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日記。

第6節 薬を送る 『送薬』

2012年03月15日 | 台湾風俗誌
第6節 薬を送る

醫士あり、居を遷す、乃ち四隣に謂て曰く、向來不如意にして、別物の呈すべきなし、各位に藥一帖を呈せんと、隣人辭するに病なきを以す、醫士曰く否な、我れ藥を服すれば、自然に病を發し來ると

あるお医者さんがお引っ越し。近所の人に挨拶に行く時、「どうぞ何も用意してなかったので、別に差し上げるものはございませんが、お近づきのしるしに薬を差し上げます」と医者
近所の人は「エー、別に病気じゃないから、要らないよー」と言った。
医者は自信ありげに「いやいや、大丈夫です。私の作った薬を服すれば、自然に病気がやってきます」これには一同顔を見合わせたとさ。


有一位醫生搬家、臨走時對鄰居説、『幾年來一直打擾各位芳鄰、為了答謝各位的應、特別奉送各位每人一副藥。』鄰居都沒有病、因此就辭謝不收、可是醫生𨚫說、、、『各位就先收下吧、因為你們吃了我的藥、以後自然會生病的。』