なんか秋だからか長めのレポートになりました。
長文その1
チキンラーメン日清の安藤百福さんは祖父森永信一と台湾で一緒に暮らしてました。
両親を早く亡くし祖父母に育てられてた百福さんを小学校が近くにあるので曽祖父の勧めで家から通ってたそうです。
この曽祖父は茗荷谷にある台湾協会学校の一期生です。(今は拓殖大学)
福井県人で、テニスが好きで晩年は囲碁を趣味としてました。
曽祖父の息子は三人、その長男が僕の祖父、百福さんとは次男が同級生でした。
曽祖父森永信光に勧められて朴子の図書館の司書をされてたそうですが、その後、商売の道に進みました。
という事を百福さんの自伝を読んで知りました。
長文その2
その頃は曽祖父は台湾の東石郡の郡守というのをしてました。帰国後、福井の震災と空襲に遭って福島の祖父母の家では肩身がせまい思いをしてたから、きっと立派になった百福さんのことを知ったらどんなに喜んだことかなー。と思います。
後日談、、、、
何年か前マクドナルド食肉問題で沸いていた頃、ちょうど曽祖父の事で日清に問い合わせていました。
ついつい新製品の開発にアドバイス、しました。
この食肉不信の時代の中で野菜だけのカップラーメンがあったら良いなと提案しました。台湾でもウケますよーって思って。
担当の方は開発部に転送しますと言ってくれて、無事に半年以内に「ベジータ」という野菜だけのカップラーメンを作ってくれました(思い込みかもしれませんが)
正直「ベジータ」が国内で売れたとは聞いてませんが、変わった発想をバカにせず商品化するその創業者精神が日清に今も息づいてる気がしました。ビーガン向け食品は海外の需要の方があるのかもしれないです。
今は「謎肉」と言うカップラー麺に入ってる不思議なお肉を僕は喜んで食べてますー。