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日記。

臺灣人のことわざ。日臺対譯(対訳)焼餅焼

2014年11月25日 | 台湾風俗誌
俚諺(ことわざ)
[や]「焼餅焼き:やきもちやき」

三禮拝六點鐘 サイレエパイ ラクテアムチェン(撈醋矸)(食醋)

臺南重慶寺に昔一箇の醋甕あり妻妾愛衰ふ時、此寺に詣で醋甕を攪拌し祈る時は他女を病ましめ
愛を恢復することを得ると迷信し居れり是より宿六の胸倉を取るを食醋と稱し、
又撈醋矸と云ふ三禮拜云々は一種の謎なり云ふ心は三禮拜は三週間即三七、二十一日、
二十一日は即廿の字、六點鐘は一時二時未刻、三時四時は申刻、五六時は酉の刻なり依て酉に昔は即ち醋の字なりとの意にて醋燒鉼燒の簡稱なり


676ページ 台湾風俗誌 第八集 第1章より



そして、521ページ
第七集 第1章 臺灣人の怪談奇話 第40節に同じことが書いてありました。

「重慶寺の酢瓶」
重慶寺は臺南市重慶寺街にあり、元基本堂に一個の醋瓶あり、此の醋瓶は放蕩を止めしむるに効ありと云ふ、
例えば夫が蓄妾をなし其妾を愛して正妻を疎んずるが如きことあるときは、正妻は此の重慶寺に詣で焼香焼紙の後、本堂の本尊千手観音に祈願し、夫の心を挽囘せられんことを祈り、而して箸を以って其の醋瓶を攪拌すること二三囘、斯くん詣っる二三日にして不思議にも夫の心變り、其の心正妻に傾くと云ふ、今臺灣語に撈醋矸ラオソオカヌ「嫉妬」なる語は之より出づと云ふ。

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