった。以前3D見てから片頭痛になったことがあるので3Dトラウマになってしまった。
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『プロメテウス』

2012-08-28 09:01:40 | 映画[は]
『プロメテウス』


 『ブレード・ランナー』 『エイリアン』のリドリー・スコット監督作品。ガッチガチのSF映画。またしても予備知識ほぼゼロ状態で見に行ったのだが、どうやらその二重あご外国人にそこはかとなくかかわりのありそうな映画らしい。

 テーマは人類の起源。

 子:「ねぇねぇおかあさん、人類はどこから来たの?」
 親:「コ、コ、コウノイケが運んできたのよ」
 子:「えっ、コウノトリじゃないの?」
 親:「あ、それそれ!」
というような会話でお馴染みの人類の起源である。

 そんなわけで考古学上の発見を元に、なんとなく人類の起源を解明するために旅立った宇宙船プロメテウス。辿りついた惑星で出会う驚くべき現象を前に「おい、よせ、やめとけ!」と観客がつっこみたくなる場面がザクザク登場、そんな観客の心遣いも演者には届かず、怒涛のようにエンディングまで突っ走ってしまう。「腹切ってそんなに動けるか」というつっこみは80年後の医療最前線を確認してからにしよう。

 主演は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のノオミ・ラパス。主演とは思えぬ途中までの目立たなさが不思議で面白い。シャーリーズ・セロンはどうやら主演というわけではないようだが、最初から目立ちっぱなし。

 この映画、賛否両論あるようだが、リドリー・スコットが監督して宇宙船が出てくるSF映画を、評判いまいちだからと言って見逃しちゃうことはできそうもない。きれいなCGや巨大なスペースシップのデザインはじゅうぶん目を楽しませてくれる。人類の起源などという大風呂敷なテーマがハードル上げちゃってるのかもしれないし、どこかで見たようなシーンもあちこちに登場するが、「あ、このシーン、アレに似てる」とか「ここはやっぱり間に合わないな」とか「出るぞ出るぞ、ほら出た」とか不純なことを考えながらも、純粋にSF映画を楽しめたのでそれでいいや。

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『バトルシップ』

2012-05-19 19:42:14 | 映画[は]
『バトルシップ』

 こともあろうに地球人は、自分の星がどこにあるのかを遠い宇宙に向けて知らせてしまった。その電波を傍受した宇宙人が巨大な宇宙船で舌舐めずりしながらやってきて地球人がえらいことになる映画。ストーリーの流れはよくあるエイリアンものと大した違いはなく、あれは何だ? 宇宙人だ! 攻撃してきたぞ! 地球のために戦おう! というパターン。そして宇宙人はとても太刀打ちできそうもない圧倒的な力で攻撃を仕掛けて来て、地球人を絶望のどん底に突き落とすのだ。しかしその圧倒的な強さはなぜか最後まで続かない。続いちゃったら映画が続かないから痛し痒しである。物凄いパワーで攻めてきたと思ったら、地上の大気に触れた途端死んじゃった宇宙人やら、コンピュータウイルスごときにやられちゃった宇宙人やらも過去にいたので、まぁ、だいたいの宇宙人は2時間持たないということはわかっている。浅野忠信も艦長ナガタとして目いっぱい出演している。ミズーリのシーンはクサいけれどかっこよかった。宇宙人好きな人と軍艦好きな人にお勧め映画。
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フレンチ・ウィンドウ & アーティスト・ファイル

2011-04-24 22:25:02 | 映画[は]
「フレンチ・ウィンドウ展:デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線」@森美術館

 「マルセル・デュシャン賞」10周年記念としてグランプリ受賞作家など28名の作品を展示。もちろんデュシャンの「作品?」も展示してある。便器とか、便器とか、便器とか、黒木メイサとか、あ、それはちがう。

 サーダン・アフィフ《どくろ》は、銀色の玉に映る天井模様からドクロが出現。広い天井を見上げてもそれとはわからない、大仕掛けなだまし絵的な作品。意外性があって面白い。

 マチュー・メルシエ《電気コード》:壁からちょこっと突き出したコードだけの立体なのに、いかにもそこを電線が通っていたかのように勘違いさせる馬鹿馬鹿しさが好き。

 リシャール・フォーゲの作品は、小さな子供自転車のありとあらゆる箇所にワイヤー錠が巻かれている。盗めるものなら盗んでみろと言いたそうな自転車だが、盗難が多いことを皮肉った作品のようだ。

 タチアナ・トゥルヴェ《岩》:その名の通り、岩に鍵がたくさん取り付けてある作品。なんか鍵の意味合いがありそでうっふん、なさそでうっふん、どうでもいいのに何故かその存在に威厳を感じる岩。盗めるものなら盗んでみろと言っても、鍵や取っ手がついているので逆に運びやすかったりして。

 MAM PROJECTでは田口行弘のコマ撮り映像作品が見られる。こりゃやたらおもろいぞ。



「アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち」@国立新美術館

 大通りを渡って新美術館へ。アーティスト・ファイルは8組のアーティストを紹介する企画。図録も8冊組で売っているので買ったことはない。今年はなんかいまいちパぁっとしないなぁ、と思いながら歩いていたら出口に着いてしまったって感じ。

 松江泰治のずっと動いているビデオ作品で、どこかの国の鉱山のような風景をダンプカーがジグザグに上り下りしている映像はちょっと面白い。まるで透明プラスチックのアリ塚みたいな雰囲気。

 タラ・ドノヴァンのストローでできた《霞》がぼわぁぁんとしていて、ちょっと見、なんだかわからない。近くで凝視していたら「線から中に入らないでください」と注意された。
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『バイオハザード IV アフターライフ』

2010-09-17 08:44:01 | 映画[は]
『バイオハザード4 アフターライフ』

 中島美嘉がザクロに噛みついたことから生じた夢から覚める瞬間、東京から始まるストーリー、ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス)の感染ゾンビ映画。

 1作目が地面の下、2作目が市街地、3作目が砂漠、そして4作目はアルカディア号? 安全地帯といわれるアルカディア号を目指して刑務所ビルからの脱出を試みるアリスと生存者たち。その前に立ちはだかるアンデッドの大群。

 それにしても、アリスの想像を絶する攻撃力、破壊力はいったい何なのだ。あれなら銃も剣も要らないじゃん。でもそれじゃ映画にならないか。

 3D映像で迫るゾンビ。映画界こぞって3D流行りだが、そのために3Dメガネ代300円~400円が追加料金として徴収される。映画代の実質値上げみたいな雰囲気になっている。3Dメガネをするのも微妙なストレスを感じる。早く、何もしなくても3D映画を見られるような時代になって欲しい。
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『フラワーズ』

2010-06-14 19:46:31 | 映画[は]
『Flowers フラワーズ』

 「全員悪人」アウトレイジを見たあとは「全員美人」でリフレッシュヽ(。_゜)ノ
蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子。綺麗な主役が6人、まさに「夢の共演」

 でも、オムニバスではなく、親、子、孫、昭和初期から平成21年まで、時代を超えて結びついている女性たちのさまざまな生き方が描かれる。

 映画は年代順ではなく、いろいろな時代を飛び越えながら進行する。ほぼ反則気味なモノクロームの蒼井優、昭和40年代はレトロな雰囲気、そして現代を行ったり来たりして、自分らしく生きる女性がスクリーンに舞う。親がいたから自分がいる。そしてある女性は言う。「生きているだけで楽しいんだよ」

 どう生きようか迷っている女性にお勧め。6人の美女に戸惑っている男性にもお勧め。
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フォース・カインド

2009-12-20 00:24:52 | 映画[は]
『THE 4TH KIND フォース・カインド』

 「信じるか信じないかはあなた次第です」という、やりすぎ都市伝説みたいなキャッチコピーの似合う映画。アラスカ州北部の町で、不眠症の住民が多数発生。心理学者アビゲイル・タイラー博士の治療映像が実録映像として残されている。そのモノクロ映像と並行して、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の再現フィルムが上映されるという、一風変わった手口の映画。

1st KIND 目撃
2st KIND 痕跡
3st KIND 接触
4st KIND ・・・・さてなんでしょう?

 その実録映像に、誰も見たことのないとんでもなくへんなもんが映っているかどうかはあなた次第です。←なんでやねん

 帰りに、近頃話題になっているタジン鍋を2480円で買ってきた。この形は5st KINDかも。
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バーン・アフター・リーディング

2009-04-29 23:14:32 | 映画[は]
『バーン・アフター・リーディング』

 ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/ジョン・マルコヴィッチ/ティルダ・スウィントン/フランシス・マクドーマンド。豪華なキャストで、なにをやっているのか最初は意味不明な映画。予告では、バカっぽく踊っているブラッド・ピットの印象だけだったので、なんとなくコメディかなと思っていた。シリアスというわけでもなく、大爆笑というわけでもなく、なんだろう、この映画の微妙な立ち位置は。

 最初のうちはクソ面白くもなく、いやぁ、これはハズしたかな、と思って見ていた。中盤過ぎても、いやぁ、これはハズしたかな、と思いながら見続けた。とはいいながらも、ひそかに何かを期待している自分を客観的に感じてしまう悲しさをひしひしと感じながら見続けていると、終盤に差し掛かって来て、そんな期待が思わぬ方向から投げかけられてきて、ああ、なんとなく少しは面白みがあるにはあるなぁと感じ初めて、ようやくふたつみっつクスリと笑った。そしたら終わってしまった。つまんなくて寝ちゃう映画ではないけど、ヘンテコな映画の部類に入るのかな。あんましお薦めしたい映画でもないか。
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ベンジャミン・バトン

2009-03-01 21:58:58 | 映画[は]
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット。老人の体で生まれて、だんだん若返って行くという、ありえないシチュエーションで、宇宙人襲来のほうがよっぽど理にかなっていると思うほど荒唐無稽なので、映画の方も、どんなもんかなぁと、あまり期待していなかった。しかし、ありえない法螺話はその一点だけで、あとは山あり谷ありのベンジャミンの人生を真面目に描いたいい映画だった。自分だけが若返ることによって生じる、いろんな形の「別れ」が切なく語られる。生きること、年を重ねることの意味を考えさせられる映画だ。

 皺だらけのベンジャミンが年を追うごとに皺が減って若返る。もういい加減、歳とっちゃった人には、なんともうらやましい話だ。老人で生まれるのはちょっとアレだけど、今後、年老いて死ぬのと、若返って死ぬのと比べたら、今からでも受付OKなら若返りたいなぁ。「普通に人生を全うするのが一番さ」なんて言われるだろうけど、数奇な人生はそうそう簡単には手に入らない。好きな人生もなかなか手に入らないんだけどね。
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ハンコック

2008-08-23 21:46:18 | 映画[は]
『ハンコック』 オフィシャルサイト

 いかにも薄汚い恰好で、道端のベンチでグースカ眠りこけているウイル・スミスに、通りすがりの子供が近づき、「ハンコック、悪い奴がいるよ」と声をかける。電気屋のショーウィンドウのテレビでは悪い奴が大暴れ。しかしハンコックはうざったそうに寝ているだけ。そんなスーパーヒーローに呆れた子供は「asshole」と毒づいて去ってゆく。そんな、どうしようもなく、飲んだくれで、ぐーたらなスーパーケツの穴ヒーローのものがたり。

 そうはいっても、スーパーヒーローと呼ばれているくらいだから、いろいろと人助けやら犯罪者追跡に出向いたりするのだが、やることが手荒なため、ハンコックの現れるところは、いつも甚大な被害の山、ビルは壊すは、道路は壊す、救助のはずが怪我人まで出る始末。ロス市民から鬱陶しがられて、「お前なんかニューヨークにでも行っちまえ」とののしられる。

 そのろくでもないハンコックが、とあるきっかけで、市民に愛されるヒーローになろうとするのだが、さてどうでしょう。なんと、ハンコックはアンパンマンより悩み多きスーパーヒーローであった。けっこうコミカルな映画で、笑えるシーンあり、とんでもない展開ありで、ダークナイトとは違って、家族そろって楽しめそうな映画である。
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ハプニング

2008-07-26 23:23:30 | 映画[は]
『ハプニング』 オフィシャルサイト

 ぽぉにょぽにょぽにょ♪ ←しつこい?

 M・ナイト・シャマラン新作。「シックス・センス」はけっこう好きだったけど、「サイン」みたいなお笑い落ちもあって、見ない方がいいかなと、やや心配しながら、それでも気になるので、あくせく働いて稼いだお金を使って自己責任で見てきた。←(そこまで言うこたぁないが)

 ┌【∵】┘♪└【∵】┐♪┌【∵】┘♪┌【;´o`】┐

 いいかい君たち、映画ってもんはなぁ、見ているそのひと時を楽しむものなのだよ。最後はどうなるのとか、あの人は死んじゃうのとか、犯人はだれなのとか、そういう些細なことはどうでもいいのじゃよ。君たちも遊園地でジェットコースターに乗るじゃろう。あるいは観覧車に乗るじゃろう。そういう時に、一周まわったて降りるときのことを楽しみにしながら乗る人はおらんじゃろう。なぁ。映画とて同じことじゃよ。見ている時間を楽しんだならそれでいいじゃないか。ああ、もうこんな時間だ、わしは寝るよ。なんだか無性に眠りたい気分じゃよ。そっとしておいておくれよ。なぁ。それじゃひとつがんばってな。何をって、いろいろじゃよ。
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僕の彼女はサイボーグ

2008-06-01 21:36:38 | 映画[は]
僕の彼女はサイボーグ オフィシャルサイト

 さえない男ジローは、街で綾瀬はるかと出会う。その出会い方はロマンチックでもありストーカー的でもある。ちょっとキモイから普通ならヤバイと思って逃げる。しかしジローはつかまってしまう。そして綾瀬はるかは軽犯罪の数々を犯して帰ってゆくのであった。おしまい。

 じゃなくて、未来から来たというサイボーグの彼女とジローとが繰り広げる珍道中の数々と、ふたりの関係の謎に迫るSFスペクタクル映画!感動大巨編!!・・・また心にもないことを書いてしまった。

 タイムマシンとかロボットとかもちろん好きなので、それなりに楽しめる。ロボットならではのペーソスがあり、また、ロボットならではの勘違いはお笑いネタの宝庫である。すごいタイムパラドックスだが、そんなことをとやかく言うようなハナシでもないので、コスプレ綾瀬はるかがお茶目に笑いを取っているのを見ているだけで心がなごむ作品なのであった。

 大活躍の綾瀬はるかはマジックアワーにも出るようだし、その次は座頭市をやるらしい。予告編で人を斬っていた。
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秘密結社鷹の爪2

2008-05-31 23:13:59 | 映画[は]
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ オフィシャルサイト

 ムダに生きるか、ムダな映画を見て死ぬか、お前が決めろ!

 そんなキャッチフレーズではない。

 あいかわらずくだらないFLASHムービーで多少笑ってきた。リアルタイム予算ゲージもグレードアップ、告白タイムにリラックスタイムも加わって波乱万丈、血沸き肉踊る21世紀最大のサイバーアクションムービーになった、いやなってない。たくさんのスポンサーもついてデラックスになったが、座席の下のアンケートスイッチはついてない。なにはともあれ、島根県の人にとっては見逃せない映画である。全国に微妙に散らばるTOHOシネマズで絶惨上映中!

 た~か~の~つ~め~!
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ブラックサイト

2008-04-20 01:54:32 | 映画[は]
ブラックサイト オフィシャルサイト

 そのサイトを見に来る人が多ければ多いほど、ターゲットは早く死ぬ。だから見てはいけない。という映画。そう言われても見に来る人は増える一方で、アクセス数はウナギ登りで犯人の目論見どおりに事は運ぶ。クリックひとつで何でも見られるネット社会の暗部を描いた猟奇犯罪映画。実際にこんな事件が起こったら、たぶん映画と同じことになるだろう。見るなと言われれば見たくなる、マスコミは面白がって煽り立てる、あちこちに話題のスレッドが立ってあーだこーだと書き込んでは「あ、いま死んだ」とゲーム感覚で実況されるのは間違いない。R-15指定だけあって、えぐいシーンも多いので、そういうのが苦手な人は見ないほうがいい鴨。でもラストシーンは嫌いじゃない。
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